赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

ガザ病院の真相——嘘ばかりの日本メディア情報よりXに真実が

2023-10-19 12:25:45 | 政治見解



ガザ病院の真相
——嘘ばかりの日本メディア情報よりXに真実が
:231019の3情報



昨日の『【緊急】ガザの病院、500人以上死亡—— アルジャジーラの画像が真実を物語る』でお伝えした真相の続編です。

ガザ病院での爆発について、当初からイスラム研究者の飯山陽さんが、アルジャジーラの証拠映像を見つけて、『ハマスの仲間のテロ組織が犯人」と指摘していましたが、NHKや朝日新聞などを除いて、世界中のメディアが真実を認知するようになりました。日テレなどは、18日の夜に慌てて「イスラエルの仕業ではないようだ」と流し始めていました。

なお、飯山陽さんの指摘のX(旧ツイッター)記事の
『日本のメディアも、イスラエルがガザ病院を空爆!500人以上殺した!と報じているが、やったのはイスラム聖戦というハマスの仲間のテロ組織。アルジャジーラはイスラム聖戦の発射したロケット弾の誤爆の瞬間を中継していた。「イスラエルは悪」前提でハマスの発表を鵜呑みにしたフェイクニュース』

はわずか1日で140万人が読んでいました。日本の人口の1%以上。これは、メディアのフェイクニュースに対する破壊力は極めて大きいと思われます。

では、ガザの病院爆発に関する現在の情報(19日11:00時点)を掲載します。



飯山陽 @IiyamaAkari:ガザ病院の内部は爆破されていない。爆発があったのは駐車場だ。これで471人が死亡したというのが「ガザ保健当局」の発表。ガザ保健当局というと政府機関のような印象を受けるが、ガザ保健当局=ハマスである。この映像はハマスと仲良しなロシアのタスが公開したもの。仲間によってウソが暴かれる。
【引用元】OSINTtechnical@Osinttechnical:·Full footage from TASS, no impact craters, interior spaces appear to be intact. Injuries from flying glass appear to have occurred.
【Googleによる英語からの翻訳】:TASS からの完全な映像、衝突クレーターはなく、内部空間は無傷のようです。飛来したガラスによる負傷者も出ているようだ。【動画】



飯山陽 @IiyamaAkari:朝日の今朝の一面トップで「ガザ病院爆発、死者471人」と「ガザ保健当局」発表を鵜呑みにし、あたかもイスラエルが病院を空爆し471人を虐殺したかのような見出しを立てているが、ガザ保健当局というのはハマスである。両論併記を装いつつ、テロ組織ハマスの主張を垂れ流しイスラエルは悪と印象操作。
【引用元】朝日新聞国際報道部@asahi_kokusai
【記事】ガザ病院爆発、死者は471人 アラブ諸国「即時停戦を」

【関連】(朝日新聞に対して):kneedeep@kneedeep4123:·ちゃんと取材してるかwww?珊瑚を大切に!😀



高橋洋一(嘉悦大)@YoichiTakahashi:放送ではハマスの主張の時間が多かったように見えたけど、イスラエル国防省のわかりやすい説明を省いていたな。500人死亡がデマという話もでており、もしそうなったらNHK赤っ恥だな →ガザ病院爆発 双方が非難 対立深まり人道状況改善の糸口見えず | NHK


Israel-Alma@Israel_Alma_org:"I was a US Army Forward Air Controller for nearly 6 years - Trained and experienced in airstrikes, artillery strikes, ordinance effects, and crater analysis. The al Ahli hospital blast was NOT caused by ANY ordinance in the Israeli military inventory. PERIOD." - Senior Staff member of Alma Center【画像】
【Googleによる英語からの翻訳】:「私はほぼ6年間米陸軍前線航空管制官を務めており、空爆、砲撃、法令による影響、クレーター分析などの訓練を受け、経験を積んでいました。アル・アハリ病院の爆発は、イスラエル軍の記録にあるいかなる法令によっても引き起こされたものではありません。」 - アルマセンター上級職員


