笑日和

わんこと楽しく

笑ちゃんの父ちゃんの事。②

2023-04-15 08:56:40 | 笑ちゃんの父ちゃん。

2020年10月。

部屋の厚手のカーテンを変える事にしました。

無地のものから、

 

木々に小鳥のものに。

後に、『あのときこれに変えて良かったなぁ』と、

父ちゃんがしみじみと言う事になるとは。

 

11月。

父ちゃんの肋骨の痛みは、一向に治らず。

それでも、まだ普通の会話はしていた頃。

 

父ちゃんの洗濯物、

カゴにも入れず、ほんと、何度言っても頭にくること。

 

『ねえ?足の指は1本しかないの?』

 

そんな事も言っていた母ちゃんでしたよ。

 

デパートへ買い物へ行って。

一枚の敷物にスーっと引き寄せられて。

どこに敷くのかも想像もつかないのに、

お持ち帰り。

 

家に帰ってから、いろいろと置いてみるけれど、

イマイチしっくり来ない。

 

これが後に、ぴったりの場所を見つける事になるとは。

このときは想像もできませんでした。

 

11月、この年はこれが最後の病院かな?

笑ちゃんの病院の近くのお煎餅屋さんへ。

おばあちゃんが1人で頑張っているお店。

コロナなので、行くたびに応援も兼ねて、

よく立ち寄りました。

 

笑ちゃんもこのときは元気に、

問題なく過ごしていた頃です。

 

12月。

点検だったのかなぁ?

車屋さんへ。

待っている間も、車好きの父ちゃんは、

あっちを見たり、こっちを見たり。

このときだって肋骨は痛いだろうに、

笑ちゃんを抱っこして。

 

コロナのこの年は、皆さん自粛生活をしていて。

その家にいるときに使うもの、

の会社に勤めていた父ちゃんは、

毎日残業続きで、

暮れに向けて益々残業になって行きました。

 

家では笑ちゃんまったり、

お散歩も、母ちゃんと2人で行く毎日になりました。

 

父ちゃんどこかな?

探しながらの毎日でした。

 

12月27日、父ちゃん仕事納めの日。

近くの整形外科の終わる30分前に、

家に帰って来ました。

 

肋骨にひび。

たったそれだけの事なのに、

痛みは増すばかり、かすれ声になる、

顔が黒ずむ。

 

それまでも、絶対にこれおかしいよ、

普通じゃないよ、病院へ行きなさい。

何度も父ちゃんに言いましたが、

言う事を聞かず。

 

それでも、もやもや感あり、

これでは新年すっきり迎えられないからと、

『今、このまま整形外科へ行って来て』

父ちゃんに言いました。

 

渋々、面倒くさそうに1人で行きました。

 

整形外科にいる父ちゃんから電話かかってきました。

『背骨にたくさん穴が開いてるんだって』

『これは整形外科じゃなくて、内科なんだって』

『明日、近くの病院に○○大学病院から内科の先生来るから、

朝一で行ってみて、だって』

 

えーっ⁉️

 

コツコツと1つずつ積み上げてきた、

幸せの積み木の山が、

ガタガタと頂上から一気に崩れてしまった瞬間でした。

 

翌日、その紹介された病院へ父ちゃんを連れて行きました。

 

血液検査、尿検査、諸々して。

結果、大きな病院へ紹介された父ちゃんでした。

 

仕事納めの日、その翌日の病院の出来事。

ときは、年末年始。

もちろん大きな病院もお休みに入りました。

 

年末年始をこの状態で家で過ごすことになりました。

気休めでお灸を、、

なぜかドヤ顔の父ちゃんです。

 

そのドヤ顔は、浮腫んでいました。

鼻血も出ていました。

 

大晦日、

貧乏暇なしな母ちゃんは、

暮れも正月もありません。

 

そんな母ちゃんをいつも父ちゃんは車で送ってくれました。

大きな月が見えた大晦日でした。

 

しかし、後から聞くと、

年末年始の記憶は父ちゃんにはありませんでした。

 

2020年10月〜12月までの事を載せてみました。

生活が一変した頃の事です。

 

 


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