komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

病院に、連れてくだけでも大仕事(子連れで病院 2)

2013年12月16日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 小さい子はしょっちゅう熱を出す。それくらいの知識は、一応ありましたが・・・。
 病院に連れていくことが、こんなにも手間のかかるものだとは。
 夢にも思わなかった、というより、そういう場面を想像したことさえありませんでした。


 道中が大変なら、待ち時間も大変。
 診察待ちに、会計待ち、薬待ち。院内処方じゃない場合、さらにはなれた薬局まで行って待ち。
 ぐんにゃりした子をかかえながら、診察券やら保険証やらお財布やらを引っぱり出す。
 バッグの中には、ほかの荷物もいっぱい。
  オムツにタオルに汚した時のためのおきがえ。待ち時間のための絵本とか。
 まして、元気な兄弟までくっつけていかなきゃならないとなると・・・その子のためのおもちゃまで・・・。
 ああ、こうして書いているだけでもめまいが・・・。


 なんて書いてしまうと、まるで自分ひとりが苦労しているみたいですが。
 私の場合はありがたいことに、家族の助けをいっぱいかりられる、恵まれた立場だと思います。
 ダンナさんは育児に協力的だし、自分と子どもだけで病院に行くのも平気。いつも身軽に動いてくれます。
 仕事の都合がつく時は早めに帰宅したり、途中で抜けてきたりしてくれたことも。


 同居のチュチュ(私の母。我が家ではおばあちゃまのことをこう呼んでいる)には、日頃の生活はもちろんですが、病気の時は特にお世話になりっぱなし。
 午前と午後に別の病院、なんていう時も、片方の子を家においていけたので、めちゃめちゃ助かりました。
 夜間受診の際、夜中に部屋を移動して、片方の子と添い寝してくれたことも何度かあったなー。


 そんな私でさえ、大変だと思うのだから、実家とかご主人に頼れない身の上のママさんたちはどんなに苦労していることか。

 以前、ご主人が単身赴任中のママから、話を聞いたことがありますが。
 下の子が、夜間に突然、足が痛いと大騒ぎ。上の子は、熟睡。
 で、しかたなく、上の子をひとり残して下だけ夜間診療に連れて行ったとか。
 ドキドキですよね・・・でも、ほかにやりようがない。つらいですね・・・。


 実家が近ければかなり楽になりますが、それでも夜中におばあちゃんを叩き起こすわけにはいかないし。
 そもそも実家が頼れる環境にないというご家庭も、たくさんあることでしょう。
 そうなると、頼みの綱はやはり夫になるわけですが、これがまた、なかなか・・・。
 まず、家にいない。
 次に、いても役に立たない(ことが多い)。
 孤軍奮闘していらっしゃる全国のママさんたち、ご苦労をお察しします。
 ほんとにほんとに、お疲れさまです!


 もちろん、通院だけじゃなく、看病だって1人でやるのはすごく大変ですね。うちの場合はチュチュと2人なわけですが、2人だってすごーく大変でした。
 なぜなら我が家の冬坊は、病気になると膝枕以外、受けつけなかったから。

 大人がそばにいて、常にくっついていないと、絶対だめ。片時もはなれられない雰囲気。
 1人っ子ならまだしも、小さな夏坊の面倒もみなきゃいけないのに・・・同居していないおうちでは、いったいどうやってのりきっているんだろう・・・。
 心底ふしぎでしたが、発熱した夏坊が1人でちゃんと寝ているのを見たとき、長年の謎がとけました。
 幼児でも、くっついてなくて平気なのね・・・。
 さすが「育てにくい子」は、看病も一筋縄ではいかない子でありました。


 とまあ、これは極端な例かもしれませんが、幼児の看病がめんどくさいのは、どのご家庭でも同じですね。
 めんどくさいなんていうと、ひんしゅく買いそうですが・・・何が面倒って、ご機嫌とりが面倒。
 看病そのものよりも、こちらのほうが大変なくらいです。
 病人だからしかたないとはいえ、大人が怒れないのをいいことに、わがまま全開。
 とくに2歳くらいまでは・・・抱っこしてあっち行けこっち行け、あれ取れそれ取れいやいやこっち、ってな具合で・・・。
 あんたはどこの国の王さまなのよ? 私は下僕?


