朱の徒然

変形性股関節症の76歳

3ヶ月検診

2014年06月18日 | 日記

 3か月ぶりの病院は、懐かしくもあり、もう見たくもないといった複雑な感情でした。
 幸いに、偶然、婦長さんや理学療法士の方、看護助手の方にお会いして、その節のお礼を言うことが出来ました。よかったあ!
 で、いよいよ診察室へ。そこには、医学生らしい方々4人と執刀医の先生が。
 X線を見ながら、「3か月は痛み盛り、半年間はまだ杖をついて、運動が出来るようになるのは2年後でしょうかね」とソフトに話されました。
 主人が「材質はなんだったんでしょうか?」というと、即女性が目の前のパソコンでプリントアウトしてくれました。材質は、「中島メディカル」との共同開発の最新作とお聞きして、まあ、順調ってことで、いいかねっと、一年後の予約をして頭を下げて帰りました。
 いただいた資料は、股関節のX線、経過記録。そしてセメントレス人工股関節置換術 術後半年間の過ごし方 と術後半年後から術後2年の過ごし方の書かれた資料を頂きました。                         おいおい、なんで退院時に渡さんのよ!
 折角の自力歩行は、見て頂けませんでした。残念!

 先日のNHKの医療特集に出演していた川島なおみさんは、「管内胆管がん」の手術をされたそうです。で、「術後執刀医に聞いてもらいたい事があっても、医者は忙しすぎるので、軽い風邪ぐらいでは病院に行かないで」と発言して反発を受け、黙られた寂しいお顔が思い出されました。そうなんですよね。医者にとっては、術後の患者との時間よりも、今医者を必要としている患者の方が優先ですものね。当たり前のことです。病院の待合室には大勢の人が待っています。でも私には、川島さんの術後の不安を医者に聞いて欲しい気持ちもよーく分かります。
 結局人生と一緒で、自分の術後の痛みの有無や強弱や不安感は、自分にしか分りませんものね。か、同病の人にしか・・・。
 私も術後の自分の足の不調を一人で判断しています。先生には、手術をしていただいた事で感謝です。現在の進んだ医療にも感謝です。昔なら寝たきりだったでしょうからね。 何故かあちらこちらに替わる痛みやだるさは、どこかに無駄な負荷がかかっているのだろうなあと、その時は安静にして、時を過ごします。私の場合は、ベットに寝て膝を伸ばして、血栓予防でやっていた足首の曲げ伸ばしを繰り返すと楽になります。こんなことじゃ、へこたれないぞ!ってね。
(写真は、病院のある街で、評判のイタリア料理屋に帰りに寄りました。
 お嫁様のお母様からお見舞いに頂いた、絹のスカーフをさらりと巻いて・・・。
  お母様にも感謝です)

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自力歩行

2014年06月18日 | 日記

 いよいよ明日は3カ月検診です。
 だから、今日は車で20分の商業施設へ行きました。夫と時間を待ち合わせて、一人で歩いてみました。杖もカートも使わず、自力歩行を試してみました。

 のんびりとバック一つを肩にかけて、フアッションを中心に歩きまわりました。30分の約束が10分超過して叱られましたが、非常に満足しました。
 若干人の少ない場所を歩いて、前から後ろからスマホの動画を撮ってもらいました。
 歩きの点数は、まあ70点ぐらいでしたが、肩にバックをかけていたことと、夫によると昔から歩く姿勢はおかしかったとのことなので、私としては及第点。
 朝の散歩の時、往復の橋を渡るときは意識して、杖を後ろで持っての自力歩行を心がけていました。その成果が出たと内心、自己満足しました。

 でも、ものすごく疲れました。帰るとすぐに風呂に入り、いつもの様に足にビタミン剤入りのクリームを塗り、そのビンを即、捨てました。苦い過去との決別のひとつです。

 かって、まだ手術を考えていない頃、いっぱいお金を使いました。今から思うと滑稽な気がします。股関節関連の本もたくさん買いました。そこに載っている例えばテニスボールを3個くっつけてと書いてあればそれを作り、股で転がしてみたり、今話題のASKAの主治医の作った股関節ベルトを買ってみたり、勿論TVCMで本当と思わせる高価な○○○○○○○剤を飲んでみたり。その中の一つが通販で見つけた高価なクリームでした。
 他のものは、手術と共に全て無用となりましたが、クリームだけはシワしわの老婆の腿と化した皮膚に必要な捨てられないものでした。
 風呂上がり、毎夕、両足にすりこんできましたが、今日で、きっぱり止めました。
 もうあの頃の悲しみを思い出したくもない!いらない!

 ただ、今後の自力歩行には全然こだわっていません。明日からも積極的に杖はつくつもり。だって、楽ですもの。
折角手術して下さった先生にお礼の意味で、自力歩行をきれいにしてお見せしたい。これからの手術に向けての先生のより自信につながればとの思いです。
先生の手術は、大成功ですよ!ただ私がクッションのない尻になるとは知らなかっただけ。(写真はお尻の下に敷くクッションです。古いスカート布の中に「ダイソー」の綿を。
お出掛には布袋に入れたスカーフを。服に合わせて袋とスカーフは変えます。椅子に敷くと楽。寒けりゃ首にも巻けて一石二鳥。ただし置き忘れないようにご注意!)




 必要に応じて、創意工夫をすると、楽しい気分になります。布袋の一つは40年前の新婚旅行の服を作り変えたものです。久しぶりに出しました。とっていて良かった!
父の日のプレゼントは、花とゼリー、サングラスと和菓子でした。ありがとう!
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