イタリアのトマトの消費量は
生食でもこうしたソース用の缶詰でも
相当な数に上るはず。
これまでこういったトマト缶に
DOC設定がなかったのが不思議なくらい。
2006年6月15日から
缶詰用にどこで産出されたトマトを使用しているかを
明記することが義務付けられることになったのです。
これによって「イタリア産」トマトを守っていく方針。
最近では中国産のトマトを使ったトマト缶が
市場に出回っていて
質・味ともに低下してきていたので
これでおいしいトマト缶を見極めるのが簡単になったかも。
とりあえず義務化にはなったけれど、
すでに生産されている大量のトマト缶のことも考慮して
2007年12月まではDOC明記されていないトマト缶も
店頭に並ぶことに。
イタリアでおいしいトマト缶を買うなら
これからは表示をチェック!
写真のトマト缶はたまたま家にあったもの二点。
手前の缶は友人の経営する料理学校でも使っている
一押しのおいしさを誇るトマト缶。
トマトの甘味とうまみが凝縮されていて納得のうまさ。
奥のは手軽に買えるスーパーブランドのトマト缶。
こっちはちょっと酸味が強いけど、
安い割には味がしっかりしているので重宝。