 うちの場合高熱時よりも、治ってきて平熱になったときのほうが、機嫌悪いことが多かった気がします。
 病み上がりを泣かせるのも嫌だから、つい甘やかしてしまって・・・全快してから後悔したことも、しばしば。
 病気前より、やけに態度が大きくなっていたりして、ほんと子どもってやっかいですよねー。 


 長々と書いてしまいましたが。
 
 膝枕が欠かせなかった冬坊も、6歳の今では、1人でいい子に寝ていられるようになってきました。
 成長って、すばらしいです! 不安な気持ちを、自分でコントロールできるようになってきたんですね。
 弟の夏坊の方は・・・まだそこまではいかないかな。
 でもやっぱり、冬坊が4歳の頃と比べると、ずっと看病しやすいかな。


 ともあれ、寒さも風邪もこれからがピーク。
 皆さまもお子さまも、大変なことになりませんように。陰ながらお祈りしています!

 


       

       おわり。どうもありがとうございました 

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子どもは風邪の子(子連れで病院 1)

2013年12月13日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

  冬本番。子育てママには、つらい季節の到来です。
 何がつらいって、寒さと乾燥のダブルパンチで、子どもたちが風邪をひきまくるから。


 夏場は貫通していた冬坊(6歳)の鼻も、寒波と並行して通行止め状態に・・・。
 びっくりするほど、顕著。
 我が家では、冬坊の鼻とともに、季節の訪れを実感します。季節の花ならわかるけど、季節のハナ・・・全然うれしくありません。

 冬坊は、アレルギー性鼻炎。
 あっというまに副鼻腔炎に移行して熱が出ててしまうため、幼稚園の頃は、通行証が欲しいと思うくらい耳鼻科に通いまくりました。

 鼻がふさがっていると口呼吸になってしまうので、幼稚園なんぞに行くと、ウィルスが口にとびこんでくるみたいで。
 そして一度とびこむと、いつまでたっても完治せず。
 大人ならマスクという手もありますが、幼児にマスクはハイレベルだし・・・。


 入園するまでは、突発性発疹で高熱を出した以外、一度も発熱したことのなかった冬坊。
 それが入園したとたん、待ってましたとばかりに風邪のオンパレード。
 年少さんの頃のおたよりノートで調べてみると、欠席しなかったのは4月だけで、5月はいきなり8日も休んでしまいました。
 1年間の保育日数トータル185日のうち,出席したのは133日、欠席52日。
 休み、多すぎ。
 これを保育料に換算すると・・・しないでおこう・・・。


 そして、風邪をひくのは幼児ばかりじゃありません。
 看病しているママたちだって、常に危険にさらされています。
 幼児っていうのは、いつでもどこでも何度でも、ベタベタしたりペロペロしたりナメナメしたりする生き物。
 風邪だろうが高熱だろうが、おかまいなし。
 人の鼻先で咳したり、お皿の並んだ食卓の真上でくしゃみを連発するのも、おてのものです。


 おかげで、独身時代はしつこい風邪とほとんど縁のなかった私も、しょっちゅうウィルスをもらいうける羽目になりました。
 まあ、お若いママさんたちなら、そんなの吹っとばすと思いますが・・・あいにく私にはパワーがなくて。
 免疫力、低下の一途をたどっている身としては、しんどいしんどい。


 でも、もちろん、最大の被害者は、弟の夏坊ですよね。
 まだ1歳前後の内からせっせと熱を出し、せっせと小児科通い。
  下の子の宿命とはいえ、気の毒に。冬坊はそんな時期に寝込んだことなんてなかったのに・・・。