黒井文太郎@BUNKUROI:BBCが複数の専門機関・専門家の見方を紹介。ロケット弾が故障し、燃料を多数残したまま落下か。爆発は弾頭ではなくて、燃料火災の可能性と【画像】
Gaza hospital: What video, pictures and other evidence tell us about Al-Ahli hospital blast - BBC News


Eugene.Tokio🇺🇦tweet.meme@TweetMemeTokyo:爆発の映像を見て、その点を指摘している人が当初からありましたが、500という数値だけが独り歩きし、反戦気運に。ハマスの情報戦。


Jack🇺🇸LA在住 🇯🇵日本人@jack_hikuma:Jack速砲💥🚨 昨日、ハマス「テロ側支援・擁護派」がイスラエルが病院を空爆し、500人を殺害したと主張し、世界各地で聖戦を引き起こそうとした。現在、以下のことがますます明らかになっている。
1) 爆弾ではなくロケット弾だった 。
2) イスラエル側ではなく、ガザ側から発射された。
3) 実際の病院はまだ通常通り建っている。
4) 500人もの死者が出たという証拠は全くない。
5)駐車場の車が炎上しただけ。
6)500人を殺傷するだけの爆弾の跡がどこにも無い。(以下略)


ami@amisweetheart:ガザのアル・アハリ病院が、イスラエル軍の攻撃を受けて500人死んだというのはデマでした。実際は、ハマスがイスラエルに攻撃中に、一発それてガザ地区の病院の駐車場に落下してしまい、『やべぇ!イスラエル軍の空爆のせいにしちゃえ!」として、デマになって拡散したようです😩しょーもな‼️




飯山陽さんのX(旧ツイッター)特集-― 飯山さんのXには驚くべきことが書かれている

(これまでのXの中から際立ったものを記載します)


米バイデン大統領も、ガザの病院爆発はイスラエル軍の攻撃によるものではないと認定。事実を確認せず、ハマスのいう通り「イスラエルがやった!」と決めつけた専門家や、イスラエルのせいだとほのめかす報道をしたメディアは、恥を知るがいい。彼らはこうしてイスラエルやユダヤ人への憎悪を煽る。
【引用元】"It appears the hospital explosion was done by the other team, not you (Israel), we have to overcome those don't see it," says U.S. President Joe Biden
【Googleによる英語からの翻訳】:「病院の爆発はあなたたち(イスラエル)ではなく、他のチームによって行われたようだ。我々はそれが見えない人々を克服しなければならない」とジョー・バイデン米大統領は語る


ガザの病院爆発後、ギリシアの難民センターで暴動が発生。ここの難民申請者たちはハマスの大規模テロも盛大に祝っていた。ヨーロッパにやってくる難民申請者というのがどういう人たちなのか、自ずと理解される。
【引用元】Hundreds of asylum seekers rioted in the Samos asylum center in Greece after news about the strike on the hospital in Gaza.This is the same asylum center where large groups of migrants celebrated on the first day of the Hamas attack on Israel.【画像省略】
【Googleによる英語からの翻訳】:ガザ地区の病院へのストライキに関するニュースを受けて、ギリシャのサモス亡命センターで数百人の亡命希望者が暴動を起こした。ここは、ハマスによるイスラエル攻撃初日に大規模な移民グループが祝賀会を行ったのと同じ亡命センターだ。


日本が処理水を排出した際、中国と一緒になって「汚染水だ!!」と躍起になって報じていたのがイラン。今度は「ガザの病院を攻撃したのはイスラエルだ!」と決めつけて憎悪を煽っている。ハマス、イラン、中国、北朝鮮、ロシアはみんな仲間。TBSや日本の中東研究者もみんなあっち系の仲間だ。
【引用元】The Iranian government declared a day of national mourning over recent Israeli criminal attack on hospital in the Gaza Strip in which over 1000 civilians were killed.
【Googleによる英語からの翻訳】:イラン政府は、ガザ地区の病院に対するイスラエルによる最近の犯罪攻撃で1000人以上の民間人が殺害されたことを受け、国民追悼の日を宣言した。


