はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

ハクセキレイの産卵から巣立ちまで

2012-07-16 15:10:24 | インポート
昨年に引き続き、今年もベランダにハクセキレイが営巣いたしました。
これ幸いと定点記録をしておりましたところ、先週無事に雛たちが巣立ちを迎えました。
せっかくなので、産卵から巣立ちまでのコマ撮り画像を繋げて計33日間を3分46秒に圧縮してみました。
野鳥好き各位にお楽しみいただければ幸いです。
なお、雛の孵化は2分8秒あたりからです。
途中、トリサシダニやワクモの大量発生という事件もありましたが、卵のまま孵化しなかった1個体を除いて全4羽が無事に巣立ったことを考えると、野鳥のたくましさに改めて感心するばかりです。(鶏ではこうはいかない)




以下おまけ。
虫嫌いの方はご注意を。
途中、ワクモとトリサシダニの大量寄生でこのような有様に。顔面とくちばし周辺にびっしり。
20120702sekireitick01

さらに壁にも拡散する始末。

20120706wakumo


この後、豪雨でベランダが水浸しになり、その余波で大量のダニ達が室内へも侵入してきました。
警戒していたため侵入を早期発見でき、薬剤散布等の処置で事無きを得ましたが、軽い気持ちで野生動物に近付くことの危うさを身を以て再確認した次第です。
動物好き各位におかれましては、安易に雛や小動物等を拾わないようご用心を。

↓室内侵入したダニの鏡検像。おそらくトリサシダニ。
20120708dani01




ユキチャン号勝利!

2008-03-29 15:40:44 | インポート
中央競馬会に所属する白毛の競走馬ユキチャン号が、本日29日中山第9レースで見事2勝目を上げたようです! やった!

なかなかの好成績。繁殖馬としての未来も夢じゃないかもしれません。

以上、嬉しすぎたので久々に携帯からお送りしてみました。 おそまつ。


JR原宿駅不具合情報。

2007-12-23 17:15:48 | インポート
17時現在、原宿駅の改札が故障したのに加え、その旨のアナウンスと誘導が無いので人の流入が止まらず大変なことになっています。 死人が出てもおかしくない状況ですので迂回をおすすめします。必要な人にはこの情報は届かないかもしれませんが微力ながらせめてこちらにアップしてみます。

こんなときにtwitterのようなメディアが役に立つのだろうなと実感しました。


<font size="-3">SCS公演&コンドルズ「ELDORADO」仙台公演。</font>

2006-08-19 23:59:23 | インポート
本日は、仙台で舞台をふたつ観て参りました。
まずは、仙台福祉プラザふれあいホールで上演されたSCSミュージカル研究所の公演『KECHO』&『DANCE DAISUKI '06Summer』の昼公演。
ちょっとした縁があって、今年のはじめごろから拝見している在仙の子供たち中心のミュージカルグループ。今回は泉鏡花の「化鳥」を原案とした短編ミュージカル1本と、過去公演からの抜粋ダンスを集めたオムニバス1本の二本立てでした。
「KECHO」は、彼岸と此岸のあわいと母子の複雑な情愛を描いた原作を、子供たちや劇団の客層向けにわかりやすくするため巧く工夫されていた作品でした。私の好みからすると、もっと抽象表現で突っ走ってほしかったなと思うところもありましたが、総じて美しい仕上がりになっていたと思います。
『DANCE DAISUKI '06Summer』は、とにかくダンスを披露することに徹した潔い演目。
幼児、小児、児童、青年。さまざまな年代の子供たちがひたむきに踊る姿は、ここでしか立ち現れない独特の世界を築き上げていたと思います。特に幼児たちの『踊ることが楽しくて仕方がない』といった表情は、表現することの原点を露呈させているようで、非常に興味深かったです。
もうひとつ興味深かったのが若者の成長ぶり。縁があって注目していた演者に驚かされました。身体的にはそれほど変化がないのに、数ヶ月前とは表現力に大きな差が現れているのが一目瞭然。ダイナミックな動きと繊細さが同居する表現にはただただ感心してしまいました。この時期の若者たちの持つ可能性に、あらためて感慨深いものを感じました。


さて次に、電力ホールで上演されたコンドルズ「ELDORADO」仙台公演。
2005年「JUPITER 独眼竜スペシャル」、2006年「TOP OF THE WORLD」に続く、仙台3回目の公演です。
テレビ効果もあってか、2005年の仙台初公演が嘘のような動員&客席の盛り上がり。
「TOP OF THE WORLD」に感銘を受けて以来ずっと楽しみにしていた公演は予想以上にハイテンションでハイクオリティでした。
まだツアーは続くのでネタバレはコメント欄にて。
とりあえず今回気付いたことを少々。

今回の公演では面白いことに気付きました。ダンスの舞台を見た時に印象に残るシーンについてです。
コンドルズはじめ、水と油やフキコシ・ソロ・アクト・ライブの記憶を振り返ると、印象に残っているのはどれも、とある動作の過程の一瞬なのです。
つまり、ポーズを決めている場面などではなく、何か一連の動きをしている中のほんの一瞬が記憶に焼き付いている、ということになります。
視界に入っていた時間の長いポーズではなく、視界には0.1秒単位でしかとどまらなかったはずの場面を脳が勝手にフレームカットして認識しているともいえます。
呈示された場面ではなく、脳が恣意的に選択した場面のほうが印象に残りやすいということなのかもしれませんが、何を基準に脳がそういう選択を行っているのか、そこのところが非常に気になります。
おそらく、この選択機能は個々人によりさまざまで、だから同じものを観ていても感じる印象や着眼点が違ってくるのではないかと想像されました。
嗜好や興味関心を決定する根源的な原因がこのような差異の集積なのではないかと、なんとなくそんなことを考えました。
人間の認識能力は奥深いです。

