青空に白い月

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コロナウイルスで勘違いされていること

2020-05-05 21:09:55 | 日々思うこと

またウイルスのお話

 

新型コロナウイルスは、感染者一人がうつす人数は2人から3人と言われておりますが、たまに あれっ? って思うことがあります。

1人が2人~3人にしか感染させないのであれば、100人の宴会に1人感染者が仮にいたとしたら、感染確率は2%~3%ということになります。

たまにこんな解釈の方が実際におりますが、それは大間違いです。

統計が1人当たり2~3人に感染させていることになっているだけです。

10人で宴会して、日本酒回し飲みして、焼肉して、鍋囲んで、どんちゃん騒ぎでバーベキューしたとして、たまたま一人その中に感染者がいたとすると、他の9人に感染させていたとしても全く不思議はなく、他の9人全員が感染した場合、感染割合は100%です

感染させられた9人はその後誰と接触することもなく、他の誰にもうつさなかったとすると、

1人当たりが感染させる人数は0.1人という統計が出ます。

なので、感染確率とごちゃまぜにすると大間違いです。

感染者1人に対して、1対1 でも 1対9 でも 1対99でも 全員うつれば感染確率は100%

これがそのまま連鎖感染せずに済んだ場合はそれぞれ、0.5人、0.1人、0.01人と一人当たりが感染させる人数が統計として出てきます。

大規模宴会で感染者一人で同席者数百人に感染させて感染率が100%だったとしても、感染してしまった人がその他の人に全く感染させなかった場合は、一人当たりが感染させる統計は、とても低い数字になってしまうので注意が必要です。

 

あともう一つ

ウイルスの数

ウイルスの大きさは大体0.1㎛ テレビでよく見る電子顕微鏡で拡大した、あの丸いやつです

計算すると 1mm四方の中に敷き詰めると1億個並びます

これは面での計算ですので、そこに人間の分泌物で高さが出てきますので、びっしりウイルスがついていたとするとまぁすごい数ですよね

これが咳やくしゃみに乗ってしまうと飛沫感染してしまうのですが、それだけ小さいので、呼気にも乗ると思われます。

呼気がそんなに飛ぶのかと思いますが、

煙草を吸う方とお話すると、たばこの煙を口に含んだまま話をする人がおりまして、そうすると煙がけっこう飛ぶのがわかっていただけると思います。

それは普段会話の中で呼気として水蒸気が飛んでいます。

肺は常に水蒸気でいっぱいで過酷な状態で、標準大気圧の海面上で酸素分圧が159トルですが、肺の中ではそのうち47トルが水蒸気の分圧であるため、実際の酸素が入る余地は少なくなり、その分体内から発生する水蒸気で占められてしまい、呼気からは寒くても暑くても多くの水蒸気が発せられます。

 

その水蒸気に乗ってウイルスが飛び、それが飛沫感染となりますので、空気感染とごっちゃにしないでください。

 

空気感染の場合は水蒸気に乗った呼気と離れても、ウイルスが空中を浮遊し 閉空間にいるだけで感染する状態をいいます。

 

そして、呼気は声を大きく張り上げるほどに遠くまで飛ばすことができます。

なので、大合唱や吹奏の楽器、応援、酒がはいっても声が大きくなりがちなので、そう考えると自然と感染しやすい環境が見えてきて、わざわざ生活の指標のようなものを政府から出していただかなくても、自分で考えていけばわかる話ですが、

生活の仕方のような例を出すと今度はまた別の問題がでてきますので、その辺はまだ次回書かせていただきます。

 

ではまた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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