あきまさブログ

日々平安なれ

馬篭の宿

2013-02-28 | 日記
今日久し振りにTさんから便りがありました。
今月、体調を崩したときがあったということです。
残念ながら、私も不調になるとそれが長引くようになってきたと思います。
この前のAさんではありませんが、たかが風邪引きと思うなかれです。
私は今時分、外出から帰宅したときは手洗いとうがいは欠かしません。
それで風邪を予防できたらお安いご用ですから。
Tさんは若い頃から楽してきたように書かれていましたが、なーに今からでも遅くありません。
私の父親も勤めていた晩年は身体が弱っていたようでしたが、
退職して毎日のように近所の釣堀に通っていたら元気になりました。
お陽さまに当たっていたのが良かったのでしょう。
ですからウォーキングなんて言って一生懸命歩かなくても、お陽さまに当たってブラブラ散歩するだけでも十分健康に寄与すると思っています。
この歳になると無病息災は無理と言うもので、一病息災を目指せば良いんじゃないでしょうか。

今日は月一回の病院通い。
なーに薬は、クレストールはまだ一週間分ありますが、今月中に検査しましょう、と前回お医者さんが言っていましたから仕方ありません。
そう、検査と言うか、血液を採るのが嫌いですが仕方ありません。

9時前にお医者さんの前で並び始めたら、先客一名。
9時過ぎにお医者さんが自転車で着いてシャッターを開けて医院に入ります。
9時から診察時間と看板に書いてあります。
皆さん、受付に診察券を並べてサッサと帰ります。
私は帰宅してもお茶も飲めないから帰りません。
それから診察までどれだけ待ったと思いますか。
11時前。

そろそろ血が上り始めた頃でした。
そこで「さあ、いつものように血圧測りましょう」なんて言われて。
一回目、148の99。
まあ三回測れば、深呼吸しましょう。
二回目、145の111。
まだ血が上りっぱなしだあ。
三回目、エラー。
四回目、エラー。
まあいつものデータがありますから、隣の部屋で血を採りましょう。
おいおい大丈夫かしら私の血圧は?

採血が大変です。
もう70過ぎなんでしょうね、先生は。
看護婦さんは置いていません。
奥さんは受付のみ担当。
私の血管は細くて、いつも採血する看護師さん泣かせ。
今回も、肘の血管を探って細いなあ、って。
手首の血管はいいねえって。
こっちは痛いんですよ。
仕方ないなあ、次回は違うところに行こうかしら。

ということで、Tさんの写生。

「柿の木」
豊田市下山地区のものです。竹林のシルエットを背景にして、道端の実をつけた柿の木が日の光を浴びて明るく輝くさまが、その時歩きながら感じていた穏やかな心地よい陽射しを象徴しているように思われてなんとか表現できないかと描きました。


残り4点は馬篭周辺の風景です。島崎藤村の「夜明け前」に「木曽路はすべて山の中」という有名なフレーズがありますが、そのことを実感させる風景ばかりです。凹凸のある地形は少し移動するごとに風景が変わるので小生は好きです。宿場の街中を歩くよりはその周辺を歩きまわって新しい発見はないかと楽しんでいます。

「恵那山を臨む」


「耕す」


「馬篭宿」


「木曽路紅葉」



棋譜をとる重要性

2013-02-27 | 日記
囲碁の記録は棋譜にとって後で振り返りをします。
棋譜をつける用紙は八重洲囲碁センターなどに売っています。

この前の豊洲の大会のときに新宿囲碁センターで対局したことがある方が来ていました。
その方が休憩時間に自分の対局棋譜をつけていました。
必ずとるようにしているそうです。
以前、対局しながらつけている人も居ました。

