赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

中国に依拠、依存する時代は終わった コラム(457)

2022-09-02 10:55:55 | 政治見解



コラム(457):
中国に依拠、依存する時代は終わった


安倍元総理を二度殺したい人びと

安保法制成立前、「アベシネ」とツィートした翻訳家の池田香代子氏や「安倍は人間じゃない。たたき斬ってやる」と叫んだ山口二郎法政大教授のお仲間たちは、安倍元総理がお亡くなりになったいまも、罵詈雑言を繰り返しています。国民の大多数が望む国葬を阻止するために、安倍元総理の名誉や功績を地に貶めるのに必死です。

これ、二度目の暗殺行為ですよね。彼らの心には、山上なる人物に先を越されてしまった悔しさがあるのか、今度はもっと残酷な言葉の暴力で安倍元総理の抹殺を図りたいのでしょう。こうした心情は日本人の死生観と異なる半島や大陸の心性に通ずるものがあります。日本人は少なくとも故人に鞭打つことはしません。


国葬「反対」の裏に中国がいることがバレる

さて、昨日の当ブログ『死せる晋三、生ける近平を走らす』で、安倍元総理の国葬つぶしを図る真犯人は中国だということを述べました。「信じがたい」と言う人も中にはおられるかもしれませんが、不思議なことに自分からそれを暴露した集団が現れました。

冒頭のスクショは「アベ国葬粉砕」のポスターですが、赤くマルで囲んだところを右に取り出して見ますと「アメリカ政府や日本政府による対中国侵略戦争を絶対に許すな」と書かれています。少しの常識があれば、この言葉は明らかに中国の立場で表現されており、中国の恐怖心をあらわしている言葉だとわかります。

中国は何に怯えているのか、それは安倍元総理が提案し、アメリカの国家戦略として採用された「自由で開かれたインド太平洋戦略」による日米豪印による中国包囲網が完成したことにあります。しかも、現在は、これに呼応するかのように英仏独加が南シナ海、東シナ海の監視をしていることです。これに中国は苛立ち、中国が戦争を起こせば叩き潰されるということを悔しいけれど認識せざるをえな状況にあることを物語っているのです。

したがって、安倍元総理さえいなければこんなことにはならないと考え、安倍憎しの一点で、安倍元総理の功績が世界的に讃えられる場である国葬儀をつぶすことに全力をあげているのです。しかも、それを仕掛けているのが中国とわからないよう、中国の機関紙、朝日新聞に仕掛けさせ、全メディアがこれに追随するように仕掛けているわけです。かつてのモリ・カケ・サクラと同じ図式を作ろうとしているのです。

そのため最新の注意を払って、中国が裏にいることをうまく隠していたのですが、件のポスターで水の泡となりました。このポスターを作った連中(は、公安関係者の「手柄を求める下っ端がフライング」と評されるような、承認欲求を満たし、中国に「これだけ頑張っているのだから早くカネをくれ」との請求書替わりにしているのです。

しかも、件のポスターの呼びかけ人は極左勢力の大集合となっています。中核派の活動家である洞口杉並区議、逮捕者89名を出した関西生コン(辻元清美氏の支援団体)、広島原爆の日の黙祷中に罵声浴びせた国鉄千葉動力車労働組合(以前は革マル派)など、暴力で日本革命を目指す人たちの集まりです。裏で指示を出した中国にとっても苦虫をかみつぶしているでしょうが、素知らぬ顔を通すしかありません。


国葬「反対」の世論操作に限界

メディアは中国に指示に従って、NHKを含めて、国葬「反対」に向けて活発に世論操作を進めています。テレビでは番組出演者を全員「反対」の者で固めていますし、国葬「賛成」者の意見はインタビューですら流しません。しかも、反対の理由を延々と放送して視聴者の意識を、国葬「反対」にもっていこうとする意欲満々です。

とくに、国葬反対デモについてはよく取り上げ、主催者発表の数字を公表しています。しかし、集まっている人は意外に少なく「約4,000人が集まった」との報道に、「あれっ?『多くの国民が反対している』割には少なくないですか? 主催者発表である事を差し引いても」と言う声がよく見かけます。

しかも、国葬「反対」のデモには、いつもながらの労組ののぼり、同じプラカード、高齢者の集団ばかりで、メディアがいくら「市民団体」、「抗議に集まった人びと」と表現しても、見ている側は「あー、また動員か」と見破られて、逆効果にしかならないのですが・・・。メディアも工夫が足りないようです。

余談ですが、国葬「反対」には今年の7月に杉並区長に当選したばかりの岸本聡子氏が参加していた由、こりゃ社民党出身の大先輩、 保坂展人氏も参加しないと中国ににらまれるんじゃないですか?

さらなる余談ですが、高齢者がやたらと多い反対デモ、あの世とやらではデモはないと思いますので、冥途の土産話にはちょうどいいのかもしれません。そのためには、足腰を鍛えて警察官に排除されても腰砕けにならないように留意してください。また、集会で密集してコロナに感染しないように、くれぐれもお体を大切にしてください。お迎えは近いと思いますので。


いつまでもあると思うな中国のカネ

閑話休題、話をまじめに戻します。

国民の声は国葬「賛成」が圧倒的にもかかわらず、その声は取り上げられません。開始からわずか数日で9万名の感謝のメッセージをそえた献花運動の「安倍元総理デジタル献花プロジェクト」は、TBSの取材を受けたようですが放映されなかったとのこと。メディアには国民に真実を知らせないことが報道の使命と考えているようです。

ただ、メディアが真剣に考えないといけないのは、メディアを支配している中国がいつまでも続くわけではないことです。習近平氏が慣例を破って三期目を迎えるようですが、そうなると中国という国家の崩壊は加速します。

その兆候はすでにあらゆる分野で出ているのですが、歴代主席の中で最も無能と評される習近平氏だけに、自らの評価をひっくり返そうとあがくことによって、中国はますます混乱に次ぐ混乱となるのは確実です。それは今年の終わりごろから始まると推測しています。

このような中国にメディアはいつまで依拠と依存を繰り返すのでしょうか。

中国とともに崩壊するのか、新しい道を選ぶのか、メディアこそ正念場に立っているということをはっきりと認識すべき秋(とき)が来たと思います。



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