放送大学名誉教授・高橋和夫がシェアしている中東研究者の声明。ハマスの残虐非道なテロに一切言及せずひたすら「ガザを救え」と異様な内容。「日本は欧米とは一線を画した独自外交を展開」云々とある。岸田首相はこれに影響された結果、全方位嫌われ外交に帰着したわけか。

中東研究業界がこれまでやってきたこと。
▶️「特定秘密保護法案」に反対する中東研究者の緊急声明を発表
▶️「安保法案」に反対する中東研究者のアピールを発表
▶️日本学術会議会員任命拒否問題フォーラムを開設
▶️ガザの事態を憂慮し、即時停戦と人道支援を訴える中東研究者のアピール ←new!

【関連】ガザの事態を憂慮し、即時停戦と人道支援を訴える中東研究者のアピール ——高橋和夫の国際政治ブログ

TBSの番組編成
報道1930「ハマスは負けない」
クレイジージャーニー「イスラム国は死んでない」
あまりに露骨なイスラム過激派テロ支援で草。
T (テロ)
B (ばっかり)
S (支援)

子供を拷問してから殺したり、女性をレイプしてから殺すテロ組織ハマスを「ハマスは負けない」と平気で応援するTBSには、まさに「テロ支援チャンネル」の名が相応しい。TBSは日本のアルジャジーラだ。アルジャジーラはビンラディン独占インタビューで知られる、世界一有名なテロ支援チャンネルである。

【引用】BS-TBS「報道1930」:[18日(水)報道1930] 「ハマスは負けない」“黒幕”イランが介入?中東外交開始したプーチン氏の戦略とは?▼イラン革命防衛隊元司令官に直撃「地上戦」はどうなる?▼「自前の兵器産業を」ウクライナ現役閣僚が明かす防衛戦略とは?


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③イスラエルとハマス――第三次世界大戦を企む勢力

2023-10-19 10:00:00 | 政治見解




③イスラエルとハマス――第三次世界大戦を企む勢力
:231019の2情報


続きです。激動の中東情勢について、国際政治学者の解説です。)


第3次世界大戦を仕掛けたい勢力がいるのですが、これを考えてみたいと思います。

ウクライナ戦争はどうやって起きたのか、思い出してください。もちろん、直接的にはロシアがウクライナを侵略したのですから、プーチンが始めたわけですが、当然その仕掛けがありました。これは英米がロシアに対してウクライナに侵攻するように先導してきたということは、繰り返して申し上げてきた通りです。

それで世界は三大勢力の確執によって動いていて、今の国際情勢というのは大きく言うと三つの力の三つ巴の闘争によって動いているというお話をしてきました。この図式を思い出してください。

民主的なナショナリストであるトランプのような流れと、一方で先進国の中にはこれに相反する反国家の市場原理主義的/無国籍企業的なグローバリストの流れがあります。アメリカではバイデンが、その流れです。この流れの一部の人たちが極左を応援しています。

極左団体というのもグローバリズムです。そして、民主的な国家を潰したいと思っています。無国籍企業的なグローバリストたちが反国家的な左翼の中でもテロリストも含む、アメリカで言えば「BLM」や「ANTIFA」などのテロをやる極左集団にお金を出して民主国家を潰すということをやらせているのです。彼らは共にグローバルリスト勢力であります。

それにもう一つの勢力が、プーチンや習近平の、わかりやすい独裁的なナショナリストであり、この3者が拮抗しながらお互いに戦っているという図式です。

まず、ウクライナ戦争というのは何かというのを再度考えてみましょう。

元々は寡頭制国家としてのウクライナは、オリガルヒが支配する国です。そこが仕掛けてプーチンと戦わせています。

プーチンがウクライナを侵略するように仕向けてきており、この戦争が始まった後に起きたことですが「ノルド・ストリーム」と言われる天然ガスパイプラインを破壊したのはアメリカを中心とする勢力だろうということは明確になってきました。

