悲しいけれど、事実としては、大雨の増水による岡山の被害者など、基本的に「高齢化社会」のために、死者数が増えたのだ。動物でも人間でも、災害にあって「自力救済」できなければ、死ぬしかない。山崩れなどの犠牲になった子供たちは、可哀想でしかないが、自宅で一人で寝たきりになって増水時に2階や屋根に逃げられずに水死したのは、ある意味、高齢化社会の自然な「成仏」の形だともいえる。家族が同居せず、一人暮らししているのは、現代社会の「姿」なのだ。
地方都市には、そんな「高齢化社会」の現実がゴロゴロしている。自宅屋根が雨漏りしただけでも、水死や凍死する可能性さえある。家族も社会も、現実を受け入れるしかない。生命力のある老人は自力で逃げる。平和な社会が長続きしている日本に、異常な災害が次々と襲ってくるのは、現実を学ぶためかもしれない。
さあ、雨の中、外に放置して、部屋の窓用の障子の張り替え準備でもしておこう。これだって、解体家屋から事前に4枚もらってきて、自力で窓枠を作って、カーテンがわりに使っているのだ。数年張り替えしていないから、タバコの煙で汚れてきた。
地方都市には、そんな「高齢化社会」の現実がゴロゴロしている。自宅屋根が雨漏りしただけでも、水死や凍死する可能性さえある。家族も社会も、現実を受け入れるしかない。生命力のある老人は自力で逃げる。平和な社会が長続きしている日本に、異常な災害が次々と襲ってくるのは、現実を学ぶためかもしれない。
さあ、雨の中、外に放置して、部屋の窓用の障子の張り替え準備でもしておこう。これだって、解体家屋から事前に4枚もらってきて、自力で窓枠を作って、カーテンがわりに使っているのだ。数年張り替えしていないから、タバコの煙で汚れてきた。