はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

<font size="-3">「PAPER RUNNER」感想覚え書き。(ネタバレ無し)</font>

2005-04-30 22:47:45 | ラーメンズ
過日発売された小林賢太郎プロデュース公演#3「PAPER RUNNER」のDVDを、ようやく腰を据えて観ることができました。
わたくしの感想をひとことで言うなら「納得」です。
KKP#2「Sweet7」と第14回公演「STUDY」を経て、KKP#4「レンズ」に到る前。
そこに位置する作品として、とても納得のゆく内容に思えました。
とりわけKKPとしては、回を重ねるごとに表現形式と構成を模索してゆく、その軌跡を顕著に示す過渡的な作品のように感じられます。
断章形式の棄却、メタフィクショナルな構成、磨き上げたデフォルメ-ション、セルフオマージュを取り込んだ小様式、中心的人物の客演・・・・・
「Sweet7」から課題を抽出し、新たにそれをクリアしていったのではないかという印象を受けます。
そうやって生み出した「PAPER RUNNER」の、さらにそこから課題を抽出して、それをクリアすべく別の形に結実させたもの、それが「レンズ」ではなかったか、と。
今回の「PAPER RUNNER」映像を観て、表面的にはどうあれ「レンズ」は現時点のKKP公演の中でもっとも完成度の高い作品なのではないかという個人的確信が強まりました(笑)。


ここでは具体的内容には触れませんが、この「PAPER RUNNER」、なにがしかのモノ、なにがしかの創作物を生み出したことがある人間には、心に響く部分の大きい作品なのではないかと思えます。
作り手の視点で観るか、受け手の視点で観るか、あるいはその両者の視点を持てるか、それによって大きく評価の変わってくる作品なのではないでしょうか。
生で観られなかったのが心残りです。



<font size="-3">サモアリナンズ「AB男」4月24日14時公演。。</font>

2005-04-24 21:47:12 | 久ヶ沢徹
新宿の全労済ホールスペースゼロで上演されていた、サモアリナンズの「AB男」24日14時公演を観て参りました。
サモアリナンズ所属の方々の客演舞台は幾度か観ていたものの、サモアリナンズ本公演を観るのは今回がはじめて。噂に違わぬ笑いに満ちた、楽しい公演でした。
じつは、今回はほぼ久ヶ沢氏目当ての観賞でした(^^;。
が、演じる皆さんの勢いに圧倒され、随所で予想以上に楽しんでしまいました(笑)。
続けて18時の公演も観てゆきたいと何度思ったことか。しかし遠征の悲しさ。今回は涙をのみました。
次回公演でリベンジを果たしたいと思います。
ところで、挨拶状に書かれた倉森氏入院の報には驚きました。
一日も早い恢復をお祈りしています・・・。



<font size="-3">ラーメンズ第15回公演「アリス」4月23日14時公演、覚え書きアップ。</font>

2005-04-24 00:10:43 | ラーメンズ
ラーメンズ第15回公演「アリス」4月23日14時公演の覚え書き(レポートもどき)前半、および総論をアップいたしました。
総論には具体的ネタバレはございませんが、覚え書きは例によって完全にネタバレしております。
興味のある方は、必要に応じてご笑覧ください。


ラーメンズ第15回公演「アリス」覚え書き(レポート&感想)は→こちら


<font size="-3">「VIDEO VICTIM 2」チラシ。</font>

2005-04-23 17:49:28 | アートなど
本日のラーメンズ第15回公演「アリス」会場でもらったフライヤーの中に、「VIDEO VICTIM 2」のチラシが入っておりました。
それによれば、「ラーメンズ超特別公演 RMS1 "~RAHMENS MOUNT SHOW 1~"」にて上映された映像作品全4作を収録、とのこと。
「広告批評」274号でそのほんの一部だけが紹介されていた映像を実際に見られるとは、感激です。
なかでも、「Bath Jack」が収録されているという情報には舞い上がってしまいました。
「広告批評」に掲載されていたこの「Bath Jack」のワンショット。とにかく片桐さんが「美人」なのです(笑)。私はひそかに「この写真の片桐さん、リヴ・タイラーに似ている!」と思っていたので、映像全体がどのようなものか興味津々だったわけです(笑)。
発売は6月24日。
今から楽しみでしかたありません(^^。



<font size="-3">ラーメンズ第15回公演「アリス」4月23日14時公演。</font>

2005-04-23 17:34:58 | ラーメンズ
東京下北沢の本多劇場で上演されている、ラーメンズ第15回公演「アリス」4月23日の14時公演を観て参りました。
前回、仙台での公演を観てからひと月半。
本日の公演は収録カメラが入っていたため、抑えぎみのコントになるのじゃないかと少々不安だったのですが、そんな心配など無用。
予想を裏切らない素敵な進化ぶりでした。
そしてじつは、今回はじめて当日券に挑戦してみました。幸運にもなかなか良い座席で観ることができ、当日券も捨てたものじゃない、そう学んだ「アリス」見納めでした。
なお、近いうちにネタバレゾーンにレポートのような覚え書きのようなものをアップする予定ですので、興味のある方は、いましばらくお待ちください。