そして、ロシアのヨーロッパへの天然ガス輸出を阻み、ロシアを敵視してこの対立構造を作っていくために尖兵として利用されたのがウクライナです。

ウクライナ東部でロシア語を母国語とするような人たちが弾圧/抑圧されていたということは事実でしょう。それを口実としてプーチンは、ウクライナを侵攻したわけですけど、ノルド・ストリーム1が機能して、2が完成してもどうしても使わせないと言ってロシアを敵視していました。

トランプはロシアと緊密だったという、ありもしない話を捏造して潰そうとしたくらいです。戦場としてウクライナは利用されてしまったと言っても良いでしょう。トランプはウクライナ支持すると言っても消極的な支持しかしていません。

グローバリストは武器を供与して積極的に戦争をやらせています。ハンガリーのオルバーン・ヴィクトル首相は、先日のインタビューを受けて「ウクライナ戦争を停戦にさせるのは簡単です。トランプが大統領になったらすぐに停戦になります」と言っていて、彼が仲介人として間に立って、すぐに停戦になると言ったのです。トランプはアメリカがウクライナに武器を供与して、無制限に戦争をやらせるという政策はとらないということです。

トランプは東部ウクライナにおけるロシア人弾圧の問題を認識しています。だからと言って隣の国の人に向かって軍隊を進めて侵略していいのかというと、これは全く別問題です。それはプーチンが悪いに決まっているのですが、そういう仕掛けが裏ではありました。

これに関してエネルギー政策的に言うとバイデン政権は原発推進派ですから、安い天然ガスが入ってきたらフランスの原発も含めて、ヨーロッパの原発は全部廃業になってしまいます。それはどうしても嫌だったのでしょう。ロシアの影響力を排除したいという考え方があったということです。反国家的グローバルリストの正体は何なのかというお話をしてきました。これは極左と連携している無国籍企業グローバリストです。

金融資本も無国籍企業的ですけれども、今や通信資本、インターネットを牛耳っているようなトップのハイテク企業も無国籍企業です。国籍がないような活動をしてマーケットだけがあればいい、逆に国家は税金を無理やり取ったり規制したりするから嫌だという考え方です。

代表的にはジョージ・ソロスが同様の考え方を持っています。この無国籍グローバルリストの中心というのは英国守旧派です。英国守旧派はタックスヘイブンネットワークを守る存在でもあります。この英国守旧派の仕掛けとしての戦争というのが、ウクライナ戦争を見ていると非常に明確です。

イギリスのジョンソン元首相は現役のときに、2022年3月から4月にかけて和平の雰囲気がウクライナとロシアの間で出てきたときに、キーウに自ら乗り込んで、兵器を更に供与するからウクライナに頑張って戦いなさいと言って和平の奇遇を潰してしまいました。

これを自ら率先してやったのがジョンソン元首相だったのです。彼がなぜやったかというと国際的に平和になってノーマルな国際関係になると、今まで進んできたタックスヘイブンを潰して利用できなくしようという、正常な国家経済の動きが国際的にうまくいってしまうからです。

逆に戦争をやっている限りはタックスヘイブンから栄えることができます。または戦争をやることによって無国籍的な大企業が儲けることができるということです。これは兵器を作っている兵器産業が儲けるという話だけではありません。兵器産業もある程度は儲かりますが、戦争が終わったら儲からなくなってしまいます。おそらく大不況になるでしょう。

金融資本や通信資本は国際政治を動かすだけで大きくお金儲けができます。この英国守旧派はタックスヘイブンによって自分たちの利権を守っています。そして、世界中の無国籍企業や富裕層の人たちをタックスヘイブンに取り込んで、そこでその人たちの秘密を掴んで、その極秘情報を使いながら自由にコントロールしていくのです。

例えば、個人的なスキャンダルなども関わってきます。英国の庶民とは関係ありません。英国のオールドエスタブリッシュメント=旧植民地利権を持つ守旧派の人たちが戦争を仕掛ける存在です。戦争があった方が良いと思っていて、米ソ冷戦の頃の狭間でタックスヘイブンが生まれて栄えていきました。