 で、そうなると実にやっかいなのが、看病、そして通院です。

 兄弟でうつしあっても時間差でなんとかなる、という話もちらほら聞いたけど、うちは冬坊の回復が遅いせいか、けっこうだぶっちゃいました。
 午前中に夏坊を小児科に連れていき、午後は冬坊を耳鼻科に・・・とか。
 ちなみに病院のある方角は正反対。夏坊一人を、午前中小児科、午後耳鼻科と連れまわしたこともあったなあ。

  具合の悪い幼児を病院に連れていくのって、かなりの重労働ですよね。

    

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母ゴコロに残る名言(子どものおしゃべり 4)

2013年06月08日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 そういえば、夏坊が自分のことを「ぼく」と言い始めたのは、3歳5カ月ごろでした。

 それまでは、ふつうに「夏くん」って言ってたんですよね。
 たぶん、おにいちゃんの冬坊の真似をしたんでしょうけど、でもまだ3歳なのに・・・。
 
 自分のことを「くん」付けで呼ぶのって、ちっちゃい子どもの特権みたいで、かわいらしくて好きだったんです。
 もうしばらく聞いていたくて、
 「せめて幼稚園にはいるまでは、夏くんにしようよ」
 などと子どもに懇願する、珍しい母。
 でも、あえなく却下されてしまった・・・。残念だったな~。

 

 とにかく夏坊は、言葉が出始めたころからずっと、プラス発言が多くて。
 「あ、夏坊の大好きな牛乳!」とか、「冬坊の大好きな赤!」とか・・・。
 そういう言葉があたりまえのように出るので、感心してしまうことが多いんです。

 そんな夏坊がある時期に突然歌ってくれたのが、こんなふうな、しあわせの歌。


☆ 「♪♪ しあわせ!しあわせ!ラララ!ラララ!ちー!」
    (ここでポーズ)
   「それ、なんのおうた?」
   「しあわせのおうたなの」           (2歳7カ月)


☆ 「♪♪ はいっ、はいっ、つーよいぞ~! ん~?」
    (ここでポーズ)    
                           (2歳9カ月)


☆ 「♪♪ おいでよあそぼ、いっしょにあそぼ、にこ~!」
    (ここで両手をほっぺにあてて、にこーっとする)       
                             (2歳9カ月)

 
 何かの真似をしたとは思えないんだけど、あれは何だったのかなあ?
 メロディといえるほどのものはなかったんですが、いかにも歌らしくリズムや振付がついていて、すごく楽しそうでした。  

 
 いっぽうの冬坊は、お察しの通り(?)そういう台詞は一切なし。
 
 でも、私が怒っている時やイライラしている時に、思わず腰がくだけるようなかわいい言動をしてくれたことは、多々あります。
 たとえば・・・。


☆ やっと寝室に行ったと思ったら、べそをかきながら下りてくる。
    「プーちゃんシール、はるの~」 の一点張り。
  プーちゃんシールって何? そんなものうちにはないんだけど。 
  ある、ない、とイライラしながら押し問答のあげく、
    「どこにはるの?」 とたずねると、
    「おててにはるの~」
     
  プーさんの絵がついたばんそうこうのことでした・・・。   
                            (3歳11カ月) 


☆ 机の下にスーパーボールが入り込んで、手が届かない。
    「とれなーい!とれなーい!」
  あーうるさい。
    「だからいつも、気をつけてって言ってるでしょ!」
    「冬坊、おててがみじかいから、とれなーい!」  
  
  そっか・・・たしかに短いねえ。   (4歳3カ月)


☆ 食事の途中でもめごとがおき、泣いてしまったあとで。
  ようやく食べるのを再開しようとした時、前掛けがなかったので
  きいてみる。
    「なんで、まえかけ、とっちゃったの?」
    「冬坊、なみだがまえけ(まえかけのこと)におちるから、
     とっちゃったの」 

  そっか・・・いっぱい泣いちゃったのね。     (4歳6カ月)   
  
 
 「ママがいないと泣いちゃう~」
 「だっこしてないと、冬坊はすぐ泣いちゃう~」
 この手の発言も、母ごころにヒットしますよね。

 最後に、母の記憶に残る名言を。まずは冬坊から。


☆ 「冬坊は、大きくなったら何になりたいの?」
   「はっぱになりたいの」
   「はっぱ??  どうして?」
   「はっぱは、おはながさくんだよ」       (4歳5カ月)

