komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

大人にこそおすすめ。「少年の日の思い出」

2017年07月31日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 焼酎お見舞い・・・
 きゃー! 暑中、と書いたつもりが、打ち間違えてこんな変換に・・・。
 全然関係ありませんが、友達に「返信ありがとう」と打ったら「変身ありがとう」となってしまって倒れた思い出が。
 あ~今日も暑いですね・・・。


 サブタイトルは、冬坊の国語の教科書に載っていた短編小説の題名です。
 中一の三学期に習ったものなんですが、あちこちの教科書で、けっこう以前から掲載されているみたい。
 私の記憶にはないんだけど、ご存知のかたも多いかな。


 「少年の日の思い出」ヘルマン・ヘッセ(おお、巨匠!) あらすじ

 12歳(多分)の「僕」はチョウの採集にそりゃもう夢中。その情熱はまさに絶頂。
 そんな「僕」がものすごーく欲しいのが、近所の模範少年が持っている、めずらしいチョウの標本。
 あれが欲しい、どうしても欲しい。「僕」は彼の部屋に忍び込み、なんと標本を盗んじゃう。
 でも部屋を出て、ほかの誰かが近づいてくる足音を聞いたとき、突然良心がめざめるんですね。
 ああ、なんちゅー下劣なことをしちゃったんだろうか。

「僕」はすぐに部屋にひきかえして、ポケットにつっこんでいた標本を返そうとするけど、標本はすでにバラバラになっていた。
 がっくりと家に戻る「僕」。母にすべてを打ち明けると、母はきっぱり言い切った。
 自分で謝りに行きなさい。それよりほかにありません。
「僕」は謝りに行くけど模範少年の許しはもらえず、思いっきり軽蔑されただけ。
「僕」ははじめて知ります。一度起きたことは、もう償えないんだと。

 帰宅した「僕」に母はキス。何も聞かずにほっといてくれたことだけが救いでした。
 傷心の「僕」は、そのあと自分が集めていた標本を全部こわしちゃいました・・・おしまい。

 

 ・・・子どもが読むのと大人が読むのとで、感想が全然ちがうお話ってありますよね。
 この作品はその典型じゃないかと思います。
 たぶん中学生の感想の大半は「欲しい気持ちはわかるけど、盗みはいけない」「謝ったのに許してあげないなんて意地悪だ」というもののはず。あと「後味が悪い話だなあ」とか。

 でも大人目線で読むと・・・とくに男の子の親としてはですね。もうハラハラ。
 だって、「僕」がいい子なの、わかるんですよ。夢中な気持ち、どうしても欲しい気持ち、わかるわかる。
 盗んじゃって、でも反省して戻しに行って・・・なのに、ポケットから出した標本がボロボロだったという展開は、たまんないほど痛々しくて。思わず涙が出そうになっちゃいました。

 そして特筆すべきは、「僕」の母のすばらしさ。
 この母が登場しているために、大人にとってこの話は、それほど後味悪くはなっていません。
 たぶん作者にとっても。巨匠ヘッセも「僕」が絶対好きなはず。だから母に「僕」を救わせているんですよね。

 もしも私が母だったら、こんなふうにできるかな。
 しつこく聞きまくって干渉してしまいそう。見習わなくちゃいけないと、しみじみ思いました。

 それともうひとつ。再読してみて再確認しましたが、この話、犯罪小説としても秀逸です。
 何をおおげさな、と思われるかもしれないけど、実際に大人がやる犯罪だって、案外こんなものじゃないでしょうか。
「僕」がやったことを殺人に代えてさえ、通用する展開。

 魔が差して、はずみで殺して。こわくて思わず逃げようとしたときに、他人の足音がきこえる。
 一気に目が覚める。自分はなんてことをしたんだろう。
 家に帰ってすべてを話し、家族に付き添われて自首・・・あるでしょ、こういうのって現実に。
 良心が目覚める瞬間って、きっとこんなもの。
 起きたことは取り返しがつかないと知る。償いはできないと知る瞬間って、こんなもの。きっと。

 そして、模範少年の態度ですが、この子は謝りに行った「僕」を罵倒したりはせず、冷然とした態度で「軽蔑」します。
 怒りではなく軽蔑。もっとも人を傷つけるのが、侮蔑だって知る瞬間、現実でもありますね。
 作中では犯罪のあとに侮蔑、の順番だけど、犯罪の動機が侮蔑ってことも多いはず。
 そんなことも考えてしまうエピソードでした。
 

 ・・・ふだん教科書を読んだりしない私が、なんでこれだけ読んでみたかといいますと。
 冬坊がぶつぶつ言ってたんですよ。「エーミール」「エーミール」って。
 なんじゃそりゃ。
 てっきり主役の名前かと思って読んでみたら、模範少年の方の名前でした。
 でも、読書嫌いの冬坊が呟くくらいだから、リアル少年の心にも、何か訴えるものがあったみたい。
 どんな授業を受けたのかなー。