今、一緒に打っている人は対局後に棋譜をとろうにも殆ど覚えていないようです。
それならば、カメラを碁会所に持って来て、対局している碁の途中で写真を撮って振り返ると良いでしょう。
普通の碁会所で対局しているときに棋譜代わりに写真を撮らせてと頼むと嫌がる人がいるかもしれない。
別に相手の人の姿を撮るわけでないけれど嫌がる人もいるようだ。
普通なら、
棋譜をとれない実力だから振り返りのために撮らせて欲しいんです、
と頼めば、
分かった、
と言うでしょう。
ましてや、仲間内だったら実力向上につながるからイヤとは言いませんね。
たくさん撮っていきますと景色が変っていきます。
景色とは盤面のことで、石数が増えると当然様子が変っていきます。

振り返りは、自分はこのとき何を考えていたかの確認。
どこの辺りを地所にしようと考えていたか?
この相手の石を攻めたいとか。
そしてしばらく経って写した時点で考えていたように変化したのか?
変化していなかったのならどうすればよかったか。
そして、何を失敗したのか。

ネット囲碁は、ハンゲームでも日本棋院の幽玄の間でも自分の対局した棋譜が残っています。
負けた碁は悔しくて並べたくないでしょうが、どの手が悪かったか確認しないと過ちを繰り返してしまいます。
振り返りは、良い手には自己満足して、悪い手があったら今度は打たないと確認することです。
次回からカメラを持って来ることをお奨めします。

昨日の碁。
Kさん、一枚目。


二枚目。
さあて、黒地は増えていますか?白地は?なぜ?


K氏、一局目。


一局目の左辺で失敗したから潔く投げた。
大石を取られたらウジウジ打ち続けないで投了すること。
二局目。


T氏、一枚目。


二枚目。
何だか右上の黒がひ弱になり上辺も根拠薄弱、どうしてかな。


Aさん、一枚目。


二枚目。
白の私が左辺に打ち込まないで中の石の攻めを継続したほうが良かったか、
あーあ、負けました。



囲碁の定例会

2013-02-26 | 日記
今日は人形町での定例の囲碁の集まり。
例によって、図書館に行って返本して、予約していた本を引き取り、
K氏とお茶して囲碁センターへ。
写真は明日。

口の利き方がよくないと反省。
しかし、何度同じことを言っても理解してくれないと嫌になる。
厳しい口調にもなる。

そんなに難しいことを言っているつもりはない。
ここでこういう手を打ってはいけない、
と言ったら分かりそうなものだけれど同じ形を繰り返す。
仏の顔も三度じゃないけれど人の話を聞いてくれー、と毎回思う。
それぞれ少しずつ強くなって来ているのにもったいないことだ、それにそんなに難しいことを言っているつもりはない。
難しくて理解できなければ、そう言ってくれれば噛み砕いて説明もできるが、理解できないとも言わない。

自分で学習すべきことがたくさんあるはずだが、そんな気配が眼に見えてこない。
置き碁が多いんだから、星の簡単な定石を一通り知っておかなければならない。
ヨセの勉強では大小の基本的なところを知る必要がる。
そんなことは基本中の基本で、二年も三年も碁を楽しんでいるならとっくの昔に自習しているべきものだ。

そもそも考え方が違うのかな。
適当に楽しむだけで強くなる必要もないと言うならそれで結構だろうなあ。
初段程度にはなってもらいたいと思うんだけどなあ。

夕方から御徒町祐々へ。
今日は昔の仕事仲間のIさんがお越しです。
昔の仕事仲間の消息が少し聞けました。
早退した人が老人ホームの管理人になり、
役所の経理手伝いに応募している人もいるそうです。
どこに行っても大変だろうけれど楽しくやって欲しいものです。

こちらに移動して言われたのは私が人の話を聞かないということ。
そうでもなくて聞いているけれど記憶に残っていないのはしょっちゅうあるのは事実。
記憶の引き出しが小さいから、どんどん捨てていかないと大変。
だからどしどし忘れていくように意識的にしている。
何でもかんでも記憶しておけるほど器用ではない。

相変わらず美味しいママの手料理。
オムレツ。


八幡巻。


おにぎり、シジミとかの炊き込みご飯。


ナスの揚げびたし。


カツオの刺身。


しめさば。


肉炒め。


鮭。


フキノトウ。
初物でした。


肉豆腐。


おつゆ。



勝利は10%から

2013-02-25 | 日記
やっと三寒四温になりそうです。
天気予報でそんな気温の移り変わりを予報していました。
上がったり下がったりの繰り返しですから春は近い。

