本屋に行く
雑誌を手に取る
ほしい情報があれば買う
読み終わったり、情報が古くなったら捨てる
そしてまた新しい雑誌を買う
普通ですよね、これって
でもこれと同じことが他でも普通になってませんか?記憶の部分までが・・・
飽きたら捨てる使い捨て状態。
ある音楽が大ヒット、何処に行っても有線でCDで耳にするあの曲。
翌月には別人の別の曲がミリオンセール、徐々に忘れ去られるあの曲。
テレビではある芸人が大ブレーク、数週間後には別の芸人も大ブレーク、忘れ去られた芸人の山。
作り上げられたものは、人の記憶には残らない。
記憶に残るものは自然な広がりを見せるものだ。
作られた階段を登るのは楽、その代わり降りるスピードも早い。
「二時間飲み放題2000円」
よく目にする居酒屋の看板
こうしておくと二時間でお客は大体帰る。それに短時間で飲むほどに食事の注文もはかどる。これって店にとっては都合がいい。回転率を上げて、狭い店内を有効利用って訳だ。
同じだと思いませんか?
私達の記憶は、見事にメディアに管理されている。
さっさと方向転換して、どんどん記憶を書き換える。
インパクトとある程度の話題性、今重要なのはそれだけ・・・
時代を超えて愛されるものたくさんありますよね、絵画も曲も笑いも。
そこには新しいとか古いといった垣根はありません。
ちょっと前のものでも、もう古いと感じるのは、しっかり作る側の戦略にはまっている証拠です。
あなたの記憶、使い捨て化されていませんか?