 幼稚園の七夕さまの願いごと。短冊にもそう書いていたと、あとで先生から聞きました。 

 続いて、夏坊です。
 

☆ だっこしていたら、にこにこしながら、ママの目のあたりを
  さわる。
    「このおめめ・・・このおめめ・・・」
    「?」
    「このおめめ、かわいいね」          (2歳2カ月)


 おお、名言!(笑)  
 おまんじゅうみたいな、満面の笑顔だったなあ。
 それなのに、今回、育児記録を読み返すまで忘れてました。
 口数が多いと、かえって忘れちゃうんですよね。あぶないあぶない。

 というわけで、4回も書いてしまいましたが、おしゃべりはまだまだ現在進行形。
 そのうち、またまとめられればいいなあ、と思っています。


  
      



            
        おわり。どうもありがとうございました。        

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3歳なのに、おじさん口調?(子どものおしゃべり 3)

2013年06月07日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

  お兄ちゃんの冬坊にくらべて、100倍しゃべる夏坊。
 続きまして、そんな彼のおやじ発言6連発を、お送りします。


☆ のどがかわいて、寝室からキッチンにおりてくる。
  お水をごくごく飲みほし、満足しながら
    「は~っ、おいし~っ!」
  
  豪快に去る後姿といい、言い方といい、ビールを飲んだあとの
  おじさんそのものでした・・・。 
                             (3歳0カ月)

   
☆ 布団をしいたら、よろこんでダイビング。
    「うーん、ごくらくごくらく!」  

   当時やってたアニメ「ぜんまいざむらい」の真似らしいけど、
  いきなり言われてびっくり。
                           (3歳2カ月)
 

☆ ママが洗濯物をかごにうつしているのを、じっとみつめる。
  そして突然、
    「そんなにいっぱい、ほせるかい?」             
                           (3歳2カ月)


☆ 冬坊の食事中。おかずをほおばっている冬坊を見てひとこと、
    「おお、すごい食欲だねえ!」                 
                           (3歳3カ月)


☆ レンジで温めた牛乳をのみながら、しみじみと、
    「あ~、からだがあったまるねえ」         
                             (3歳5カ月)


☆ ごきげんななめの冬坊。そのうつむきがちな後ろ姿に声をかけて
    「冬坊、元気ないねえ!」       
                           
  落ち込んだ生徒にはっぱをかける先生みたいな口調・・・なんで
  そんなにえらそうなんだか。       
  
                                                          (3歳7ヶ月)


 下の子は成長が早いって言うけど、ほんとにそうですね。
 2歳の頃は棒読みだった口調が、3歳になるとやけに大人びてきて、面白かったです。
 たとえばこんなふう。


☆ 散歩に連れて行ってくれると聞き、引き出しを開けながら大人の
  ように力強く言う。
   「あとは靴下が必要だな!」

   「夏坊夏坊、サンダルだから靴下は出さなくていいよ」
  と、パパに言われてました・・・。               
                                 (3歳0カ月)


☆ 夜中に咳が止まらなくなって病院へ。
  車で連れて行ってもらえると聞き、はりきって力強く言う。
   「あとはぼうしが必要!」

   「夏坊夏坊、夜だからぼうしはいらないよ」
  と、パパに言われてました・・・。          (3歳0カ月)





  
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エレベーターだったらアウト!(子どものおしゃべり 2)

2013年06月05日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

  続きまして、夏坊の名言迷言をご紹介します。

 こちらは兄とはうって変わって、おしゃべりという言葉がふさわしい喋りっぷり。
 だいたい、発声からしておにいちゃんとはちがうような。腹の底から出してる感じがするんですよね。

 「ママ」としゃべり始めた1歳5ヶ月ごろ。夜中にトイレに起きた私の耳に、地をはうようなひくーい声が。
 「・・・まんま~・・・」
 ちょ、ちょっと怖かったかも、ドスがきいてて・・・。

