土狸庵ゆめ日記

土タヌキおやじのひとりごと。

展示会のお知らせ。

2012年02月28日 16時07分10秒 | 日記
土タヌキとご縁の深い方々の展示会が開かれます。



萩原照代さんの個展がはじまります。

「萩原照代一閑張り展」
日時・3月1日(木)~6日(火)・10時~17時
                 (最終日は15時まで)
会場・焼津市役所北側メガネのサトウ内・藍画廊
問合せは、萩原照代・054-620-4633

いまでは教室をもって大勢の生徒さんを指導しています。
斬新でていねいな作品をぜひご覧ください。






藤枝市寺島の古民家ギャラリー「こころ庵」の展示会です。

「れつさんの青春着物展」
3月2日(金)~6日(火)・11時~16時
藤枝市寺島529-1・054-646-5786

大正生まれの女性れつさんが大切にしていたお着物を展示します。
昔の女性の暮らしや想いが伝わってくるようです。
思い出の写真なども展示いたします。







こちらは静岡の伝統工芸に打ち込む若い職人さんたちと、
彼らを応援する熟練の家具職人のコラボ展です。
熱い想いと鍛練の成果をご覧いただけます。





庭の椿「あけぼの」が満開です。
土タヌキの次の展示会は4月です。
何か面白い企画をと目下思案の最中です。
あらためてご案内いたしますのでお楽しみに!




美味しい試み。

2012年02月24日 19時23分13秒 | 日記




いま土タヌキが挑戦しているのが、土狸庵椿の和菓子化。

ぱらぽんさんのご紹介で、焼津市内の和菓子の匠とコラボ。
4月のこころ庵での展示会に開く茶席で公開したいと、
いま、いろいろ試行錯誤しているもの。

土狸庵の椿は、椿の源流のやぶ椿。
できるだけシンプルで、ほっこりとしたボリューム感が欲しい。

画像は、そのイメージをクレイモデルにしたもの。
専用の黒地に金彩の菓子盆も試作してみた。。

さて、結果は4月までお楽しみに。


雨のち晴れ。そして、

2012年02月23日 20時12分04秒 | 日記
どしゃぶりの雨の中、清水の教室へ。

こんな天気では・・・と思っていたが案の定、
お休みの生徒さんが多い。

それでも、新人さんは熱心に出かけて来る。
午前中は二名が仕上げに没頭。
午後は新入生が三名来てくれた。

顔なじみのベテランさんが少ないのは寂しいが、
その分じっくり見てあげられる。
下張り、絵付けと、馴れない手付きだが楽しそう。
いつバッグが作れるかねえ・・・と夢はふくらむ。

教室を終えた頃には天気は回復し、日差しが痛い。
気温も上がってエアコンの冷風が心地よいほどに。

左手に海を見ながら帰路をいそぐ国道150号線、
猛スピードで左側を追い越した車が二台。
おやおや、ずいぶんお急ぎのようで・・・と思っていたら、
急に前の車が停車、その後ウインカーを出して左に寄る。
ゆっくりついて行ったら、なんと前方で事故!
先ほどの二台が接触して一台は右車線をふさぎ大破!
もう一台は左のガードレールに突っ込んで湯気を上げていた。

雨上がりの滑りやすい道路で追い越しごっこでもしたか?
おバカさん達を眺めながら、あらためて安全運転を確認。

帰宅したとたんに眠気と疲れ感が襲ってくる。
いろいろ変化があって面白い一日だったが、
変な陽気のせいか、なんだかとっても疲れた感じ。

明日は岡部の教室日。週末からは寺島教室だ。
大事をとって早々に休むことにした。







着物の時間。

2012年02月21日 21時23分19秒 | 日記
先日ご紹介した展示会が近づきました。





清水からときどき来てくれる着物美人の透佳さんの展示会です。
日時は25(土)・26日(日)11時~18時。
会場は藤枝・飽波神社近くの手拭い専門店OHANA-NO-WA。
着物好きな方には見逃せない、二日間だけの「着物の時間」。
お問い合わせは、080-3657-3153透佳まで。



右が展示会を開く透佳さん。(友人とこころ庵にて)

*お店の詳細は、左のブックマークのリンクで。



お宝がどっさり!

2012年02月19日 09時14分02秒 | 日記




これ、スゴイでしょっ?!
そう、古い通い帖の山です。
先日、自宅近くのお酒屋さんからいただきました。

大正時代からつづくという歴史のあるお店で、
家を建て替えることになり、その折に出てきたもの。
埃まみれのため燃してしまおうとしていたところ、
我が家のことを思い出して連絡くださったものでした。

この古文書類は一閑張りには欠かせないもので、
最近はずいぶん値も上がって、入手が困難になっていたものです。
これでしばらく生徒さんにも苦労させなくて済みそうです。

お礼に一閑張りの作品をお届けしたところ、
一度作ってみたいというご返事でしたので、
ぜひ!にとお誘いしておきましたが、楽しみです。
本当にありがとうございました。

最近は古いカゴなども届けていただくことが増えました。
一閑張りが知られることによって、
さらに、皆さんとの輪が広がるのも楽しみです。








春のよそおい?