要するに、こういう対立構造があった方が良くて、ソ連もアメリカ側も使っているし、戦争をやるためには裏金が必要となってきます。そして、公的な国家と国家の平和な関係で、お互いに脱税を取り締まりましょうというネットワークが機能しなくなってしまうのです。グローバリストの人たちは機能させたくない側であります。そういう意味で、戦争を次から次に仕掛けてくるということです。

現在で言うと、ウクライナ戦争を仕掛けました。ロシアを敵にして、できれば米露戦争に発展させようとしたのでしょう。そしたらスイスも含めた至るところで締め上げられてきたタックスヘブンのネットワークが復活してしまいます。ところがロシア有利、ウクライナ不利の形で収束へ向かっているのです。

そうすると他にも火種になるような土地があります。地域紛争の火種となるのは台湾です。チャイナに台湾を攻めさせたら米中戦争になってしまいます。それからアルメニアとアゼルバイジャン紛争もエスカレートすると米露戦争になる危険性があるのです。




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②イスラエルとハマス――第三次世界大戦の可能性??? 

2023-10-19 00:00:00 | 政治見解



②イスラエルとハマス――第三次世界大戦の可能性??? 
:231019の1情報


昨日からの続きです。激動の中東情勢について、国際政治学者の解説です。)


この話題は非常に危険なことです。エスカレートしていくと、どういうことになるのか分かりません。今のところ、ハマスとイスラエルがやっていて、ガザ地域にイスラエル軍がこれから地上侵攻します。既に死者は両方で2000人を超えているということです。(10月11日の収録時点)

これはおそらくある程度のところで、イスラエルはある部分を占領して引き上げるでしょう。最終的に200万人の地域を全てコントロールすることはできませんから、イスラエル軍を引き上げると思います。

以前からガザ地域を占領していたのですが、あまりにも手間がかかると言いますが人的被害も出るし、イスラエル軍に対するテロも出るという非効率的ということでガザから一旦は引き上げています。

これは皆さんに覚えていてほしいことですが、イスラエルは国家としてハマスに対して強い立場にあるのです。

しかし、かつて占領していたガザ地域を1回明け渡して出ていっており、占領の継続はしていません。それでイスラエルとしては和平の条件を示したわけです。

自分たちから善意を示して引いていったけど、そこから出てきたハマスというテロ組織が今回のように20分間で5000発も撃ってきました。そしてテロリストが国内に入ってきて、既に民間人が何百人も殺されています。そういうことになったら、戦う選択肢しかないでしょう。

かつてはイスラエルが占領していたシナイ半島もエジプトに返還して、エジプトと和平をしました。イスラエルとすれば占領していた土地を返すという最大限の妥協をそこでしているわけです。

今回も自分たちの方から平和への姿勢を見せたのですが、それによって良い結果が出ていません。確かにエジプトは国交正常化ができましたけど、海に面している大事なガザ地域に対して自分たちが善意を示したのに、ハマスのような組織が出てきてしまいました。

イスラエルからすれば非常に残念なことですが、日本のマスコミはイスラエルを一方的に攻撃することが多いけど、イスラエルは国家として安全を保障しないといけないし、テロリストと戦わないといけません。だけど十分に妥協してきた国でもあり、善意を示してきた国でもあるということも忘れてはいけないと思います。

これが第3次世界大戦として、エスカレーションする危険性があります。

イスラエルのことをアメリカは支持しており、共和党も民主党も超党派的に支援しているところです。日本もヨーロッパもNATOもイスラエル支持ということでまとまっています。

一方でハマスはパレスチナ運動、あるいはパレスチナ人の一部です。しかし、ハマスとイスラエルが喧嘩しているだけではなく、その背後にハマスを応援しているイランがいます。イランがパレスチナを応援していて、その背後にはロシアもいるのです。

現在、ロシアとイランは反米で仲良くなっています。そうすると最終的にはアメリカとロシアの第3次世界対戦「World War Ⅲ」になってしまう危険性が常にはらんでいるということです。また、戦争をエスカレーションさせた人たちがいるという現状があります。これがどういうことなのかということは、改めて説明いたします。


(続きは午前10時)




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