あきまさブログ

日々平安なれ

いろいろ

2011-03-31 | 日記
JALの倒産に関連して、コメントにて御巣鷹山の事故に関する本を紹介されました。
読んでみましょう。
野田正彰さんは精神科医の方ですね。
精神科医には著名な文筆家が多いです。
私は北杜夫が好きで全著作を読もう励んだときがありました。
この人は斉藤茂吉の子で斉藤茂太の弟ですね。
他にも、なだいなだとか渡辺淳一とか多くの方がいます。
私の学生時代の先輩で女子大の先生になった方も短文を読ませてもらうと佳品でした。
人の心理を読むような学習をすると、書くものも人に読ませるように書けるのかな?

畠中恵「ゆんでめて」読了。
薬種問屋「長崎屋」の一人息子は祖母の影響で妖(あやかし)が見える人。
その妖たちと一緒に暮らしながら色々な事件を解決していくお話。
癒しというか、ホンワカしてくる読み物。
この著者の書く本はみんなほのぼの系。

東電の株は昨日から額面割れ、466円。

今日は読売オンラインからの転載。
東京電力が福島第一原発の1~4号機の廃炉を決断したが、今後、東電は廃炉にかかる巨額の費用を負担しながら、原発周辺の住民への損害賠償にも対応しなくてはならない。
賠償額の規模次第では、国有化を視野に入れた再建策を検討せざるを得ないとの見方も浮上している。
東電の国有化案が出てきた背景には、政府が、経営が厳しくなる東電を支えながら、被害補償も着実に進めるという二つの相反する課題を突きつけられていることがある。
東電は、電力を安定的に供給し続けなくてはならない義務を負っており、法的整理に踏み切ることは難しい。法的整理をすれば、債権者が同じように扱われるため、損害賠償が十分に行われない可能性もある。さらに、東電が発行している約5兆円(10年12月末)に上る社債の価値も大きく下落しかねず、金融市場が混乱する懸念もある。
東電の資金繰りは今後、厳しくなることが予想されるため、国の管理下で再生を図るべきだとの議論が出てきた。玄葉国家戦略相も29日、東電国有化について「様々な議論が当然ありうる」と述べている。

JALのように国有化、と言っても単純なことではないようだ。
補償は必要だろうが、それが税金で、増税でまかなわれることは単純に賛成とも反対とも言い難い。
民主党は頼りないが、だからと言って誰がいるか。
小泉さんとか、石原さんのように強烈なリーダーシップを発揮できる人が難局には相応しいのだろうなあ。

今日の写真は一昨日の梅とアセビとカタクリ。







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2 コメント

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本の話 (A君)
2011-03-31 23:09:28
今日は嵐山光三郎の『同窓会奇談』講談社文庫を読んでいます。医者の作家では加藤周一も元はお医者さん(最もこの人は作家というより思想家かも)北杜夫で思い出しましたが彼と旧制高校の同級生が辻邦生、作家つながりで本を読んでいると中々面白いことを発見します。畠中恵のしゃばけシリーズは私も楽しんでいます。
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寄付 (国ちゃん)
2011-04-01 10:04:57
家人が東電を少し買っていた。寄付をしたと言っているが顔は怒っている。
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