あきまさブログ

日々平安なれ

東北復興

2011-04-23 | 日記
今日は夜9時からNHKスペシャル。
被災地は訴える、とのテーマで復興構想会議メンバーの一部と南相馬市、釜石市、南三陸市の市長のの皆さんによる意見交換。

南相馬市は地震津波より原発被害の方が大問題だからちょっと立場が違う点も見られる。
御厨教授も南相馬市長の率直な意見に返す言葉も見つからない。
良いんだよ、皆さんが満足できる構想を作り上げてくれれば。
五百旗頭議長は神戸震災の実体験があると冒頭の挨拶で言うから、こいつ大丈夫かと思わせる。
玄ゆうさんは福島地元民として代弁されている。
日本政策投資銀行の藻谷さんはしっかりした物言い。
現地も色々見ているみたい。

しかし、被災者用住宅については神戸震災のようなものでなく、東北の方は十時と三時に近所の人がお茶に集まれるような住宅が良い、風呂も温泉地なら大浴場でよい、と言われて、藻谷さんでなくても、私もそんなものかとびっくり。

釜石市長は時間が問題、短期、長期の構想・プランを早く出して欲しい。
南相馬市長は、英知を全世界にも求めてでも良いプランを出して欲しい。
南相馬市民は一万人?が44都道府県に避難しているそうだ、びっくり。

宮城県知事、復興税の提案をした。
岩手県知事からは反対されたそうだ。
岩手の達増知事はO沢一派だからなあ、と思っていたら、消費税増税では被災者にも負担を強いるから反対と言ったそうだ。
見直した。
藻谷さんは、この件、一般家庭の金融資産が1400兆円あるから全家庭が1%ずつ寄付しても十分な財源が確保できる、と提言。
司会がぶちきってしまったが良い考え。
あるところが出すのが良い。
増税したら景気が冷えるのは間違いない。
竹中平蔵みたいに「減税したら景気が良くなる」と言うのは眉唾だが・・・

終わってから、たけしのニュースキャスターに切り替え。
被災の最後のところみたい。
菅さんが福島の避難所に立ち寄ったときのことを、その場の人に聞いている。
「すっすっと握手して、頑張ってください、とか言って帰っていった。」
ほんとに馬鹿な首相だ。
頑張れと言うときは、具体的なプランと工程を提示するものだ。
言葉だけ、頑張れ、では心がない。
それを被災したおばちゃん達に見透かされている。

郡山の避難所でプライバシーを少しでも守るのに、坂教授(はてどこの教授だったか?)が紙パイプと布で間仕切りを作るのに、大勢の学生と共に作り上げて感謝されていた。
坂教授はハイチ地震のときも現地に飛んで行って、紙パイプ住宅を指導していた。
他の避難所でも使えばいいんだと思う。

水仙。(高水三山のフモトで写しました。)


何と言う木でしょう?
同じく高水三山の下山中。



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
坂茂 (A君)
2011-04-23 23:41:00
何処の大学の教授になったか忘れましたが20年前から私は懇意にしていただいた建築家にです。小田原市制100周年の記念イベントの時駅前に「紙菅」で作ったトイレに彼からの依頼でI社製品を寄付して、その縁で小田原市にI社品を以後採用いただいた事があります。その後彼が段々メジャーになりI社のイベントに積極的によく参加してもらったI社フアンの建築家です。
返信する

コメントを投稿