セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

男女の友情

2009-01-13 | セカンドライフ
今迄に何度となく男女間に友情は成立するか?と言う
会話がなされてきた。
私としては「ある」9割の方は「ない」と言う。

私が高校1年生の時ある男の子K君から
「おい、おめえ俺と親友になんねえか?」と、言われた。
きれいに言うと
「ねえ、君僕と親友になりませんか」と言うところだ (*^_^*)
友達と言わず親友と言った所が15歳の彼の可愛さかな?

15歳で異性にも興味を持つ多感な年ごろ。
田舎の山猿では有りましたが何気に片思いの男性が随分いました。

私は南房総の先端の町で育ち小学校は4年生まで「文教場」で学んだ。
今で言う分校。
田舎町でも更に山の中。平坦では有るが周りは山、田んぼ、畑、小さな
雑貨屋が一軒。

高等学校に行くための電車通学が、まるで東京行きの様に思え、毎日が楽しく
車窓から房総のきれいな海を堪能しながら通学した。

男女関係など全く無く憧れしか感じない年頃。

それなのに突然「親友」と言う言葉を聞きびっくりした。よく理解できないが
「うん、分かった」と言い仲良く遊び、お喋りを、スポーツを楽しんだ。

”いい奴 ”では有るがあくまでも恋だとか恋愛の対象に思った事はない。
彼には大好きな三つ編みの似合う可愛い彼女がいたし。

彼の結婚式にも招待されご家族公認の親友の儘で時は流れた。
毎年1月3日の夜は年賀状をくれているのに電話が有り「今年も宜しくな」と。

彼も私の事を恋愛対象ではなく「親友」の域から出なかった様だ。
男女の関係は微妙なものでどちらかが少しでも異性としての感情が
有ると成立しない。要はバランスと言うべきか。
何かの用事で皆と会っても周りから見て不自然には映らないらしい。

仲は良いけど恋人ではない関係・・・・・他人から見ると簡単な様で難しいらしい。

45年間、男友達として難なく来られたのは幸せと言えるかもしれない。
何かにつけ親切に面倒を見てくれて有難い男友達。
上京する時も電話をくれ一緒に食事をしたり、
まあ、早い話が女性友達と同じわけで。
彼も全く同じ感情と言う所が長持ちの秘訣。