  もちろん、最初の頃はつたない声だったんですが、だんだん自信満々になってきて、図太い(?)イメージに。
 でも言い方は、やけに棒読みで、そのギャップも面白かったですね。

 では、いきまーす。


☆ 電話が鳴ると、もれなく取りたがる夏坊。
  受話器に飛びついて、
    「もしもし、おにぎりたべたいんでしゅ」      (2歳2カ月)


☆ 別の日に飛びついた時は、
    「もしもし、わんどきりきり」

  これ、何日も言ってたけど出典は不明・・・。     (2歳2カ月)


☆ ママが着替えている最中に、こっちに来てくれと要求。
  ちょっと待っててね、と言いつつズボンを脱いでいると、怒って叫ぶ。
    「おしっこしないでよ~!!」                       
                               (2歳6カ月)  
 
   
☆ 足のつめを切ってあげようしたら、つめ切りを奪い取って叫ぶ。
    「そんなことは夏坊が!」                        
                           (2歳10カ月)


☆ 病院の待合室にて。  
  抱っこして立っていたら、真横の椅子に座っている人の頭を
  見下ろして、ボソッとひとこと。
    「あれ・・・あのおじさん、かみがない・・・」                
                              (3歳0カ月) 

 幸い呟きだったので、おじさんには聞こえなかったみたいだけど、2回も言いました・・・。
 エレベーターみたいな密室じゃなくてよかったなあ。
 エレベーターの中って、危ない局面が多くないですか? 
 こんなとこで発言されたら逃げ場なし!みたいな(笑)。


☆ おふろ場でおしっこしてたら、自分の足がびしょびしょに。
  泣きべそかきながら、
    「おちんちんがまがってた~」          (3歳0カ月)


☆ お昼寝する時につけたおむつをつけっぱなしにしていたら、おむつが
  いっぱいに。
    「夏坊、おむつ、パンパンじゃない?」と指摘すると、自信たっぷり
  教えてくれました。

    「これは、おしっこのせいなんだよ!」      (4歳0カ月)


☆ 手をぶつけて、痛い痛いと大騒ぎ。
    「大丈夫。すぐ治るよ」
    「いたい~! 10年いたい~!」

    そ、それは大変だ。          (4歳1カ月)


☆ 新築工事をしている家。きのうよりもずいぶん出来上がって
  いるのを見て、感心しながら、
    「もうすぐできそうだね。あと2分くらいじゃない?」

    
    そ、それは無理でしょう。         (4歳1カ月)
 


 

                 
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まとめて公開、子どもの迷言(子どものおしゃべり 1)

2013年06月02日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 育児編で重い話題が続きましたので、今回はかるーくいきたいと思います。

 子どものおしゃべり。
 うわさには聞いていましたが、本当にかわいい、びっくり、想定外!な台詞がいっぱいですよね。
 忘れてなるものかと、意地になって書きとめてたつもりですが、やっぱり書けなかったものもいろいろと(全部忘れちゃったけど・・・)。


 長男の冬坊の場合はほんとに無口だったので、おしゃべりというよりは呟きといった方が近い感じでした。
 でも、それなりに名言、迷言が。 
 彼の場合、ポイントは声と言い方で、親からするとキュンキュンものでした・・・まあ、親だけかも、ですけどね(笑)。

 では、か細く、高く、つたない声をイメージして、読んでみてくださいませ。
 

☆ ようやくセンテンスを喋り始めた冬坊とおふろに入っている時に、
  なにげなーく訊いてみた。
   「今日、幼稚園で何したの?」
   「おならしたの」          (3歳7カ月)


☆ おふろあがりに、かゆみ止めの薬をつける。
   ここがかゆい、そこはちがうとうるさいので、
    「こうですか?」と訊くと、
    「こうですよ!」
    「背中はどうですか?」
    「どうですよ!」        (4歳2カ月)


☆ テレビに日本地図が映っていたので訊いてみる。
    「これ、何か知ってる?」
    「天気予報」

   同じく、タワシが映っていたので訊いてみる。
    「これ、何か知ってる?」
    「くり」                    (5歳3カ月)