 

 

           どうもありがとうございました 

 

 


無口な上の子、おしゃべりな下の子

2017年06月22日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 お久しぶりです。
 そしてほんとにお久しぶりの、このカテゴリー。

 さすがに上の子中2、下の子小5ともなると、書きとめるような面白いエピソードが、だんだんなくなってきますね・・・。
 でも、どんな様子かたまには書いてみようかな。

 

 先日、台所での夏坊との会話。

 夏坊「サイノメ切りって、どんな切り方?」
 私 「んーと、サイコロみたいに細かく・・・」
 夏坊「えっ? サイって、そっちのサイか~!」

 動物のサイと思っていたそうで(笑)。
 いや、たしかに感じは出てるよ。サイの目、小さいもんねー。

 

 やはり先日、買い物帰りの道中にて、しゃべり続ける夏坊。
 彼はほんとにおしゃべりで、クイズ番組とかを見てても、必ずハイテンションで答え続けている。

 夏坊「ねえママ、野球選手で○○って人、知ってる?」
    (ここのところずっと、野球ゲームにハマっている夏坊)
 私 「知らない。ママは昔の巨人の選手の名前しか知らないんだよ」
    (一応、巨人ファン)
 夏坊「ふーん。じゃあ××は? ○×は? ×○は?」
 私 「ママは昔の巨人の選手(以下略)」
 夏坊「ふーん。じゃあ△△は? ▽▽は? △▽は?」
 私 「ママは昔(以下略)」
 夏坊「ふーん。じゃあ□□(以下略)」

 

 以前も書いた気がするけど、寝言も多いんですよね、夏坊。
 一方、兄の冬坊はと言いますと・・・。


 無口すぎて、いつ声変わりしたのかも、わからなかった。


 いや~、いつのまに変わったんでしょうねー。
 去年の夏休み(中1)が終わったころに、まだ変わんないなあと思ったのはたしかなんだけど・・・。
 本人にもわからなかったそうで、そういうもんなのかしら?

 そんな冬坊は、先日、林間学校から帰ってきたとたんトイレにこもってしまった。
 やけに時間かかるけど、バス酔いで調子悪くなっちゃったかな・・・と思ってたら。

 冬坊「来て~。来て~」
    (声変わりした太い声)
 私 「どしたの、おなか痛い?」
 冬坊「いや」

 トイレに行ってみると、冬坊が立って、便器の中を指さしている。
 そこには、丸ごと落っこちた、未使用トイレットペーパーが・・・しかも時間をかけた代物の上に。

 帰ってくるなり、なんて面白いことしてくれるんだね、きみは!
 食事中のかた、すみません。
 こんなオチで、失礼しました~!!

 

             ありがとうございました    

 

 


四輪バギーとツリートレッキング

2016年08月08日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 たいへんご無沙汰しております。
 毎年、夏になると、子ども夏休み・猛暑・その他もろもろでブログ休業状態に・・・。
 でも閉店はしてませんので、よろしくお願いしますです。
 しかし暑いですねー。

 今回は、家族旅行しなければまず経験しなかったであろうレジャーのご紹介。
 ていうか、私が知らなかっただけだと思うんですが(アウトドアにはまったく無関係な人生だったため)。
 何かの参考になりましたらどうぞ。

                         


       四輪バギー

 今月の最初に、群馬県の水上高原で、人生初のバギー体験いたしました。
 四輪バギーっつーのは、頑丈な4つのタイヤとモーターがついた巨大三輪車みたいな(四輪だってば)乗り物。
 右手部分にアクセルのボタンとブレーキレバー。右足にブレーキペダル。
 
 これで、真夏のスキー場、草だらけの斜面を突っ走る!

 小学4年の夏坊でもできました。自転車すら苦手な私でもできました。
 正直、はじめはこわい。すんごい振動、まったく整地されてないでこぼこ斜面。
 ぎゃー、何これ~! よわい50を過ぎて、なぜこんな・・・。
 首がむちうちになったら、どうしてくれよう。

 しかし慣れてくると・・・広い斜面を好き勝手にぶっ飛ばして駆け下りる、暴走族的な快感が。
 
 ただ、頭に血がのぼって我を忘れちゃうようなお子様には、おすすめしません。
 なんかあまりに加速すると、ブレーキどれだっけ?って、頭がクラクラッと・・・。

 係のかたのお話では、怪我しないかとひやひやなのは若者たちだそうです。なるほどね。
 皆さま、くれぐれも安全運転お願いします!
 事故おこしちゃだめですよ~!

