あきまさブログ

日々平安なれ

79番天皇寺~82 番根香寺

2010-05-31 | 日記
6時前に朝食、出発。

7時過ぎ天皇寺納経。
昨日に引き続き京都の若いお坊さんに大師堂前で再会。昨晩も野宿したらしい。確か寝袋は冬用だから暖かいらしい。

今回の経験を生かして説法も生の話を信徒にしてほしいものだ。
私のブログを見てくれるかな?

81番白峯寺(しろみねじ)は寝屋川の方が注意されたように、汗がダラダラ、息がハアハア。
しかし、ご近所の方の散歩コースなのか、年配の方たちも登っている。

途中の遍路小屋にいたおばさんが呼び止められる。
ヤマガラに餌付けしています。ほら。
ヤマガラが手の平のヒマワリの種を食べにきました。
ビックリ、カメラを出したら飛んで行ってしまいました。
イヤー可愛い。

おばさんが私には昆布のゼリーのお菓子をくださった。
感謝。

次の根香寺(ねごろじ)までの山道も、次に下りる道も、なかなか結構な道でした。

帰京する土曜日か日曜日まで雨は降らないと読んで雨具を自宅返送。

宿は和式トイレ。
夕食は、魚の唐揚げ、干物、てんぷら、筍の煮物、大根と人参の膾、吸い物なし。
文字を読むと一見よさそうでしょうが、てんぷらの油はベトベト。
全て冷えきったおかず。
6000円。
これも経験。

同宿の方と会話。
今日は丸亀からだから36km、もっと歩くのが普通みたいな方。
八王子の先生?だったらしい。5月4日スタートと言われるから、1ヶ月でまわる勢い。
いろいろな人に会います。
写真はかわいい花。

74番甲山寺~78 番郷照寺

2010-05-30 | 日記
国ちゃんはマテガイそのものを知らない。寝屋川の方は最初食べられなかった。
反響大!
マテガイは長さ10cmくらい、幅1cmから1.5cmの細長い二枚貝で、その殻に身が付いている。
二枚貝の一種で観音寺の浜にいるのを、宿のご主人が沢山取って来ておかずにしている。
美味しいものなら東京へ来るでしょう。
味は淡白だが初めて見ると食欲は薄れるかもしれない。
同宿の二人は平気で食べたから、私もさりげなく食べた。

さて、今日は日曜日ですが朝から洗面の音が喧しく5時頃に起床。6時過ぎに出発。
7350円はちょっと高いかな?

75番善通寺は弘法大師誕生の地でもあり、境内全体の広さには驚かされました。

次の金倉寺(こんぞうじ)では、肉料理の民宿で一緒だった京都の禅宗の若いお坊さんに邂逅。
ヤアヤアです、
彼は電車も利用して既に金比羅さんに参詣して来たそうです。
10分か15分か立ち話。
またお会いしましょう。

うどんを食べたいのにうどん屋は全くなし。遍路道は店が少ないか?
讃岐でモスバーガーを食べると言う不手際。

今日のお接待でいただいたのは、小さなお守り、貝に布をカバーした手製のものみたい。

3時に宿に到着したがまだ開いていないので喫茶店で時間調整。

明日は寝屋川の方からの注意はあったものの82番までを打つ予定です。

写真は善通寺の五重塔。

70番本山寺~73 番出釈迦寺

2010-05-29 | 日記

まず、寝屋川の方にこれからの注意点を頂き感謝。
また、昨日の写真の説明不足を、
杖で指しているのは厳しい険しい下りの山道。
丸く写っているのが、砂で盛り上げて作ったカンエイツウホウの銭型(平次がなげた銭)…江戸時代からある。

書かなかったと思いますが、
夕食はマテガイのバター焼き、マテガイのすまし汁、猪鍋。
バター焼きはバターの味がしない、すまし汁と合わせて20本以上使っている、
これと、酸っぱい猪鍋、
食が進まない。
宿代金5000円でもi社のシャワートイレ付きでも食事がこれでは困る。

しかし、おかげで同宿の二人との話が盛り上がった。甲府のH氏、厚木のS氏。

朝7時出発。
そうそう、朝食もすまし汁で勿論マテガイ4本入り、残してしまいました。

S氏と一緒に出るも直ぐに『善通寺まで行きますから、お先に。』と別離。
ペースが違うのでしょう。
ぼちぼち参りまして、一時間程で本山寺到着。
S氏、H氏と一緒になる。
次の弥谷寺への途中のコンビニでパン、おにぎりを昼飯用に購入。
外で買ったカフェオレを飲んでいたら、見覚えのある自転車の若人が挨拶をしてくる。
確か、歩き始めた頃に会った人。
北海道でも自転車で一周したんだそうで、一体何をしている若者だろう。
『お先に』とお別れ。
71番弥谷寺は階段が有名です。
108段と表示されているから、たいしたことないと思っていると、次々と階段が現れてくるから驚く。
しかし、朝から四時間以上歩いて痛みにマヒしているから階段も平気。
しかし、納経に靴を脱いで上がってしていると、足指の痛みに気がつく。

