ステロイド
一口に言ってもその種類は様々で、薬品に関しても実に多種に渡っている。
最近では違法薬品も出回っているということで、一ヶ月くらい前にもありましたよね、美白クリームにステロイドが含まれていて女性が体調不良を訴えていたという記事。
それに含まれているのはコルチコステロイドというもので、本来は病気の治療薬として使うものですが、女性は7年もの間毎日それを塗り続け、極度に太り、皮膚は血管が浮くほど薄く弱体化して、筋肉も萎縮していたそうですが、それは美白クリームとして効能があったのではなく、単にステロイドの副作用が出た結果といえます。
皮膚の病気がある人が、酷い時に仕方なく使う薬を毎日かかさず塗り続けたっていうのだから、驚きですね。知らないって怖い。
それから、そろそろオリンピックですが、筋肉増強剤って言われているのもステロイドです。
こちらはテストステロンという、治療とは別のステロイドホルモンで、主に男性ホルモンに酷似していて、男性が女性より筋肉が付きやすい原因の一つでもあり、これを飲むと声が太くなったり、筋肉がつきやすくなったりします。
筋肉増強剤もステロイドと言われますが、治療薬として使っている人は筋肉がついたらどうしようとか心配は必要なく、むしろ弱体の方を心配しなくてはなりませんね。
だから同じようにステロイドと一口に言っても、その作用は全く別で、
一応に言えるのは、
ステロイドと呼ばれる人口薬を使用すると、一方方向に特化して体に変化が現れるという点です。
そして必ずシワ寄せのように副作用と称して、好ましくない作用も現れるのも特徴の一つです。
筋肉増強剤が禁止されているのは、イコールコンディションをモットーとしているスポーツマンにあるまじき行為であるというのが第一にありますが、そういった体に起こる副作用の危険性を指摘もされています。
普段の生活での努力なしに、美味しいところだけ薬でなんとかしようというのが、そもそも甘い考え。
苦なくして楽はなし
甘い話に気をつけよう
最近流行のサプリの使用も要注意です。
バランスの取れた食生活を送っている人が、無理にサプリを飲むと逆にバランスが崩れます。
なんでも適度がある訳です。
よくばらないで(^_^)
ステロイドと呼ばれる薬品は大概ホルモンの成分があるから、やっぱり量が重要なんですね。
甲状腺が亢進したり減退するのを、健康な人が意図的にやったらやっぱり大変なことになりますもん。
ホルモンって奥が深くて、難しいですね(^^ゞ