☆ おふろあがり、自分のタマタマをつまんで、すごーく嫌そうに
  訴える。
    「ぼく、これきらい~」

  しわしわなのが嫌だったみたいです・・・。     (5歳3カ月)


☆ 自分の腕に鳥肌がたっているのを発見して、すごーく嫌そうに
  訴える。
    「これきらい~。とって~」

  うーん・・・前項では取ってと言われなくてよかったなあ・・・。    
                                 (5歳5カ月)


☆ おばあちゃまの二の腕が、ふりそでプルプルになっているのを発見。
  さわると気持ちがいいらしくて、お気に入りに。
    「ぼく、これ好き」
    「ムニュムニュ、さわらせて」
    「なんで、はえてるの?」 
    「なんでぼくには、はえてないの?」

  ちなみに外反母趾を見た時も、なんではえてるの?と訊きました。 
                             (5歳5カ月)  


 子どもの言い方って、大真面目だからおかしいですよね。
 そういえば、こんなのもあったなー。

  
☆ 「冬坊、みかん食べる?」
   「いま、うんちしてるから、食べないの」      
  
 すごく真剣な顔で教えてくれました。
 オムツしてたので、忙しいのがわからなかったわー。  
                            (3歳11カ月)

 

 


 
 
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こどもの こころ (おまけのひとりごと 4)

2013年05月21日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 

         こどもの こころ

 

    
      「あぶないからやっちゃだめ」

      「やめなさい」

      「やめなさいって言ってるでしょ?」


       同じことを 何度言っても

       何度言っても わかってくれない

       その 幼いこころで


       許してくれる


       何度も 何度も

       同じ失敗ばかり 繰り返している

       わたしのことを

      

 

 

                             

      ありがとうございました           

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いつも怒ってばかりでごめんね(母の不機嫌 2)

2013年05月20日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

  食事中に子どもを追いつめてしまい、反省して以来。
  食べているときは極力楽しい気分でいられるよう、心がけるようになりました。

 もちろんそんなこと、常識として知ってはいたけど、やっぱり実行できてなかったんですよね・・・。


 とはいえ、小学生になった今はさすがに、あまりにお行儀が悪いと叱ってしまうこともありますが。
 怒ることと躾けることは、当然、別物。
 でも、その兼ね合いというか、境目が難しい。
 そこのところがちゃんと子どもにも伝わるように、躾けられればいいんですけどね・・・。


 子どもを怒る時って、相手が大人の時と変わらないほど腹が立ったりしませんか?
 っていうか、場合によっては大人以上に頭に来たりして。
 自分が優位に立っているという意識のせいだと思いますが、これがまあ、あきれるくらい腹が立つ。

 先日、3,4歳のころの写真を久々に見返してみて、びっくりしました。
 わ! かっわいい(親バカ発言)。 
 こんなにちっちゃくてかわいかったのか・・・(こ、子育て中のママさんならわかりますよね、この感じ)
 こんなのを相手にして、何を本気で怒っていたんだか。
 いったい何が不満だったのよ、私?


 今現在のことも、あとで見返してみれば、同じように思えるんだろうなあ・・・。
 リアルタイムで気づけばいいのにね。

 でも、怒ってしばらくたってから、相手の幼さに気がつくことは、今も時々。
 たとえば泣き寝入りした夜の枕元。お気に入りの線路のおもちゃが広げっぱなしになっているのを、見た時とか。
 くまちゃんの模様のついたパンツをはいていることに、気づいた時とか。
 手や足にいっぱいついた、マジックの跡。紙に書いているはずなのに、なんで手足にまでこんなにつくのかと思った時とか。

 まだ小さい子どもなんだ。
 ほんとに幼いんだなあって、しみじみ思う。

 
 いつも怒ってばかりでごめんね。
 もっとうまくやれたらいいのにね。
 相変わらず未熟な母を尻目に、冬坊はどんどん成長しています。
 感情のコントロールもどんどん上手になって、たくさんのことを吸収しつつあります。
 それができるようになって、いちばんうれしいのは、きっと冬坊自身。
 今、6歳と7カ月。
 小さい頃と比べてみても、今がいちばん楽しそうです。