 今回利用したのは、「ペンション・パル」というところのバギーでした。
 実は子どもたちと夫は去年、那須バギーパークというところでバギー体験済み。
 こちらは森の中に造られたコースを走るというもので、バイクに乗りなれた夫はこっちが好きだったみたい。
 でもハンドル操作が下手な子どもや私には、勝手に曲がれるゲレンデのほうが楽でした。
 好みによっていろいろですね。

           

 

     ツリートレッキング

 まず転落防止のワイヤーつきベルトを、しっかり装着。
 木立の中、はしごで木の中ほどまでのぼる。
 そこから先は、つり橋、丸太、網、ロープ・・・木と木の間にはりめぐらされたアトラクションを、バランスとりながら次々に渡る。
 ラストは森の斜面をジップラインで、がーっと滑空!
 気持ちいい!

 いや、こわいですよ・・・ぐらぐらつり橋とか、綱渡りワイヤーとかね・・・。
 よわい50を過ぎて、なぜこんな・・・(また)。
 でも、夏坊も私もできました。面白かったし、途中でリタイアも可能です。
 ただ、ひとつのアトラクションの最中に中断するのは、できないんですよね。
 だからもう、励ますしかない。
 がんばれ夏坊、下見るな。もう半分まで行ったよ、上手上手、あと少し!

 「水上高原ホテル200」の施設でした。ちょっと部屋が狭くてなんでしたが(2段ベッドの部屋だったので、その分狭い。子どもたちは喜んでいた)。
 でもテニスだのゴルフだのいろいろできて、雨でも卓球やビリヤードができます。
 はい、一日目、二日目、思い切り雨でした・・・なんとかトレッキングできて、よかったよかった。

 夫は北海道のツリートレッキングを体験したそうで、もっと高い場所でコースも長かったらしい。
 私たちがやったのは、ふつうに行けば20分くらいでおわっちゃう、子どもOKのコースでした。
 ブログに書くつもりがなかったので、ろくな写真撮らなくて。
 撮っておけばよかったなー。

 

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中1男子、はじめての期末テスト

2016年07月10日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 先月の話ですが、6月23,24日に中学校の期末テストがありました。
 中間がおわって1カ月しかたってないのに、ずいぶん早い実施ですよね。
 で、その数日前および当日に、冬坊と大変笑える会話を繰り広げましたので、忘れないように書いておこうと思います。


        その1

 土曜日の午前中にEテレを見続けるのが、冬坊のお気に入り。
 ジョージ、ショーン、テストの花道などときて「基礎英語」に入ったとき、ふいにぼそっと私にたずねる。

   冬坊「英語 はごころ って何?」
   私 「え? はごころ?」

 はごころ。羽衣なら知ってますけど・・・。

   私 「そんな言葉、テレビに出てきた?」
   冬坊「書いてある」

 画面を見ると、並んですわる講師の先生たちの名札のところに、キャッチフレーズみたいなものが、それぞれ記入されている。
 その中のひとつが「英語は心」。

   私 「・・・・・(沈黙ののち)英語、はごころ?」
   冬坊「うん(大真面目)」
   私 「・・・・・英語は、心、じゃないの?」
   冬坊「あっ!」

 ・・・冬坊によると、毎週、はごころって何だろうかと疑問に思いながら見ていたらしい。
 幼稚園児ですか!?
 英語講座を見ているにもかかわらず、日本語さえ読めない中学生・・・。
 来週、期末テストだよ。だいじょぶか~、冬坊!

 

        その2

 テスト1日目がおわり、2日目をひかえた夜の9時。
 昼間はちゃんと勉強していた冬坊が、いまはスマホで将棋ゲームに熱中している。
 私が学生だったころは、前日ともなればあせって夜も勉強した記憶があるんだけど・・・。

   私 「すごい余裕だね、冬坊。試験勉強しなくていいの?」
   冬坊「え? こんな時間にふつう勉強しないでしょ」
   私 「・・・今日、お友達のお母さんに会ったけど、
     お友達は塾で3時から9時まで勉強するんだって言ってたよ」

 それも大変だと思うけど、しかし。

   冬坊「へえ(まったく動じず)」
   私 「よっぽど自信あるんだね。不安な教科ないの?」
   冬坊「ある。保健(保健体育)」
   私 「教科書、もう1度読み返しといたら?」
   冬坊「教科書は学校に忘れてきた」
   私 「えっ??」

 動揺する母を横目に、冬坊は落ち着いていた。通信教育で送られてくる問題集があるから、それを見て勉強したという。
 あ、そうですか。びっくりした・・・。
 しかし不安がよぎったため、ためしに適当な問題集を持ってこさせて、成果を確認することにする。
 開いた社会のページにはこんな問題が。

   世界一寒い地域である( )では冬の気温がマイナス30度を下回る日もある

 この( )内に冬坊が記入している答えが「チベリア」。

   私 「・・・これ、シベリアじゃないの・・・?」
   冬坊「いや、チベリア(断言)」
   私 「シベリアでしょ?」
   冬坊「先生が黒板にこう書いてた」

 もしかして、どこかにチベリアという地名があるとか・・・。
 子どもの教科書を見ていると、しばしば自分の思い違いに驚かされることがある。たとえば漢字の書き順とか、けっこう自分のほうが間違ってたりね・・・。
 にわかに自信をなくした私のそばで、スマホを見ていた夫がその地名を検索する。

