こちらは大気光学現象の話。
5月16日、日曜日の昼頃に、生まれて初めて環水平アークらしきものを見ることができました。
環水平アークとは、太陽と地面の間の空に水平に架かる虹色の帯です。
太陽の光の屈折で生まれる、いわば虹のようなもの。
しかし、ふつう虹は、太陽とは反対の空に出現しますが、この環水平アークは太陽と同じ方向の空に出現します。
しかも、環水平アークは特別な条件がそろわないと出現しません。
この大気光学現象の存在を知ってから、ぜひ一度観てみたいものだと長らく思っておりました。
太陽の同心円上に出現する内暈(22°のハロ)や幻日はよく目にしていたものの、環水平アークや、天頂付近に現れる環天頂アークは、そう簡単には見られないだろうと半ば諦めていました。
さて、16日の昼頃です。とうとう牡鹿半島でそれらしき現象に遭遇いたしました。
(写真では肉眼ほどうまく再現できなかったため、若干補正を加え彩度を上げてあります。)
22°の内暈からさらに下、海と22°内暈の間に虹色の帯が見えています。
出現状況から見て、おそらく環水平アークではないかと思われます。
条件から見ても、太陽高度が高く、なおかつこの日は上空に寒気が残っていました。氷の結晶からなる薄雲ができていた可能性は高かろうと思われます。
せっかくですのでこちらに記念の記事を上げてみたという訳です。
次は環天頂アークの目撃を目指します。
大気光学現象については
こちらのサイト→「空の輝き」 や
こちらのサイト→「天空博物館」
で勉強させていただいています。
アークって何?という方はぜひのぞいてみてください。
オラファー・エリアソン好きなどには特におすすめです。
5月16日、日曜日の昼頃に、生まれて初めて環水平アークらしきものを見ることができました。
環水平アークとは、太陽と地面の間の空に水平に架かる虹色の帯です。
太陽の光の屈折で生まれる、いわば虹のようなもの。
しかし、ふつう虹は、太陽とは反対の空に出現しますが、この環水平アークは太陽と同じ方向の空に出現します。
しかも、環水平アークは特別な条件がそろわないと出現しません。
この大気光学現象の存在を知ってから、ぜひ一度観てみたいものだと長らく思っておりました。
太陽の同心円上に出現する内暈(22°のハロ)や幻日はよく目にしていたものの、環水平アークや、天頂付近に現れる環天頂アークは、そう簡単には見られないだろうと半ば諦めていました。
さて、16日の昼頃です。とうとう牡鹿半島でそれらしき現象に遭遇いたしました。
(写真では肉眼ほどうまく再現できなかったため、若干補正を加え彩度を上げてあります。)
22°の内暈からさらに下、海と22°内暈の間に虹色の帯が見えています。
出現状況から見て、おそらく環水平アークではないかと思われます。
条件から見ても、太陽高度が高く、なおかつこの日は上空に寒気が残っていました。氷の結晶からなる薄雲ができていた可能性は高かろうと思われます。
せっかくですのでこちらに記念の記事を上げてみたという訳です。
次は環天頂アークの目撃を目指します。
大気光学現象については
こちらのサイト→「空の輝き」 や
こちらのサイト→「天空博物館」
で勉強させていただいています。
アークって何?という方はぜひのぞいてみてください。
オラファー・エリアソン好きなどには特におすすめです。