人間関係は気楽な仲間意識が長く続きやすい
現役を引退してから過去の人間関係を振り返ると意外と会社の同僚や同じ業界の人達との繋がりは少ない。
長年、苦楽を共にした同僚達だが不思議と会いたいとか、会えない寂しさはない。
私は異業種の某団体や業界団体の若手の会で、それぞれの親しかった仲間がいる。
私が北海道を離れた関係で簡単に会えなくなったが、今でも上京に際にわざわざ会いに来てれる仲間もいる。
SNS等でも繋がっていてお互いの近況は気になるものだ。
他に10人前後で集う会など仕事とは全く関係ない仲間とは現在も尚繋がりが続いている。
そう考えると、人間は働く組織では立場や個々の考え方や価値観の違いを超えて表向き調和のとれた企業イ
メージを装う必要がある。
そのせいもあって人間関係では信頼関係を築くのが難しい。
よって退職後は殆ど繋がりはなくなるのかもしれない。
一方、他の集団や仲間内の会などは自由に自分の考えを言い合い、お互いを理解し合える。
よって気楽な仲間意識が繋がりを持続可能なものにしているのだと私は思う。
但し、人間関係で自分の考えを場合によっては押さえ協調性を養うことの大切さを忘れてはならない。