   夫 「チベリアという言葉は、ない!」
   私 「ほら~、テストでチベリアなんて書いたら、先生笑っちゃうよ」
   冬坊「え~・・・(不満げ)」
   私 「もう少し暗記とかしたら?」
   冬坊「いや、しない(断言)」
   私 「不安な教科ないの?」
   冬坊「ある。保健」

 なんか異星人と話している気分・・・。
 落ち着かない気持ちを抱きつつ、もう少し確かめてみようと世界地図の問題を指し示し、

   私 「この川の名前は何?」
   冬坊「チベリス川」
   私 「チグリス川だ!」
   冬坊「あ、混じっちゃった」
   私 「中国でいちばん長い川は?」
   冬坊「ながえ」
   私 「ちょうこうって読むんだよ!(注・長江)」


 ちなみに・・・。
 期末テストの結果は推して知るべしでありまして。
 中学校のテストは小学校とはわけが違うということを、冬坊も身をもって知ったのでありました。
 2学期の健闘を祈る。でも面白かったな~。

 

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3年男子、ただいま現実逃避中

2016年02月17日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 3年生でいるのもあとわずかの夏坊。そんな彼の、最近の一枚。

       

 えーと、手前の小テーブルにおいてあるのは宿題の漢字ドリル、もちろんまだ手つかずです。
 そして夏坊が、ソファに頭くっつけながら読んでいるのは、お気に入りの将棋の本。
 そう、宿題をしなければならない現実から、ただいま必死に逃避中なのです。あまりにも絵に描いたように背中を向けて逃避しているので、思わず写真に撮ってしまいました。パチリ。

 たしか1年生のときの記事でも、宿題やるのが苦手で苦手でどーしようもない、っていうのを書いたような・・・しかし、まさか3年生になっても同じように苦手だとは、当時誰が考えたでしょうか。
 こないだなんか、やっぱりドリルを開いた横で、一心不乱に新聞の迷路パズルを解いてましたよ。この分じゃ4年になっても同じでしょう、ああ前途多難・・・。

 でもね・・・それを見ている私も、人のことを言えた立場ではなかったりする。ほら、夕飯の準備にかかるのが嫌で、パソコンにしがみついているこの姿、夏坊そっくり!
 ていうか、夏坊が私にそっくりなんですよね~、こういうところだけ。
 嫌なことは全力で後回しにしようとする性格のおかげで、私自身どんなに苦労していることか。

 ちなみに夏坊がもっとも苦手としている宿題は作文で、こんなブログで文章を書きまくっている私の子どもとは思えません。似てほしいところは似ていない。世の中そーいうもんでした。
 それにしても、語彙は豊富だし言葉の使い方もけっこう面白いから、作文得意そうなのに、なんで嫌いなのかなあ。
 以下は、面白い使い方の例です。

 私 「夏坊、宿題終わったの?」
 夏坊「いや、まだ気配もない」

 私 「夏坊は逆上がりできるんだっけ?」
 夏坊「いや、前回りさえもできないんだよ!」

 得意げに言い切るな、前回りができないことを・・・。


       

 さて、こちらは6年生の冬坊が1月にお誕生日を迎えたときの、バースデープレゼントです。
 がまくんとかえるくんの、ぬいぐるみ! これが欲しいというリクエストに応えて・・・。
 大きさのわりにお値段がよく、自立もしませんが、ていねいに作ってあってかわいい! 手ざわりも良いです。
 
 あ、左にある謎の物体は、夏坊が図工で作った「アルパカ」。自信作、最高傑作と言い放っているので、記念にいっしょに撮影してみました。
 その前にあるコマさんは、冬休みに映画(当然、妖怪ウォッチ)を見たあとで夏坊が買ったもの。コマさんかわいいですよね~、名前も親近感あるし~(笑)。

 6年間のうちで、「宿題やりなさい」と言われたことが2,3回しかない、不思議少年の冬坊。
 嫌なことを先にさっさと片付けるという素晴らしい性格は、完全に父親似のようです。いいなあ、私もそんなふうになりたいものです。
 そんな冬坊も、ついにこの3月で小学校を卒業予定。うわー、信じられません!

