前回スタート時には既に外用と内服とでステロイドに対する考えに差があると書きましたが、
その後、副作用が出た時の対応に関しても大分違いを感じます。
内服の場合、副作用の発症=即ステロイド離脱というのは、ほとんどありえません。
副作用や合併症などにより著しく体調が悪化し、緊急を要する場合などは、医師の判断により強制離脱はありえますが、
副作用が嫌だから自分の判断で突然強制離脱する患者はあまり居ません。
それが危険であることを患者自身がが理解しているからです。
もちろん推奨もできません。
もしも辞めたい時でも、
医師と相談しながら徐々にというのが基本であり、
ステロイドを辞めた後の非ステロイド薬や治療についても先に考慮する必要があります。
ステロイド使用者には医師との信頼関係が必要であり、
敵対的離脱をすることは決して望ましいことではありません。
VOL1の冒頭で、「羨ましいチャレンジ」と書いたのは、
即離脱に移行できてしまうことです。
次々と出る副作用に対して内服患者にどんなに予備知識があっても、嫌なことに変わりはありません。
でも即離脱ということは出来ない状況にあります。
実際には外用薬であっても効果が強い薬は、
きちんとした知識があれば強制離脱はしない筈なんですが・・・(・_・;)
それに出てくるんですよねぇ~調べると、インターネット上にたくさんの記事が・・・
更に離脱を推奨、もしくは離脱者を賞賛する記事が・・・
分かってはいるんです。
使用用途や病気の種類が全く違うことは分かってはいるんです。
参考にならないことも、してはいけない事も
でも、同じ検索文字列にたくさん引っ掛かるので、気になってしまいますよね、やっぱり。
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