セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

国立小劇場  旧友の舞

2008-09-27 | セカンドライフ
15歳の時部活のバレーボールでチームメイトになった友人の
晴れ舞台を観に行った。
20分近くたった一人で舞った越後獅子は圧巻であった。
小気味良いリズム感、軽やかな舞い、迫力のある振り
凛とした雰囲気どれをとっても
おさげ髪の少女の頃の45年後、納得の舞台であった。

高校の仲間たち6人で終了後楽屋に挨拶に言った。
「皆んなが見てくれていると思って頑張ったんだけど緊張しちゃって
失敗失敗、残念!」と明らかに素直に喜んでくれた。

伝統ある日本舞踊晴れ舞台を亡きお母様のお写真を楽屋に置いて
見守って頂いたのだろう。
その写真はお母様が80歳を過ぎてなお舞台に立っている素敵な写真だった。
彼女はこれからも精進を続けお母様を越える事が目標であろう。
そして何よりの親孝行となる事だろう。
感動を大事にしたくて帰路は皇居の周りをゆっくり東京駅まで歩き
仲間と語った。