 

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がまくんとかえるくん ぬいぐるみ かえるくんS
ベネリック株式会社
ベネリック株式会社

      

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6年男子のアタマの中身

2015年09月30日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 日曜日のことですが、サザエさんを見ていた6年男子の冬坊が、台所にいる私を呼びました。
 ぼく新事実を発見したよ! と言いたげな顔つき。以下はそのときの会話です。

「サザエさんって、マスオさんの奥さん」
「は?」
「サザエさんって、マスオさんの奥さんだよ」
「・・・今まで誰の奥さんだと思ってたの?」
「波平さん」
「・・・・・・じゃあフネさんは?」
「おばあちゃん」


 ちょっと衝撃発言・・・。
 そのあと問い詰めた結果、冬坊の脳内では「フネさんがおばあちゃん、波平とサザエさんが夫婦、カツオ、ワカメ、タラちゃんがサザエさんの弟妹。そしてマスオさんはよくわかんない人」・・・であることが判明しました。

 まあたしかに、そう見えないこともないかもしれない、幼稚園児なんかには。
 しかし6年生ですよ・・・? 何年間も見てるんだし、各キャラの呼び方を聞いてれば気がつかない?
 そして不憫なのがマスオさん。ちなみに我が家のダンナさんはいわゆるマスオさんなんですよ~。気づいてくださいよ、冬坊。

 あ、その後3年生の夏坊に聞いてみたところ、正しい家系図を把握しておりました。ははは。


 去年の冬ごろにも冬坊の不思議少年ぶりを書いた覚えがありますが、1年たっても不思議さ健在。いぜん衰えをみせないようです。
 アタマの中がどうなってるのか、覗いてみたくなっちゃいますね。
 もしかして、こんなふうだったりして・・・。
 

              冬坊の脳内イメージ

 


 えー、解説を。大きいプーさんとグレーのうさちゃんは、夏坊喘息のため長らく封印していましたが、晴れて居間にカムバックしたぬいぐるみちゃんです。
 手前左のおサルさんと、チビチビ三猿ストラップは、6月のネイチャースクール(日光に修学旅行)で冬坊が買ってきたお土産。まんなかは、ひつじのショーンでおなじみのシャーリー。これは珍しく先日ダンナさんが買ってきました。

 右端ですが、超シンプルな造形でなんか異色ですよね(笑)。
 これは夏休みに家族で行った某ファミレスのレジ横で売られていたもので、その名も「ピーにゃっつくん」という商品名でした。

「かわいいよ。これ、かわいいよ」。と家族に訴える冬坊11歳。
 サイズが大きめだったので母は難色を示しましたが、おばあちゃんがいそいそと購入してプレゼント。めでたく我が家の一員に。

 
 しかしこの商品名、たぶん千葉県の特産がピーナツなので、それとキャットをかけたものだと思われますが・・・。
 地域限定でしょうか? なんでレジ横でそんなものを売るんですか? デニーズさん。


 ところで。先日の土曜日は小学校の運動会でした。
 うちの学校では、校舎4階のベランダに巨大得点板がかかげてあって、閉会式のとき最後の点数をそこに表示するようなやり方をしています。
 お花で飾られた枠の中に、1の位、10の位、100の位と3枚の数字ボードをいれる仕組みですね。
「では、得点発表です!」と盛り上がるアナウンス。
 生徒も父兄も、校庭にいるすべての人たちが得点板を見上げる、緊張の瞬間。
 アナウンスが数字を発表するごとに、ベランダにいる数人の生徒がボードを持ちあげて、もたもたしながら入れていく・・・いや、ボードが大きいし重そうなので、なんかヨタヨタもたもた見えるんですよ。
 みんなが注目する中で、あれをやっている生徒たちは責任重大だなあ、と思いながら見ていました。


 ところが、その数人のうちのひとりがなんと冬坊だった。帰宅した冬坊に聞いて、びっくり!
 紅組10の位を担当していたとのこと。事前に練習もしたそうです。
 得点係なのは知っていたけど、本部テントにいるのかと思ったのに・・・。
 もちろん遠すぎて顔までは見えないけれど、あんなにじっとみつめていたのに、我が子があそこにいるなんて想像もしませんでした。

 親の目なんて、案外そんなものかもしれませんね。

 

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3年男子のびっくり寝言

2015年08月20日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 ここ2,3日なぜか突然「しりとりシート(小学生版)」のページに来て下さるかたが増えたようです。
 どうしたことやら・・・でもうれしい。ありがとうございます。

 今回は、3年生の夏坊が放った寝言があんまりだったため、思わず記事に。


 夜中の2時頃、隣が騒がしいので目覚めた私。
 横を見ると夏坊が、おしりを右手でおさえて転がりながら、ジタバタ唸っている。
 どうしたのかと何度か声をかけていると、薄目を開けて

 「え、何?」(すごく冷静な声)
 「どうしたの?」
 「・・・・をしめるのが、たいへんなんだよ・・・」(全然冷静じゃない声)
 「え?」
 「おしりの穴を閉めるのが・・・大変なんだよ・・・」
 「・・・・ちゃんと閉まってるよ?」
 「でも、閉めるのが大変なんだよ・・・疲れる・・・!」

 そして目を閉じ、再び唸りながら転がり始める夏坊。

 

