ここ数日ケンはすこぶる元気。そいうえば去年の今頃もこの時期までは
とっても元気だった。恐ろしい事が起きたのはこのあとの事。そもそもは、
朝ごはんを少し残すことから始まって、それが昼ごはん晩ごはんも残す
ようになって、挙句の果てにはまったく食べなくなって、ごはんを用意した
だけで、部屋の隅にかくれるようになり、その翌日の朝、立てなくなった。
病院に連れて行くと、「慢性腎不全」・・・治る事がなく進行性の病。
バカな飼い主は、「あら~、年寄りになるとわがままでごはん食べない」
なぁ~んて思いこみ、朝の時間のないときには、なかなか食べてくれない
ケンに対して舌うちなんかして、最低な飼い主でした。
すでに尿毒症を起こしていて、脳障害まで起こしていて、
もう少しで殺すとこだった。10歳からは年に3回の健康診断を受けて
いて、その結果が良好なことに安心しきっていたのがいけなかった。
それから懺悔の毎日で、職場にも説明をして一日の休みを半日ずつ
取ったりしながら毎日毎日ケンを病院へ連れて行っては
皮下補液やら点滴やら。
少しよくなってきたときに、ケンお気に入りの軽井沢へ連れて行くと、
その日からごはんをパクパク食べてくれるようになって、
去年のあの日のことは忘れられません。
みなさんのブログなどでも慢性腎不全の事が載っていて
それをみると、停滞期が少しあってそしてまた状態が悪くなって
階段を、どーんどーんと落ちていく感じ・・・という。
病院にも訪ねると、どうやらそんな感じ。
・・・だけど、ケンの場合その停滞期がなんだか長い、
この時期になると怖くて、毎日ドキドキしながら生活している。
<飼い主の心配をよそに、かぼちゃをねだるケン>
<そんなときでもカメラ目線は忘れないケン>
<ん~っ、うまい!>
<ん~っ、うまい!でもカメラ目線なケン>
<もう何もくれないとわかると、寝るケン>
ストレスはどんな病気に対してもいけないと思って、なるべく
ストレスはかけないように、やりたいようにさせている。
・・・だからかもしれないけど、やりたいほうだいなケンです。
今朝も我々は4時半くらいからケンに起こされました。
これも元気な証拠。うれし~やら悲しぃ~やら。