2012年02月18日 18時38分29秒 | 日記
日差しはあるものの、風の強い寒い一日でした。

こんな寒い日は人恋しくなるものです。
思いきって、パソコンの壁紙を変えてみました。





モデルは、大好きなjjhちゃん。
寝起きに目が合うと、思わず微笑んでしまいます。

もちろん、携帯も変わりました。



朝起きるから眠るまで、いつも一緒です。
なんとなく元気が出るから不思議です。

これもひとつの春の衣替えでしょうか・・・。



遅れて来た愛?

2012年02月17日 15時56分09秒 | 日記


今日は、うれしいことがふたつ。

一つめは、なんとチョコのプレゼントが!

お会いするタイミングは合わなかったものの、
その気づかいは嬉しいものです。
さしずめ「遅れて来た愛?」って赴きでしょうか。
美味しくいただきます。

そんな嬉しい気持ちを表すように、やっぱりちょっと遅れていた
「赤寺」という名の椿が咲きました。



少しずつ春の足音が近づいているようです。

お姑さまの秘薬。

2012年02月16日 17時18分49秒 | 日記


酒杯くらいの容器に入った真っ黒な半練りの物体。
これが、こころ庵のオーナーささゆりさんのお姑さんがくれた秘薬。

その味は、さしずめ黒酢を煮詰めたような感じの濃厚なもの。
どうやら梅肉が原材料という以外は何も聞いていない。

胃が重い時、お腹の調子が悪い時に良いよ、といただいたものだが、
小さじの先でちょっと口に含み、水で呑みこむだけで良い。
これが実に良く効く!
重かった胃が、翌朝にはスッキリとしているから嬉しい。

ついつい、食べ過ぎ飲みすぎが翌日に残ることの多い昨今、
まことにありがたい秘薬をいただいた。

ささゆりさん、お姑さま、ありがとうございました。


雨のバレンタイン。そして、

2012年02月16日 07時43分46秒 | 日記


13日までのこころ庵の展示会、寺島教室の疲れもあったのか、
それとも、あの「ミツコ感覚」の後遺症か・・・?、
14日は朝から虚脱感が全身を被い、何もする気にならない。

貴重な思いやりチョコをいただきながらの、静かな雨のバレンタインでした。



気分転換にさわやかなお知らせです。





清水からときどき来てくれる着物美人の透佳さんの展示会です。
日時は25(土)・26日(日)11時~18時。
会場は藤枝・飽波神社近くの手拭い専門店OHANA-NO-WA。
着物好きな方には見逃せない、二日間だけの「着物の時間」。
お問い合わせは、080-3657-3153透佳まで。

*お店の詳細は、左のブックマークのリンクで。















不幸すぎる老人の話2

2012年02月15日 03時04分56秒 | 日記
14日の深夜、第二部「老人と放射能」を見ました。



うろ覚えの中での前回の記事には、いくつか感違いがありました。

福島県浪江町に住む老人の名は川本さん。今年80歳になっていました。
東京での仕事は、工務店を営む大工さんでした。
17歳の頃から、自宅で子供たちを集め幻燈大会を開き、
結婚後もそれをつづけてきました。
それが、家族にも犠牲を強いることになり、
妻に去られる原因ともなったようでした。

そして、あの3月11日の大地震と原発事故。
放射能からの強制避難で、愛犬のシマを残したまま、
老人は二本松市の廃校で共同生活をしていました。

一時帰宅が許されると、真っ先に愛犬シマのもとへ。
怯えて人を怖がるようになっていたシマの、
放射能に汚れたその身体を洗い、抱きしめる川本さん。

大事な映写機を持ち帰り、娯楽の少ない避難者のためにと、
幻燈と映画の集いを毎日のように開いていました。
ときには観客が二・三人という日もありましたが、
川本さんの顔は充実感に満ちているようでした。

その後、二本松市の仮設住宅に入れることになり、
シマとも一緒に暮らすことができるようになりました。

離婚、裏切り、孤独、避難生活・・・、
そんな老人の心をずっと支えていたのは、
宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の詩でした。

人のためにつくすことを信条に生きてきた川本さんは、
決して不幸なだけの老人ではありませんでした。
いまもおおぜいの人たちに感謝され慕われています。

このドキュメントは、1月22日にフジテレビの
ザ・ノンフィクションという番組で放送されたものでした。