あきまさブログ

日々平安なれ

働くこと

2013-02-19 | 日記
昨晩のヤッチンのコメントは、五体満足なのに働いていないことへの罪悪感が滲んでいるようです。
日本では多くの方がそう考えているようです。
私はちょっと違います。

勤めていた会社は入社したときの定年は56才でした。
結婚して家人には56ですっぱり勤めを辞めると宣言しました。
若いときだから、この人は何を言っているのか、という様子でした。
56になったときには、定年が60に延長されていました。
もちろん家にはそのことを言っていませんでしたが、家のローンもたくさんあって、とても辞められませんでした。
それで60まで勤めて、再雇用制度もあったから61まで働いたのです。
別にイヤイヤと言うわけでなく、それなりに楽しんでいました。

うちの親父が言っていたのを覚えています、
『世の中で寝るほど楽は無かりけり、浮世の馬鹿は起きて働く』と。
ザレ歌はザレ歌として、その字面のとおりとは思っていませんが、働いていないことに罪悪感は持ちません。
人それぞれですから。

河口俊彦「大山康晴の晩節」読了。
大山さんとはもちろん将棋の大名人で数々の記録を作った巨人。
河口さんは退役した棋士七段。
大山さんは文化功労者になっていたんだ、知らなかった。
ガンで亡くなる寸前までA級棋士として戦っていた人。
しかし、大山さんは勝つことに徹し切って何から何まで利用して勝つというやり方だった。
この本ではそこまで書いていないが、厳しく書かれた本では催眠術に掛けて勝ったとの評もある。
しかし、大山さんが今日の将棋連盟を作り上げたのは間違いない。

米長さんが先日亡くなった。
この人も厳しい人だった。
女流棋士にとりわけ厳しい人だった。
これからの将棋界が変って行って女流棋士全員と一緒に盛り上がって行くことを祈る。

今日は渡辺竜王は王将戦の第四局。
二勝一敗だからあと二つ。
今日は一日目だから皆目分からないが、明日頑張って欲しい。

今日も新幹線の中からの富士山。


手前は工場か何かの屋根。


これは名古屋駅ビル。


その上の階での夕食。


帰郷するとき名古屋は雨。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「働く」と云う事 (A君)
2013-02-19 21:34:20
最近の鶴べえのコマーシャルではないですが「生きるために働くのか」「働くために生きるのか」どっちなんやねん…?というとらえ方でなく「働く」と云うことを狭義にとらえず「人が活き活きと生きて生活する」ことと考えてはどうかと思いますが…。
雪が霙に変わる中散髪に行き頭が寒いです…早く暖かくなってほしいですネ…。
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流れに (禿やっちん)
2013-02-19 22:07:15
まあ 働くというか、社会的な繋がりを実感出来る事をしなくてはな~、と思うだけですが、 ただ命の続くままでは・・と、思ったりもするんですが、まあ何を贅沢いうな~と。最近大正時代に興味を持ち勉強しています。
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シニア世代 (国ちゃん)
2013-02-20 08:50:00
私の今の生活は38年間働いたご褒美だと家人に常々言っております。後はボケを遅らせるように自己管理に心がけています。
富士山がバックに見えるセブンイレブンのCMはどこかいな。
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