ところで、もうひとつ気付いたこと。
私はどうやら近藤良平氏と誕生日が同じらしいです(笑)。
チラシに書いてあった日付を見て驚きました。
氏とともにひとつひとつ年を重ねてゆくのかと思うと、何だか少し嬉しいような。
365分の1 の確率に感謝(笑)。



<font size="-3">【微妙にネタバレ】KKP#5「TAKE OFF」ネタバレハンコ。(2)</font>

2006-06-23 06:27:10 | インポート
【微妙にネタバレ】KKP#5「TAKE OFF」の微妙なネタバレハンコを作ってみました。
すべてロゴ関連です。
ネタバレ大丈夫という方のみ下のリンクからご笑覧ください。

その1 微妙にネタバレロゴハンコ
その2 微妙にネタバレロゴハンコ2
その3 登場人物名ネタバレロゴハンコ

*ついでに、ネタバレ小細工の顛末も少々。→こちら

なお、ネタバレを避けている方は、コメント欄も覗かないようご注意願います。



<font size="-3">わからない、わからないよぅ!</font>

2005-08-08 22:20:34 | インポート
あまりにも不思議なので、柄にもなく書いてみます。
郵政民営化関連法案否決に対する衆院解散という今日の出来事が100年先の日本史の教科書にどのように記述されるのか、それがひたすら気になっている昨今。
それ以上に気になってしかたがないのが、「賛成か反対か?」という論調ばかりを取り上げる各種メディアの報道姿勢です。
まるで、賛成と反対の二者択一しかこの世に無いかのような錯覚を、観るものに与えてしまっているように思えてなりません。
要約された情報は、要約した者のバイアスを含んでいる可能性が高いのが明白。
そこで、わたくしも自ら判断すべく郵政事業民営化関連法案原文をひととおり読んでみました。
結果、わかったことがひとつ。
結局、一番知りたい詳細部分は、法ではなく施行令や施行細則の部分なのです。
ですから、今の段階では善し悪しの判断のしようが無い、というのが正直な感想です。
いや、むしろ、この形のまま法律として運用されるのは疑問だと言っても良いかもしれません。
とにかく不思議なのです。
私はずっと、郵政民営化というのは「民間でできることは民間で」というのは建て前であって、その実は郵政財産の不適正な運用防止をはかるための作戦だと解釈していました。
ところが、今度の法案を読んでも、私にはそのような意図を読み解くことができませんでした。
そうなると、なぜ郵政法改正ではなくいきなり郵政民営化になってしまうのか、そこのところが私の乏しい頭では理解できません。
せっかくリスクを冒して民営化したとしても、運営主体の中枢メンバーが変化無いのであれば、結局同じことが繰り返されるのでは無いか、そう思えてならないのです。
そうなってくると、今の自分にとって切実な問題を中心に法案に対する考えがめぐってしまうことは自然な現象でしょう。
地方に住む人間の多くは「郵便局が減るかもしれない? また地方切り捨てか? ふざけるな!」と程度の差はあれ感じているのではないかと私は勝手に想像しています。
銀行が無い町においては、JAと郵便局が、ある意味ライフラインです。
ただあたりまえのライフラインを担保してほしい、という欲求は、取るに足らないかも知れないけれど、かなり切実です。
『かもしれない』をちらつかされるだけでも慌てるくらい、相当に切実なのです。
切実な欲求の集積は、マスを扱う存在にとって、きっと無視できないもののはずです。


公営のまま資金の不適正運用を防止することはできないのでしょうか。
地方民だって不必要なハコもの公共事業や福利厚生施設なんていらないのです。
「経済ってそういうことだったのか会議」で『経済(economy)の原義は"共同体のありかた"(euconomy)である』と解説した竹中氏。
氏の真意はどこにあるのか、それが今の私にとって、何よりもっとも気になることかもしれません。



<font size="-3">「真夜中の弥次さん喜多さん」。</font>

2005-05-09 01:06:43 | インポート
宮城県北若柳の星、宮藤官九郎氏の初監督映画「真夜中の弥次さん喜多さん」を観て参りました。内容は、サイケな江戸時代を舞台に弥次さんと喜多さんというカップルのお伊勢参り遍歴を描く、しりあがり寿氏の原作を元にしたナンセンスストーリーです。
クドカンだから観とかないとなぁ・・・と考えていたところ、「*R*graffiti**」のざらえもんさんのコメント(こちら)に背中を押していただきました(笑)。

いやあ、潔い壊れっぷり。潔いいいかげんさ。深遠とも言えるほど、あらゆるものを超越する馬鹿馬鹿しさにあふれた名作でした。
難しい角書きなど要りません。見ればわかる、としか言いようがありません(笑)。
ところで、さりげなく登場する豪華キャストには始終ニヤニヤしっぱなしでした。
なかでも荒川良々氏の存在感は圧巻。
"あんなところ"にまで登場するとは、反則です(笑)!
他にも大森南朋氏と松尾スズキ氏の役どころがツボにはまってしまって、笑いを噛み殺すのがたいへんでした。
舞台で活躍されている出演者が多いだけに、生舞台を観てみたくなってしまって困ります。
こうしてチケット貧乏への路を歩んでゆくのでしょうか・・・・(笑)。