昨日の友人の院長の部屋には、新しい加湿器から盛んに蒸気が噴き出している。水道の水ではなく、ボトルに入った特殊な水で、O3(オースリー、活性化酸素)を盛んに吐き出すらしい。
近く販売されるという新しい商品は、加湿器ではなく、その液体。空気中のバクテリアからコロナウイルスまで除菌するというのが「うり」だ。
酸素原子は単体でいると非常に不安定で、何かにくっついてしまう。したがって、臭いなどにも有効なことは、昔から知っている。酸素原子が3つでは、二つは互いにくっついて、いわゆる酸素になるのだが、常に1つがあぶれているので、そいつが何かにくっつく。すると、くっつかれた方が、性質を変えてしまう。
なんとも爽やかな感じがする。噴霧する気体は、口内では「歯周病」や「口臭」にも効く、などと言っていたが、まあ、業者の受け売りに違いない。