展示会四日目。
素敵な着物美女が来訪した。
マスクのせいで一瞬気づかず、
どちらの美女さん?
と思っていたら、生徒さんだった。
昨年夏だったか、
柿渋染めの帯を作りたいと言う希望に応えるために、難行苦行したのを思い出した。
これは、その時の染めの作業中の様子。
柿渋は、すぐに希望する色にはならず、
油断するとムラになりやすいから難しい。
失敗しても文句は言わない。
と重々確認しての作業。
乾燥後水洗いして再び乾燥。
その後帯に仕立て水墨で柄を手書きした。
と思うが、余り記憶が無い。
実際に着用したのを見るのは初めてだ。
固めになって締めやすいそうだ。
良く似合っていて嬉しくなった。
美女の役に立つのは嬉しいものだが、
いつも上手く行くとは限らない。
とにかく、柿渋染めは難しい。
正直、余り真似して欲しく無い作業です。
ともあれ、嬉しい四日目でした。