土狸庵ゆめ日記

土タヌキおやじのひとりごと。

うれしはずかし!

2009年11月03日 01時17分28秒 | 日記
夕刻、福居八大氏からお礼の電話をいただく。

「礼を言いたいのはこちらですよ!」
なんて会話の中で、
八大氏の津軽三味線の師匠、福居典大氏の
「土佐の砂山」の演奏が実に素晴らしく、
さすが・・と聞き入ってしまったことを話したところ、
八大氏いわく。
「師匠、あの「響」の文字をえらく気に入って、
「響」を「郷の音」と分析。直感で演奏曲を、
「土佐の砂山」に決めた」というではないですか!

稚拙な書にいささか赤面していた土タヌキ、
そんな形でお役に立てていたと知り、逆に、
お役に立てた喜びを味わうことになりました。

「うれしはずかし・・・」
ガンバっていると、
いろんな良いことがあるものですね。





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福居八大コンサート

2009年11月01日 18時38分08秒 | 日記
快晴の日曜日。
福居八大氏のコンサートに出かける。

同行するのは、おなじみのぱらぽんさん。
今日は、最近すっかり身に着いた着物姿で、
土タヌキ、目尻がイヤでも下がり気味に。

折しも静岡市内は「大道芸祭り」で大にぎわい。
人も車も混雑気味でちょっとヒヤヒヤ。
コンサート会場のある銀行のビルの地下に、
すんなり駐車できてヤレヤレ。

開演まで時間があったので近くでランチを。
ところがここが大混雑。それでも余裕と食事をしていたが、
気がつけば開演15分前。デザートも残してそそくさ会場へ。
ぎりぎりセーフの入場となりました。

「襲名5周年記念」と銘うった今回の演奏会。
恩師でもある父君や先輩諸氏、兄弟弟子などの多彩な面々に、
友人でもあるさまざまなジャンルの演奏家がコラボして、
八大氏の交友の広さと人望の高さをよく表した、
にぎやかで楽しい舞台になっていました。

その舞台の正面に下がる、どこかで見覚えのある一枚の幕。
そう、あの、土タヌキがてなぐさみの「響」の字幕です。
いつもの狭い会場と違い、広い大舞台ではさすがに貧弱。
八大氏の心づかいに感謝しつつも、いささか赤面の土タヌキ。
さりとて、いまさらどうにもならぬので、知らん顔を決め込んで、
八大氏の見事なバチさばきを堪能したのでした。

さて、稀代の雨男の八大氏、今回は無事かと思ったのに、
終わって外に出てみれば、なんとシトシト雨もよう。
「やっぱり八大氏はスゴイ!」と妙なところにも納得。

降りしきる雨の中を、充足した気持で帰宅した二人でした。

写真は、和太鼓との迫力のコラボと、
来客に配布されたパンフレットと記念品。






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