25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、35年間健康診断0回の後期高齢+2、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

いい空気

2015年09月14日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi:びっくりするほど、爽やかな「空気」だ。腹いっぱいにしても、誰からも「請求書」は来ない! 実に気持ちがいい。

どうやら、明日もいい日になるらしい。フォーレストの山の上は、日本海も見えて限りなく気持ちがいいに違いない。しかし、少なくても3組程度、多ければ4組の参加者のいる「ふくしん会」ゴルフコンペが、たった2組だという。

無論、各々行事や予定が重なって、参加したくても参加できないらしいけれど、100叩きのヘボゴルフをする身でありながら、のこのこ参加していていいのだろうか、などとつい思ってしまうが、しかし、まあ、人生の大事な部分はいつの間にか終わってしまっている身だから、他人様や神様の思惑など無視して、ええい、遊べるときに遊んでやろうぞって、ね?

いいのだよ、それで。自然の理に適っている。

何度テレビで見ても、4歳の娘にみそ汁の作り方を教えて、乳癌が原因で30歳で死んでいったあのお母さんに、せめてあと2,3年の命を「あげたかった」ねえ。私のオヤジの命なら、30年は熨斗つけて差し上げたかったぞ!

人生とは、そういうものなんだから。

今朝の濃霧

2015年09月14日 | ニュース
送信from Y.Yoshizmi By MSN [ 15c/26c/10% 1021hPa 89p68k ] 快晴Very Fine

今朝はまた、この9月一番の最低気温となって、車に露がたっぷり。濃い霧に包まれている。日野川沿いだけでなく、市内に入ってきても、街中が一面霧におおわれている。

どうやら、15度や16度という最低気温の雰囲気じゃなさそうだ。我が家の周りなど、10度近くまで冷え込んだかもしれない。気圧を見ると、「1021」ヘクトパスカル。高い!実に高い気圧だ。

それだけ、冷え込んだ大陸性の大気が上からドンドン落ちてきているというわけだ。

今朝も6時30分には家を出る。グッと空腹を感じている。実にいい兆候だ。体調良好だ。昨日は午前中にも1時間ほど、そして、午後にも1時間ほど昼寝した。「追撃の森」を読んでいたら、めちゃくちゃ眠くなって、で、お蔭で朝方から、あれほど首回りと肩が「寝違えた」ほど、ずっと嫌らしい痛みを感じていたのが、すっと消えてしまった。

原因が全く不明だ。妙な背後霊か?それとも、土曜の夜にドライバーの素振りを20回ほどやったからか?

それにしても、先日の大雨の被災地の映像は凄い。常総市の鬼怒川堤防の決壊個所の風景は、津波に襲われた3.11を誰しも思い浮かべる。

決壊堤防から遠く離れていながら、泥水が押し寄せて、見る見るうちに住宅が浸水し、水が引いた後には、家の中がめちゃくちゃ、そして泥水。

私は中学生や高校生の頃に、体験している。

我が家は大雨が降ると、日野川の水嵩が増し、その影響で支流の水門が閉じて、その水で頻繁に浸水した。水がつくのは、地域では我が集落だけ。そして、我が集落の中でも、2,3の家だけ。その中で、真っ先に家の中に水が入ってくるのは、我が家だけ。で、毎年のように水の被害を受けていたが、床上まで来るか、床下かで大違い。

でも、その度に、台を作って、畳を上げて、家財道具は2階に運ぶ。2階の屋根から小さな舟で出入りしたこともあるし、今私の部屋から真正面に見える堤防(県道が走っている)が、見る見るうちに決壊したのも見ている。

この時は、目の前のフェニックススタジアムがある広大なフェニックス公園(38万坪)が一面、隣集落の低い田んぼだった。ザンザカぶりの大雨の中、そちら側の堤防が、蛇のように曲がって膨らみ始めた。隣集落は、40戸だから、20人近い人出が出て、必死で土嚢を積み上げる。

と、今度はこちら側の堤防が、一か所、内側(私の方)から崩れ始めた。見る見るうちに崩れて、ついに決壊。堤防から溢れんばかりだった泥水が、どっとこちら側に流れ出し、向こうの集落の連中は、土嚢を積む手を休めて、眺めている。隣集落の危機は去ったのだ。

この時ばかりは、1階の床の上に台を組んで積み上げておいた畳が何枚か、ダメになった。想像より、水が多かったし、この時は、福井市が浸水見舞いで「かんぱん」(ビスケットのようなもの)を数袋、呉れた。

当時は、どこの家も汲み取り式だったから、大雨が降ると、母親が真っ先にする仕事は、家の便所の汲み取りだ。江戸時代のように、天秤を肩に担いで、前後に肥桶を下げて、少し高台になっている畑の隅にある、隣の家の「肥溜め」まで運ぶのだ。

自宅の便所のウンコが水に浮かんで、一番被害が出るのは自分の家だから。

後片付けで大事なのは、水の引き際。床上浸水したとき、少しづつ水が引きはじめたら、床上10センチの頃に構えていて、引いていく水に泥を運んでいくように、板切れや箒やあらゆる道具で、水と泥を追い出すような作業を始める。そうして、少しでも床が出てきたら、バケツに汲んだ水を流して、泥を流すのだ。

水が引く、その間際、1時間か2時間が、大事なのだ。その時、必死で働いておくと、床一面に泥が残って、その始末が大変なことにならない。水分を含んだ泥は重いし、運び出すのも片付けも大変だし、泥を取り除いた後に、もう一度水を流すなど、しなきゃいけなくなる。

今は、床上浸水するような水がつくと、もう、誰も彼も家から避難して、空き家に泥棒だけが出入りする時代になってしまったけどね。結局、自分の家は自分で守らなきゃ、後片付けは、誰もやってくれない。

いつの時代も、ゴムボートを待っているようじゃなあ。