25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、35年間健康診断0回の後期高齢+2、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

河原の枯れ葉

2015年10月28日 | 日記
ビニール傘を一本片手に持って(途中から降って来たから、大正解だった!)ブラブラと河原を徘徊。桜の枯れ葉が大量に落ちている。それだけ大量にもかかわらず、ほんと、虫穴のない、色づいた枯れ葉を、今年は一枚も探せない。

去年や一昨年とは、大きな違いだ。

先日のスカットジャパン(?)とかいう番組で、態度の悪いウエイターに、ジュディーオング扮する女性客が「これを言いがかりというのよ!」とやっつけて、ウエイターをぎゃふんと言わせ、スカットするという話だったが、あの短い物語で、一番悪い人物は誰でしょう?

それは、デート中の若い女の子だ。店に入って来たとき店内を眺め渡して「ねえ、素敵な店でしょ。私一度来てみたかったんだ。」と言う。

しかも、不愉快なサービスを受けながら料理が出てくると「わあ、おいしそう」などと、アホを重ねる。

雑誌で紹介記事を読んだのか、外から店内を見て知っていたのか、「ねえ、素敵な店でしょ?」というだけで、アホを証明している。そりゃ店舗内装のデザイナーが、職業的な観点で店づくりの内装を褒めたのならいいが、レストランを利用する客として入って来た以上、そこが「素敵」かどうかは、まず料理、店員の接客サービス、そして、それにマッチした店内、という話になるのだ。

水を持ってきたウエイターの態度だけで、その店の料理がどんなものか、それこそ0.3秒で判断できる。そんな接客しか出来ない従業員を雇っているか、教育できない経営者、あるいは料理長に、美味いものを作れるわけがない。そんなところに、10円だってお金を落としちゃいけないのだ。

即「出るぞ!」と、席を立たないデート相手の男の子は、これもまた、無論情けないが、今に始まった無精子日本男性ではない。ウエイターの態度ばかり批判される話だが、そんな店を「素敵」といい、裏側でどんな材料で、どんな料理を作っているか、それこそ「計り知れない」(そんな態度の接客をボーイに許している店だから、何があっても不思議ではない。)のだ。

そんなものは、時代には何の関係もない。昔も今も同じだ。それを見ただけで「おいしそう!」は、まあ、誰でもいいそうだから、許すとして、何が旨いのかねえ、私にゃ、そのデートする二人の将来も、彼らが親になって、育つ子供も、「うまくない」としか思えないね。

地銀逆風

2015年10月28日 | ニュース
By Yahoo:[ 14c/20c/20% 90p68k ] 小雨のち曇り?

明け方は、まだ雨が残って、空が暗いけれど、降水確率は20%だというから、雨も上がるのだろう。気温は高くならないというが、昨夜は暖かかった。久しぶりに、窓全開。ドアも開けっ放し。寒くなるというから、着替えていた冬用のパジャマを、綿に交換。暑くて寝られそうにもなかったからだ。

お蔭か、高圧洗浄の労働の疲れか、ぐっすりよく眠った。もっとも、夢ばかりみていたが。

まあ、それにしても、最近、福井銀行や北陸銀行のCMをよく見ると思っていたら、案の定、日本中の地銀は、何とか株高に助けられてはいるが、業績不振で喘いでいるようだ。特に福井銀行など、多額の不良債権(小野グループや江守商事)が、いや欠損を償却しなきゃいけないし、預貸率は悪いし、せめて末端消費者に、小口のカードローンや住宅ローンを貸出しないと、貸付先がない。

ところが、その少子高齢化の小さな市場には、山ほど参入者がいて、過当競争もいいところ。で、せっせとCMを流しているというわけだ。リーマン経営陣にそれ以上のアイデアなど出てくるわけがない。

そもそも、金を貸せる銀行マンを「育てない」という組織変更をして、何年になるだろう?バブル崩壊後だから、25年以上になるだろう。金を貸して利益を上げるというのが銀行の本来の業務だ。お客様から預かった大事なお金を、100万円でいいから責任を持って貸して、無事回収し、相応の利潤という成果を上げるという、つまり銀行マンの「真剣勝負」を体験しない限り、正当な感覚を持った銀行マンなど育つわけがない。

僅かな金額でも、ローンの審査は審査部、そして、今ではコンピューターだ。育つわけがない環境を20年以上も続けてきて、事務屋が組織を上り詰めても、今更、地域企業や消費者に密着した「明日」に、資金供給できるような「投資、融資」判断が出来るはずもない。

時代に左右され、先細りの中、お国の指導を待っているばかりだが、そのお国とて、官僚組織の現状は、地銀の経緯と大きな差はないのだから、現状対応案しか出てくるわけがなく、それがつまり、再編統合、資本強化などという、10年後には、より金融環境を悪化させたとしか評価するしかないような、クソの方針だった、と、歴史は流れる。

そして、弱小な民間は、いつだって、厳しいというわけ。