セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

おみやげ付き探し物

2013-04-10 | セカンドライフ
      

思いがけない所から、思いがけない物が出て来るものである。
既に記憶は遥か遠くに飛んで行ってしまって、手にとってもピンと来なかった。文字も英語じゃなくどこの国のカードかしら?疑心暗鬼で大きなルーペを出して読んで見たら、たった一つのワード「イスタンブール」と読めた。

私が未だ40歳後半の頃、そう言えば娘(24歳)は「トルコに行っていた」のだった。有名なブルーモスクの有るイスタンブールは私も憧れだった。娘の居る内行きたいと思っていたが、現役だったので叶わない内、彼女は帰国してしまった。
「大きな市場が有ってジャガイモが洗面器に山盛りで、何と¥100なのよ、安いでしょ!」なんて興奮していたっけ。
         グランドバザールのほんの一部

娘は家賃が安いからと、アジア側に有るアパートんに住んでいた。イスラム教のコーラン(祈りの声、音)が早朝からうるさくて寝ていられない、けど楽しくて興奮するばかりと。毎日ヨーロッパサイドに船やバスで通っていたらしい。
トルコ語の学校へ通ったり、毎日グランドバザールへ行って絨毯屋さんのお兄ちゃん達とお喋りをしたり(皆さん日本語が少し話せるらしい)若い頃ってそんなパワフルな都市で刺激を受けるのが嬉しい事なのね。

未だ未だトルコの為替は今よりずっと安い時だったので、費用も余り負担にならなかったようだ。首都アンカラ迄バスの旅行を楽しんだり・・・・何が有っても後の祭りで「あーそうなの?良かったね」としか言う事が無かった。もしイスタンブールからアンカラ(遠い東サイド)に行きたいと、事前に言われたら、交通事情や諸々で心配だったかもしれない。バスだって日本の長距離バスとは全く違うんだものね。

まあ若い者って怖い物知らずと言うか、今なら頼んでも(同じ環境に)行かないかもしれない。
「異国で生活をする事を許してくれて有難うございます」と書いて有り、何だか胸が一杯になってしまった。

初めての事では無く、「卒業旅行」と称して21歳の真冬ヨーロッパ旅行も数週間行っていたし。

「今、ロンドンに着きました。12時間の空の旅はとても疲れました。皆さんグループ参加なのに、一人参加は自分だけなので、ホテルもシングルなので、一寸淋しいです・・・・」なんて絵ハガキが届いた時には21歳の娘の一人旅行、さすがに帰国する迄心配した。

でも社会に出てしまえば、事情がどうなのか分らないので行く事には大賛成だった。家庭教師のアルバイトをして、お金を相当溜めていらたしい。

色々な事が有ったけど、想い出のお蔵に入ってしまっていた。様々な事を思い出させてくれた、昨日の探し物の、大きなお土産だった。孫の事等、想像すらしていない頃の古い昔の話。