張ウ「勝利は10%から積み上げる」読了。
張ウのウは木へんに羽と書くのですが、このパソコンでは変換できませんからカタカナ。
囲碁の現棋聖で2009年に五冠を制した実力者。
1980年台湾生まれで、10才のときに来日して院生となり修行が始まった。
途中で台湾に帰りたいと悩んで母に相談したときもあったが何とか初段になった。
なかなか囲碁に取り組んでいる人に良いことを書いている。
『読みは論理計算と論理的思考によって予想図を組み立てること。
感覚は理屈や論理に裏打ちされたひらめきと直感・感性である。
そして、直感は経験によって磨かれる。』
中国、韓国が強いのは布石から中盤の段階は定型化してしまって、こういうときは黒有利、いや白有利と研究し尽くしてしまっていて、それを記憶している。
日本はその辺をじっくり考えるから大変時間をかける。
時間制ではそれが損。
中国、韓国の相手は時間を残して終盤とヨセの勝負に持ち込む。
ヨセも得意で計算できるものは1/6目の価値まで研究し尽くしている。
となると、終盤に時間がない日本棋士は勝てない。

どんな碁でも勝ちに行く。
これは将棋棋士も同じことを言います、相手にとって大切な一局で自分には消化試合のときこそ自分は全力で立ち向かうべきだ、と言っています。

効率が良いと美しい。
石が同じところに固まっていて働きが少ない姿は悪いカタチ。
それを囲碁では愚形と言い、美形とは言わないが、効率の良い石の形は自然と美しく見えます。

ホンの少し抜き書きしただけでも非常に参考になる。
近くの図書館にあるか分からないけれど一度当たってもらいたい。
買ったら1400円。

この前撮ってきた東京駅、正面の右側。


ロビーの天井。







美の値段

2013-02-24 | 日記
池田満寿夫「美の値段」読了。
若い方は池田さんをご存じないかもしれない。
版画家であり、芥川賞作家であり、陶芸も手がけた芸術家。
奥さんの佐藤陽子さんと一緒にテレビのバラエティ番組に出演していました。
そうそう映画も作っていました、見たことないけれど。
この本は、絵画とか版画作品の値段のつき方について書かれた内幕もの、かな。
絵、版画作品は画商に委託して販売してもらう場合、画商が30%ほどの手数料を取る、しかし、契約期間に売れないと返品されてしまう。
画商の買い取りの場合は作者の取り分が30%から50%とまちまち。
販売価格は決めておいたり、しなかったり。
画商との力関係もあるようだ。
ついでに印象派の絵画について書かれている。
ピカソのことも書かれている。
ピカソは何万点もの作品を書き、別に倉庫にも残して遺族の足しになるようにしていたそうだ。
市場にたくさんの作品をドサッと出すと価格は下がるからそれを避けてもいたそうだ。
図書館で絵画関連の著作のところで見つけた本だが面白い。
画家も画商も書かないことを当事者でもある人が、第三者的に書いているのが面白いし、事実だからなお面白い。

お昼時にテレビを見ているとタモリの「笑っていいとも」を見ています。
その中で、ゲストが会場の参加者100名にアンケートを出して何人かを当てるコーナーがあります。
先日の質問。
「今年になって携帯電話を水没させた人」という質問で、
水没させた人は何と、何と、
43人。
このアンケートは女性来場者が答えるのだから驚き。
男性が落とすのが圧倒的に多いと言われているそうですから。
これでは防水機能が求められるわけです。

渡辺竜王が棋王戦挑戦手合い五番勝負第二局に勝ちました。
郷田棋王には悪いがもらったぜ。
佐藤王将には王手をかけているし、調子が戻ったかな。

東京マラソンは最後のところを見ました。
知らなかった朝早くから走っているんだ。
男子はケニアが強い。

今日の写真はお弁当。
端切れなんかで作ったの。