 これを聞いたとき、実は「また具合でも悪いのか??」とドキッとしたんです。
 というのも、
この日の(というか前日の)朝、私は夏坊にナウゼリン座薬を入れまして。
 まさか座薬が出てきたとか?なんて・・・(1日近くたってるのに出るわけないんですが)。

 夏風邪で高熱、そのあとの吐き気という例のパターンにはまってしまった夏坊。
 幸い、薬を入れた2時間後には無事回復、午後は元気を取り戻し、夕方はさらに元気で「もうすっかり大丈夫」な感じになって、一安心。
 さあ、今夜は看病なしでゆっくり寝られるわ~、と思った矢先の大騒ぎ。


 今回の夏風邪、日数は高熱1日吐き気半日とかなり短く済んだんですが、お盆で小児科がお休みだったため精神的に看病がきつくて(私が)。
 久々に自分のブログの「高熱時対処法」なんかを読み返し、保冷剤とストッキングセットで冷やしまくり、保管していた座薬を自己判断でいいのだろうかと迷いつつも使い・・・。
 持てる看病スキルを総動員して、なんとか乗り切ったわけです。
 そしてようやくほっとして、布団に入ったわけなのに、衝撃の
「おしりの穴」発言。


 完全に目が冴えてしまった私は、もはや寝ていられなくて居間に移動、30分後に戻ってみると、寝室は何事もなかったかのように静まりかえってました。
 子どもってなんちゅー生き物なんじゃ!!とあきれるやら疲れるやら。
 でもねー。
 冷静に思い出せば思い出すほどほど、おかしさがこう、じわじわと。
 ギャグですよ、完全に。面白すぎます。
 ほんとになんちゅー生き物なの? 子どもって!!


 翌朝、夏坊に確認すると、本人も騒いだことを覚えていて、「パパにおしりを押さえてもらって寝た」と言ってました。
 ダンナさんは、いつでも冷静であります(笑)。

 


 ちなみに夏坊の寝言は、この日に限らずいつもパワフルです。
 幼児の頃みたいに書きとめていないので、ここで再現できなくて残念。
 お兄ちゃんの冬坊は、あまり寝言も言いません。ふだんの口数がそのまま寝言の数に表れているけど、口数と寝言、何か関係あるのかな。

 
 そして夏坊はですねー、寝相も超パワフル!
 遠慮なく蹴りが飛ぶわ頭突きがくるわ、頭が足元にあるのは毎晩だし。
 冬坊は3年生くらいにはもう少し落ちついて寝てた気がするけど・・・。

 まあ子どもはとにかく健康なのが一番なので、睡眠中にうるさいのも良しとしましょう。
 風邪が治ってよかったね、夏坊。
 あとは夏休みの自由研究だね~(きゃー、まだ何やるかも決まってませ~ん!)

 

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猛暑の日光江戸村、那須サファリパーク、りんどう湖(2)

2015年08月10日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 鬼怒川と那須に家族旅行したお話、続きです。

 
    那須サファリパーク


 昼間は江戸村で灼熱体験、その後那須に移動してホテルで生き返ったのち、ナイトサファリに参加しました。
 夕方6時半のサファリバスに乗ったので、最初のうちはまだ明るくて園内の様子がよくわかり、写真も撮れました。

 

  バスの格子越しに見たライオンさん。
             やっぱり動物園のおりの中よりも、ずっとリアルですね。

 ライオンたちはバスに見向きもしませんでしたが、キリンやダチョウ、鹿、シマウマなどは窓に寄ってくるので、専用の餌をあげることができます。
 手から餌を食べてくれた鹿さん、かわいかった! なんだか離乳食のときの感触を思い出してしまいました。
 
 動物の種類は普通の動物園よりずっと少なくて、おサルさん関係は全然いませんでした。
 モンキーパークというのが別にあるらしいですね。
 しかし・・・バスに乗っているとき、運転手さんが「今、バスの前に○○(忘れた)がいます」と教えてくれたんですよ。
 それを聞き、餌の袋を持ったままあわてて前方に歩き出した夏坊。いきなりバーンとすっ転んだ!
 マンガのように倒れる夏坊と、床に散らばりコロコロころがっていく餌の数々・・・。
 
おサルはどうやら、バスの中にいたようでございます。

 (暑さポイント)
 暑くない!! 夕方雨が降ったせいもありますが、さすがに山の夜は平地みたいに暑くありません。
 バスなので、もちろん昼間でもエアコンがきいているでしょうけど、夜はさらに快適でした。


    那須バギーパーク


 あまりメジャーじゃないのか看板が少なくて、ダンナさんは道に迷っていました・・・。
 が、着いてみると、そこそこお客が来てました。

   オフロードっぽいコースをバギーで走る。
    これは出発するなり柵にぶつかった夏坊を助けるため、係員さんが走っている図(笑)。

 ちなみに冬坊も、まったく同じことをやらかしました。でも一応6歳から乗れるようになっていて、案外すぐに要領がつかめるみたいです。
 バイク乗りのダンナさんもやってみて「面白い」と言っていたから、走り応えがあったようですね。
 ま、私は見学でしたけど・・・。

