まあ、驚くしかないけれど、福井県の人口は76万人程度。昔は80万人といっていたが、少し減った。別にその少ない人口の数字が「驚く」理由ではない。国の総務省が国勢調査で調べる福井県の人口は75万人で、福井県の独自の調査では76万5千人。その差が1万5千人もあると言うのに、驚くのだ。
これなら、一人二人が消え去っても、いや、老人が千人ほど北朝鮮に拉致されても、誰も気づかないに違いない。1万5千人も、この立派な国家で人の数が合わないのだ。もしかして、野鳥の会に依頼して、双眼鏡で覗いて数でも数えてもらわないと、正確な数字は分からないのだろうか?
国勢調査などと言う税金の無駄遣い総務省の数字が少ないのは、どう言うわけだろう。多分、推計か推定人口、などと書いて公表しているに違いない。
こんなIT技術の進んだ近代国家で、わずか、1億2千万人程度の人口でも、正確には掴むことができない。アトランタのコカコーラの本社に行くと、でっかいデジタル表示で、世界で売れているコラコーラの本数が時々刻々変化している。まあ、あれなども苔威だろうけれど、首相官邸の玄関脇に、今日現在の日本の人口、と書かれていて、数字が刻々と変化していても、不思議ではないと思える時代だが、人口の実態数を掴むのは不可能なようだ。
そういえば、あいつ、生きてるのかな?