<font size="-3">キリ番11111。</font>

2005-04-19 23:23:34 | お知らせ
いつのまにやらキリ番11111が近づいております。
11111を踏まれた方には粗品進呈を予定しておりますので、どうぞ今しばらくカウンタにご注目くださいませ。ちなみに、「何度来ても番号が変わらない、おかしい」という場合は、"表示"メニューから"画像の再読み込み"をすると最新番号が表示されるはずです。
なお、自己申告制ですので、キリ番獲得の方はこちらにコメント返信していただくか、筆者宛にメールくだされば幸いです。
メールは、この右側にある薄緑色のサイドバーの下のほう、「バナー」と書かれたところの上の「メール送信」という項目から送ることができます。御活用ください。
今回のキリ番が過ぎると、次回キリ番はかなり先のこととなります。
今こそチャンス(笑)!
前回惜しいところでキリ番を逃した方々、今度こその幸運をお祈りしております(^^!



<font size="-3">「アイデア」310号。</font>

2005-04-18 02:12:15 | アートなど
誠文堂新光社の雑誌「アイデア」310号を購入しました。
大特集「日本のタイポグラフィ 1995-2005」と題し、この10年間のタイポグラフィ/装幀世界を総覧する図鑑のような内容です。
手に取ったときからすでに表紙の文字と質感にクラクラ。
めくったが最後、55人ものそうそうたるメンバーの仕事がずらり並んだ誌面に釘付けでした。
とにかく美しい。印刷の発色にも細心の注意が払われているのでしょう。
雑誌にしておくには勿体無いほどの完成度に思えます。
祖父江慎や原研哉、葛西薫はもちろんのこと、なんと、クラフト・エヴィング商會の仕事までが紹介されており、その時点で私の中では永久保存版決定と相成ったのでありました(笑)。
お値段3300円、と雑誌にしては少々高価ですが、専門誌としてならばこの内容とクオリティなら充分安価な部類かと。
タイポグラフィ&グラフィックデザイン&装幀好きにはおすすめです。
とりわけ「書物の版組が気になる」「活字の書体が気になる」という方、ぜひ手にとってみることをおすすめします(笑)。
・「アイデア」310号詳細は→こちら



<font size="-3">黒板礼讃。</font>

2005-04-17 13:21:59 | ラーメンズ
小林賢太郎氏お誕生日記念に、SHOOT UPのまねっこ作品を捏造してみました。

・まねっこ作品→こちら

SHOOT UP掲載作品のネタバレとなりますので、第2弾をご覧になっていない方はどうぞご注意ください。
おそまつ。
ちなみに、Digital Photo Life SHOOT UP!! は→こちら
少し重いサイトですので、ナローバンドの方はご注意ください。



<font size="-3">大失態。</font>

2005-04-15 21:47:04 | 久ヶ沢徹
NHK朝の連続ドラマ「ファイト」。
久ヶ沢徹氏出演の回(本日放送ぶん)を見逃しました。
第17回に御出演という話は知っていたのですが、何故か19日放送だと思っていたわたくし。
土曜日を勘定に入れておりませんでした・・・・(恥)。
大失態です・・・・。
再放送を気長~~~に待つことにいたします(涙)。



<font size="-3">「ユリイカ」4月号。</font>

2005-04-10 23:36:27 | 日記・エッセイ・コラム
「ユリイカ」の4月号を購入しました。
特集は「ブログ作法」。
さらっと読んだ限りでは、どうにも別世界の話のように思えてしかたありません。
中央都市の文化に対し他人事の視点で傍観する地方者のスタンスとよく似た気分とでも申しましょうか(笑)。
やはり私はブログをあくまでひとつのツールとしてしか認識していないのかもしれません。
それにしても、ネット世界がアクセス機会均質なものという大前提で議論されているのにはどうにも違和を覚えます。OSによる制約や、アナログ回線以外の接続法が未だ保証されていない地域があるのは厳然とした事実です。
いかに少ない通信量でユニバーサルに必要な情報を提示するか・・・情報デザインの分野とともに、この命題こそ今後もっと追求されてしかるべきではないか・・・・と、読むうちに別なところへ思考がさまよった今回でした(笑)。
ちなみに「ユリイカ」次号、5月号の特集は「人形愛」だそうです(笑)。
来月の書店で、本来とは別な意味で反応する某分野の諸氏が容易に想像でき、ひとりほくそ笑んでしまいました(笑)。



<font size="-3">懐中時計。</font>

2005-04-10 22:46:31 | さもないこと
使いはじめて10年目の懐中時計が先月の25日に電池切れとなりました。
これが通算4回目。
すぐにも電池を換えたかったのですが、これが、なかなかたいへん。「うちでは懐中時計はちょっと・・・・」と断られること数件。あちこち遍歴した挙げ句、仙台まで行って本日ようやく電池交換できました。
2週間以上の眠りから醒めた我が時計、快調に時を刻んでいます。


・My precioussss..... clock(笑)→こちら