 
 子どもたちは「ヘルメットが暑い~」。
 私は日陰のベンチでぼけっと待っていられて、楽ちんでした。


   りんどう湖


 りんどう湖ってファミリー牧場だけかと思ってたら、テーマパークだったんですね。
 牛を眺めつつのんびりする時間を想像していたのに、遊ぶところがいろいろあって、炎天下あちこち回る羽目に・・・。
 でも私にしては珍しく、すごく心惹かれるアトラクションがあり、思い切って体験してしまいました。
 それが、こちら。

  ジップライン「カックー」(滑空・・・?)

 体をベルトで固定して、湖の上を滑り降りる。アスレチックなんかでよく見かけますが、それの特大スケールですね。
 晴れていたせいかもしれませんが、すごく魅力的に見えて・・・。
 怖がりの私がこんなもんやりたがるとは、いったいどうしたわけなのか。もしかして暑さで頭がやられたとか(笑)。

 やってみた感想。滑り始めというか、台から足を離すあたりはけっこう怖い。
 私の頭の中は「さあ、リランに乗ったエリンになるのよ!」(わかる人だけわかってください)。
 でも滑ってたら、ちょうど下を大きな遊覧船が通って、乗ってた子どもたちが手を振ってくれたんですよ。
 怖さが快感に変わった瞬間。危険なアクロバットなんかを職業にしている人の気持ちが理解できた一瞬でした。

 あ、写真は私ではなくダンナさんです。25キロ以上じゃないとできないため、夏坊は体験せず。
 冬坊は気軽に挑戦しましたが、滑ってるときの顔はひきつっておりました。

 
 日傘、必須(持ってなかったけど)。
 アーチェリーやバズーカ砲のコーナーは屋根があるので少し楽です。
 パターゴルフは木陰のコース。でも子ども2人とダンナさんで回ったら、かなり時間がかかってましたね。
 私はつきあうのを放棄し、1人涼しい土産物店に入ったりアイスを食べたりしながら待つ道を選びました・・・・。



 以上で家族旅行終了です。
 とにもかくにも無事に帰宅できて何よりでした。
 家族旅行がすむと、親としては夏休みの課題をこなしたような気分になってほっとしますね~。
 それに喉元過ぎれば熱さ忘れるじゃないけど、終わってみれば楽しい思い出が残るので、がんばって行った甲斐がありました。

 これからお出かけのご家族は、猛暑に負けず楽しんできて下さいね

 

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猛暑の日光江戸村、那須サファリパーク、りんどう湖(1)

2015年08月08日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 8月5日から7日まで、小学生男子ふたりを連れて鬼怒川と那須に行って参りました。
 ブログの記事にするつもりはなかったんですが、あまりにもあまりにも暑かったため!!行く予定のある方の暑さ対策に役立つかと思い、書くことにしました。

  遊んだ場所は、東武ワールドスクウェア、日光江戸村、那須サファリパーク(ナイトサファリ)、那須バギーパーク、そして、りんどう湖です。

 


    東武ワールドスクウェア 

 

 写真が全然なくてナンですが・・・記事にするならちゃんと撮ればよかったなあ。
 いろんな国の建造物や通行人やらが精巧なミニチュアで再現されていて、細かく見ていくと驚くくらい凝っている。これを作った人って、すごーい。

 と思えるんでしょう、猛暑でなければね・・・。
 正直、屋内施設で作ったほうが合ってるんじゃないかと思いましたが、帰宅してから写真を見ると、案外面白く写っている。
 最初から写真目的で行ったら、ガリバー旅行記みたいにかなり楽しい連作写真ができそうです。
 ただアトラクションとか遊園地的なものはほとんどないので、子どもというよりむしろ大人対象?とか思ってしまいました。

 (暑さポイント)
 何か所かに自由に取れる保冷剤置き場があって、1人1個と決まってはいましたが、すごく助かりました!
 ちょうど保冷剤がとけたころに次の置き場があり、交換しながら進むという・・・しかし、いったいどんだけ暑いのか。
 日本手ぬぐいがあれば、保冷剤をはさんで首に当てることができるから気持ちいいかも。
 通路が広くてそんなに混んでもいないので、日傘さしても大丈夫だと思います。

 ここの「平安」というレストランで天ざるをいただきましたが、手ごろなお値段なのに名産品である湯葉がちゃんとついていて、おいしかった。落ちついた店内でほっとしました。



