モノと心の独り言

コミュニケーション/メディア/コミュニティ ココロの建築家になりたいと・・・ 

気になるiPadは、グローカル・コミュニケーション・ギアか?

2010-04-10 06:31:38 | コミュニケーション-メディア
’地方’という言い方が増えていますが、その反対語は’中央’でしょうか? '中央’とは、中央集権国家を目指した明治時代に使い始めた言葉です。幕藩時代には、地方には町方。’じかた’’まちかた’と読んだそうだ。
今、町方・地方(まちかた・じかた)を言い換えると、グローバルとローカル。
町方はすでに交通・運輸の発達により、人が往き来し、出会い・語らう空間で在ると同時に、ネットワークで広く繋がる。
地方は、人の往来・出会いの数は少ないが故に、身も心も開き、より長く・深い関わりを持てる。
しかし、車空間で殻をつくり、PC・ケータイ・ネットワークで、時間や場所を越えてアクセスされるようになると、町方・地方それぞれの人のコミュニケーションの違いが薄れてきた。
全国メディア・グローバルメディアがだんだん、誰にでも分りやすい本能的な情動に応えざるを得なくなると、個人とセカイが直結してしまい、人と人の関わり方が変わってきてしまった。

<モノやコンテンツの消費が、コミュニケーションの媒介になった>
モノやコンテンツを介したコミュニケーションが、印刷物を介したコミュニケーションに代わったのがこの工業化・大量生産時代の結果。モノであろうと映画やゲームのような情報であろうと、量産されたものを消費しつつ媒介にして、コミュニケートしあっているのは同じ。

<個人と媒介との仕掛けはそろっていた>
PC・ケータイとネットワークによって、個人が声も写真も映像も、記録し伝え合うことが出来る時代は来ていた。
そして、離れていても隣同士でも、その写真・映像・イラストと文字を見せ合う時代になっていた。

ケータイも、デジカメも、メディアプレーヤーも、一緒に見合い・聴き合うには小さかった。
老眼や無骨な指先では、あの画面は繊細すぎる。
メディアプレーヤー・ワンセグTVでは、一方通行。
PCでは身構える。

<それは、もしかしたら、iPad!> 
iPodは個人的。iBoardはデモで便利。iMatは笑えすぎ。
気になるモノは、WePad
しかし、当面iPadに注目!
日本発売予定の4月27日が一ヶ月伸びてしまったけれど・・・
5月10日から申し込み開始だそうだ。

今、ココとアソコを現場で楽しめる道具が気になっています。

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