人はどうして夢を見るのだろう?
人はどうして睡眠時に夢を見るかは、未だに謎が多く解明されてないようだ。
目が覚めた時「今日は楽しい夢だったな~」と続きを見たくなる時がある。
また、誰かに殺されようとしてハッと目が覚め「夢か~」と悪夢のような経験は誰もがあるだろう。
このように目が覚めた時に覚えている夢は、眠りの浅いレム睡眠状態で見た夢と言われている。
レム睡眠に入っている人を起こすと「先ほどまで、夢を見ていた」と必ず答えるらしい。
人間の睡眠には大きく分けて、眠りが浅い「レム睡眠」と眠りが深い「ノンレム睡眠」がある。
この睡眠サイクルは一夜に繰り返し行われ、1サイクルあたり90〜120分を要すると言われている。
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の両方で夢は見るがノンレム睡眠状態で見る夢は記憶に残っていないようだ。
人間は脳内に溜まった過去の記憶や直近の記憶が結びつき、睡眠時に処理され、ストーリー化され映像として「夢」をみる。
この「夢」を意識的にコントロールできるかどうかは現段階では難しいとされている。
しかし寝る前にどんな夢を見たいかをイメージして寝るだけで、幸せな夢を見た経験はあると思う。
一方で寝る前に恐怖感のあるホラー映画を見ると、実際にその映画のような怖い夢を見る可能性が高まる。
つまり睡眠中に幸せな夢を見るためには、寝る前に頭の中で自分が見たい夢を想像し眠りにつくことが、心地良い夢を見る第一
歩なのかもしれない。