寺島教室の帰り道、久し振りに藤枝市のギャラリー桐の蔵さんに寄ってみた。
豪華な家具と洒落た小物が並ぶ店内も、閉店間際とあって静かだ。
いつもの笑顔で、オーナーの奥様が迎えてくれる。
この奥様、たわいのない小生のバカ話しをニコニコしながら聞いてくれる
まことにありがたい方なのだ。
すっかり良い気になって、失恋や片想いなどなど、
取り止めのない無駄話しを話し込み、気がつけば外はすっかり真っ暗に。
思えば、長っ尻な迷惑な客である。
ちようど開催中の木彫り展の中に、好みの小さな円空仏を見つけた。
また少し懺悔の境地に近づけるかも、と思い譲っていただいた。
さらに、6月に展示会の開催を決めていただき、ちよっとやる気も湧いてきた。
ありがたい事である。