 ところで。
 しばらく話題に上っていなかった夏坊のことも、ちょっと書いておきますね。

 夏坊のセンサーは感度良好。
 目の前で親子のバトルを見ていれば、嫌でも良好になろうってもんですが・・・でも、どう考えてもそれだけじゃない。
 生まれつきの資質のせいもあるような。

 何しろ、ねんねの頃からごきげんだった夏坊。
 ベビーベッドからこちらをみつめて、にこ~って笑いかけてきた時には感動しました。
 赤ちゃんって、あやさなくても笑うんだ・・・。
 気に障ることがあると、なぜか両手をばんざいみたいに上げながら、部屋の隅に走り去る夏坊。
 そして、ばったり倒れこんだ数分後・・・踊りながらルンルン戻ってくることも。
 おお、1歳の子どもでも、自力で気分転換できるんだ!


 人の顔を見ながら、おいしいねって、同意を求める。何かしながら、楽しいねって、共感を求める。
 そんなふうにしてもらうと、やっぱりうれしい。
 2番目の子どもの育児は、1番目に較べればずっとラク・・・。

 ・・・・・なわけはございません(きっぱり)!


 いや、ラクにはラクなんだけどさ。こちらも二人目になるといい加減というか、ズボラになるし。下手な期待も抱かなくなるし。
 しかし、第2子の自己主張の強さ、激しさはハンパではなかった。
 毎日毎日、思いっきり振り回されています。
 ほんと、楽な育児というのはないものですね。


 子どもと親の不機嫌について、長々と書いてしまいました。
 ほんとは少し迷ったんですね。我が子の困った面や自分自身の未熟な面を、こんなふうにさらしてしまっていいのかなって。
 でも、私には、子どもができて以来混乱していた頭の中を、整理する必要がありました。
 こうして形にしてみた今は、ある種のカミングアウトをした気分です。
 とりあえず、不機嫌についてはこれでおしまい。
 こんな文章にお付き合いして下さった方がいらしたとしたら。

 本当に、ありがとうございました。

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    付記1 ダブル不機嫌(笑)を題材にしたエッセイを、地方新聞に
    2回、載せていただきました。コチラコチラです。

  
 
 付記2  最近(2014年1月、冬坊もうすぐ10歳!)みつけた
        「幸せなおかあさんになるための子育て支援サイト」
        というサイトの記事。
   切羽詰っていたときに読んでいたら、心の助けになった
   かも・・・と思いましたので、ご案内しますね。
 コチラです。
           

 


どうしてこんなに困らせるの?(母の不機嫌 1)

2013年05月17日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 「どうして?」って疑問を持ちながら、育児をするのはつらい。

 どうして泣くの? どうして泣きやまないの? 
 何がほしいの? 何をどうしてほしいの? どうして?


 性格的に、そういうことをあまり気にしないという方も、たくさんいらっしゃると思います。
 でも、私みたいに心配性かつ分析型の人間には、理由のわからないもの、理不尽な(と大人には思える)ものと向き合い続けること自体が、時々とてもストレスになる気がします。

 うちのダンナさんは正反対で、現状を受け入れて「子どもには理由なんてないよ」とあっさり言えるタイプ。
 まったくもって、うらやましい限りです。そんなふうに言えたら楽だろうなあ。
 とはいえ、「少しは原因究明してよ。何か理由があるかもしれないでしょ!」という、妻の八つ当たり的怒りを買うこともしばしばですが・・・。


 前々回の実録
 実はあの日だけではなくて、前後合わせて六日連続で、号泣騒ぎがおきてたんですね。
 あの時は、まさに「どうして?」のオンパレードでした。

 泣かないまでも、すぐにご機嫌ななめになるし、普通に言えば済むようなことでもキーキーうるさく訴えてくるし。
 思い当たるところも全然なくて、もうこっちまで涙が出そうだった。