境内のベンチでパンとおにぎりを食しました。

これからは遍路マークを見て進めて、曼陀羅寺、出釈迦寺に到着。
H氏と一緒になる。山門手前のうどん屋さんが、
歩き遍路さんに無料でうどんをどうぞ、
と言っているからH氏と一緒にいただく。
まあ普通。

私はここで宿をとり番外を打つからH氏とお別れ。
またお会いしましょう。

宿に荷物を預け、番外の『捨身ガ嶽』に上がる。
弘法大師が七才のとき登り崖から身を投げたらお釈迦様が手の平で受けた、
との言い伝えがある地。
往復一時間半余りと聞くから行ってみる。
急登だが舗装道がほとんどだからガマン。
本堂は高度350m、ここから先は砂岩の岩場急登だから見て断念。

宿に戻って洗濯乾燥、100円。
夕食は普通の旅館らしいものにプラスしてカレー食べ放題。
ちょっと甘口のシーフードカレーでした。


写真は、
本山寺の五重塔と遍路マーク、赤は歩き遍路用、グリーンは自転車用。

66番雲辺寺~69 番観音寺

2010-05-28 | 日記

朝5時頃、他人の洗面の音が喧しく目が覚めてしまった。

宿代を払うとき、夕食時に説明された88ヶ所の記念切手帳を買うことに決めて代金を合わせをお支払いする。

宿は高度240mにあり雲辺寺は900mだから登りは結構厳しい。
今晩、同じ宿になる人は先に行く。
同宿だった、オーストラリア人男性と日本人女性に追いつくが、
彼等とは下りるまで、抜きつ抜かれつだった。

道々、まむし草が見受けられ、関東と一緒と感じる。

雲辺寺には約2時間で到着。並足。

雲辺寺からは難所で有名な下り。
下り坂が延々と4km続くから辛い。
今朝から、
足指のマメが乾いて治ったかと思ったのに、登りの間は痛くなかったのに、
下りの途中から痛みはじめて、
あーダメだと思った。

山道の下りが終わって舗装道路の下り。
しばらく行くと、道端で年配のお遍路さんが一服していて、
休んでいきませんか、と声がかかる。
話して見ると、今年二回目の遍路で、5月までに一回廻って、5月連休明けから逆打ちしているとの神奈川の方で、
へえー、いろいろな人がいます。

67番大興寺で、松葉は普通は二本なのが三本なのを見て、
これは珍しい。

ゆっくりしていたがちょっとスピードアップ。平地だから頑張る。
途中、観音寺へあと4kmのところで前夜の主人が話していた、菓子屋を見つけ、入り、
名物のやきもちを見せてもらおうとしたら、これどうぞ、
いやいや、そういうつもりでありません、
麦こがしって知ってますか、
いや、
じゃあ、これも、
イヤー、じゃあ、このロールケーキいただきます、
じゃあ70円だけいただきます。
汐沢製菓さん、ありがとうございます。

イヤーうっかりお店に入れません、コンビニでもお茶のお接待がありますもんね。

観音寺をうち終わり、砂型のカンエイ通宝を見て宿に向かいます。
ちょっと道が分からないから、お姉さんに聞くと、教えてもらいましたが、
お接待ですと、善通寺の堅パンなるお菓子を頂いてしまいました。
ありがたいことです。
宿はシャワートイレあり。昨日に続きありがたい。

伊予三島~佐野

2010-05-27 | 日記

歩行距離、昨日は23kmでした。
昨夜の宿泊代金は6000円。

昨夜は何故か眠くて9時前に寝てしまいました。
そんなに疲れた訳ではないと思いますが…

マメは、両足小指の腹に出来たのが、上手く水が抜けなくて皮が捲れたため、痛い状態が続いています。
他のマメは、水が上手く抜けて乾いて固まって、何ともなくなったのですから困ったものです。

一時浮いていた爪は、絆創膏を貼って押さえておいたら引っ付いて死なないで復活したようです。

今朝は7時15分出発。曇りです。
直ぐのコンビニでお茶とおにぎり一個を仕入れ。

65番三角寺は高度500mですから距離は5km程ですが、歩くとどうかなと思いましたが、一時間半余りで到着。
山門への階段も、本堂の階段も勾配が急でオッカナビックリです。
今までもよく見た草が『ハエトリ撫子』と小坊主さんに教えてもらいました。

三角寺からの遍路道は地図では難しいところが有りそうで心配していたのですが、案ずるより何とやらで、間違えないで進みました。
66番雲辺寺に行くには今日の宿で泊まるか、
それとも、66番の4km先まで行かないと
宿がありません。
ですから、八部屋しかないこの民宿が満室。
いつも、こういう状況らしいですから、早目の予約が必要となります。

夕食時に、ご主人が
皆さんに明日の道筋の注意点を手製地図で説明してくれました。
こんな民宿は初めてでありがたいことです。

尚、カンさんは歩き遍路をされていたのですが、松山までで一旦終わっているそうです。
今日の歩行距離は18kmでした。