    日光江戸村


 灼熱の江戸体験・・・暑すぎて冷静な判断ができないくらいでしたが、ここは個人的に好みでした。

 もともと水戸黄門とか必殺とか(なつかしい)好きなんですよね~。
 猛暑なのにけっこう混んでいたから、季節がよければもっと混んでるのかしら?
 「開門」の時刻に入園したら、チョンマゲ姿のかたがたがお出迎え。開門か閉門に合わせると楽しいです。
 
  これは矢場。
    この写真より実際は狭い感じ。ほかに手裏剣とか射的ができる小屋もあります。  
 
 ちなみに子どもたちが着ているのは、忍者修行用の着物。「江戸職業体験」というのがあって、参加申し込みをしたら着替えさせてくれました。

   これがその忍者体験の一部。
     「お城の廊下で追手をかわしながら逃げる忍者」という寸劇仕立て。
 親たちはベンチでそれを見学することができるんですが・・・これが面白い! 笑える! ドリフのコントか?ってくらいで、いいものを見させていただきました。やってる子どもたちは真剣なんですけどね。

 この職業体験、定員20名ほどなのであっというまに満員に。うちの場合、開門と同時にダンナさんがダッシュで並びにいき、それでもギリギリなくらいでした。人気あるんですね。

 それと同じくらい人気あったのが、忍者アクションを見せてくれる芝居小屋で、「からす屋敷」という小さい劇場のほうは、きっと開門ダッシュの人も多いんじゃないかと思われます。
 私たちは大劇場のほうにはいりましたが、それでも早々と札止めになってました。
 内容は30分と書いてあったけど、20分くらいしかなかったかな。でも見ごたえありましたよ。本物の殺陣をはじめて見られて満足です。
 印象的だったのは、近くの席にいた外国のかわいいお姉さんたちが、口元に両手をあてて舞台に見惚れていたこと。
 ニッポンのニンジャを見に来たんだろうなあ(笑)。

 
 道が狭いので日傘は無理かも(蛇の目傘なら許されるかも?)。
 とにかく事前にネットで地図やアトラクションの時間を見て、場所確認しておくのがおすすめ。暑い中、狭っ苦しい園内でうろうろするのは大変です。 
 職業体験の「忍者」は全部エアコンのきいた室内! 天国でござる~。「岡っ引き」とかはもしかしたら外かも・・・(わかりませんが)。
 矢場や劇場内も涼しいので、もう入るしかないって感じ。野外ステージとか見たかったけど挫折しました、残念。

 そうだ、ホームページに気温が載っていて29度とあったため、期待してしまいましたが、とーんでもなかったです。
 中の人に聞いてみたら、あれは平均気温(朝晩のこと?)だとか・・・こらこら、そんな気温を載せちゃいかんでござる~。

 

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          つけたし・・・小ぶりのうちわ、どこに行くにも役立ちました!
          汗ふき用に手ぬぐい(タオルではなく)を首にかけてたら
     便利だったと思います。花のお江戸で粋な手ぬぐいぶらさげて、なんてね。
        
     
          

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氷の溶ける音を聴く

2015年07月19日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 私が住んでいる関東地方が本日、梅雨明けしました。
 暑中お見舞い申し上げます。
 いきなり晴れて、めちゃめちゃ暑いです。


 でも、気分が涼しくなるような小さな発見もありました。
 湯呑に(グラスではないところが・・・笑)水と氷をいれてテーブルのはしっこにおいたあと、床に落ちてたものを拾うために、ちょっとかがんだんですよ。
 そしたら、耳元で何かの音が聞こえたんです。
 チリチリリ・・・って、ほんの一瞬。

 ん?と思って顔を上げたけど、そばにあるのは湯呑だけ。不思議に思いつつ、ためしに湯呑を持ちあげて耳元にくっつけてみたら・・・。
 音がする。
 氷が湯呑に触れる音。それから氷が解けるときの、かすかなかすかな、チリチリリ。


 なんか、とっても涼やかで愛しい気持ちになってしまいました。
 何が愛しいのかといわれるとよくわからないんですが・・・誰も聞いていなくても、確かに鳴っている音があるんだなあって。
 誰も気づいていなくても、こんなふうに呟いている子もいるのかも、なーんて。

 もしよかったら、あたりが静かな時にやってみてくださいませ。
 氷がひとつしかはいっていなくても、ちゃんと聞こえます。



 ところで。
 ここ1カ月くらい、ほぼ毎日このブログに来て下さっているかたが、もしかするといらっしゃるでしょうか・・・?
 だとしたら、どうもありがとうございます。
 とてもとてもとても(3回!)うれしいです。

 もちろん、はじめてここに来て下さったかたにも、たくさんの感謝を。
 星の数ほどあるブログの中から、よくぞここをみつけて、しかも文章まで読んでくださいました。
 どうもありがとう!

 最近は以前に比べて更新ペ―スが落ちまくっていますが、ゆるゆる続けていく予定です。
 今後もよろしくお願いいたします。

 

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