 実際、トイレに閉じこもった時は、中で泣いてました。
 子どもをトイレに閉じ込めたりすると虐待っぽいから、自分がこもった方がましかな、と思ったんですが・・・。
 冬坊が「あけてあけて~!」と叫ぶ声。
 うちのトイレは通りに近い場所にあるから、きっと外まで筒抜けだったにちがいない。  
 虐待と思われても不思議はなかったかも。

 それにしても、トイレに籠城して泣く母って・・・。
 情けないったらありゃしない話ですよね。


 あれは夕方から夜にかけての騒動でしたが、その時間帯は私にとって本当に鬼門で、今でも時々失敗してしまいます。

 というのも、子どもって夕方になると、昼間よりご機嫌が悪くなりやすいですよね。
 乳児の夕方泣きは有名ですが、もっと大きくなってからも。
 特にお昼寝をしていないと、一日の疲れがどっと出てきて、眠いし、おなかはすくし、遊ぶのもあきちゃったし・・・で、必然的に、ママにくっついてベタベタベタ。

 ところがまずいことに、大人の方も、事情は同じだったりするんです。
 疲れが出るし、眠いし、おなかはすくし、子どもと遊ぶのもあきちゃったし、でも夕食を作らなきゃいけないし・・・で、必然的にイライライラ。

 冬坊は特に、眠いイコール不機嫌がはっきりしていたので、夕方こそ時間をとって、ちゃんと相手をしてあげる必要がありました。
 そうすれば、お互いもっと楽しかったはず。
 でも、それをするためには夕食の準備を済ませておかなきゃならない。
 でも、私にはそれができない。
 だって、料理が・・・(以下、さんざん書かせていただいたので自粛)。


 私にとって、料理の問題と不機嫌の問題は、同じ悩みの両局面でした。
 うまくいかないまま、険悪なムードで食卓についたことも、1度や2度じゃありません。こんなことだから偏食になるんだって落ち込んだことも、しょっちゅう。


 冬坊が5歳7カ月の頃のこと。
 例によって険悪な中で食事を始めた冬坊。
 ウィンナーばっかり食べてほかのものに見向きもしないため、思わずとげとげしく注意する母。
 「ほかのおかずも食べなさい。栄養あるんだから!」
 こちらを見た冬坊は、泣きそうな顔で小さく言いました。
 「ぼく、これ好きなのよ。おいしいの」
 リスみたいに、ほっぺいっぱいウィンナーをほおばったままで。

 ・・・・・はっとしました。
 今のは、本当ならにこにこしながら言うべき言葉じゃないの?
 それなのに、私ときたら。
 食事中にまで、子どもを追いつめるなんて・・・。


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むこうの世界、こちらの世界(おまけのひとりごと 3)

2013年05月13日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 赤ちゃんが誕生するって、どういうことかな?

 私たち大人の生きている場所が「こちらの世界」だとすると・・・。

 赤ちゃんは、「むこうの世界」から「こちらの世界」に、やってくる。物理的には。
  でも精神的には、私たちが「むこうの世界」に、行くのではないかと思います。


 赤ちゃんのいない世界から、いる世界へ。
 子どものいない世界から、いる世界へ。


 妊娠がわかった時に軽々とむこうへ渡る人もいれば、生まれた瞬間に超えていく人もいる。
 育てているうちにいつのまにか行っていた、という人もいれば、行きつ戻りつしながらゆっくり近づいていく人もいる。
 
 その人なりのテンポ。人それぞれのやり方で。
 だけど、なかなかむこうに行けない人は、子どもといるのが、きっと大変。


 たとえば、自分が家の中にいて、子どもたちが外で遊んでいるとき。
 おひさまの光も当たらない、狭い部屋だったら?
 窓に、曇りガラスがはまっていたら?
 子どもたちが外にいるのはわかるけど、曇りガラスなので、顔までは見えない。
 声は聞こえるけど、何を言っているのかまではわからない。


 ドアを開けて、一歩、外に出てみよう。
 おひさまの下で遊ぶ子どもの、にこにこ笑顔が見えるはず。

    
        

 


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