そういえば、夏坊が自分のことを「ぼく」と言い始めたのは、3歳5カ月ごろでした。
それまでは、ふつうに「夏くん」って言ってたんですよね。
たぶん、おにいちゃんの冬坊の真似をしたんでしょうけど、でもまだ3歳なのに・・・。
自分のことを「くん」付けで呼ぶのって、ちっちゃい子どもの特権みたいで、かわいらしくて好きだったんです。
もうしばらく聞いていたくて、
「せめて幼稚園にはいるまでは、夏くんにしようよ」
などと子どもに懇願する、珍しい母。
でも、あえなく却下されてしまった・・・。残念だったな~。
とにかく夏坊は、言葉が出始めたころからずっと、プラス発言が多くて。
「あ、夏坊の大好きな牛乳!」とか、「冬坊の大好きな赤!」とか・・・。
そういう言葉があたりまえのように出るので、感心してしまうことが多いんです。
そんな夏坊がある時期に突然歌ってくれたのが、こんなふうな、しあわせの歌。
☆ 「♪♪ しあわせ!しあわせ!ラララ!ラララ!ちー!」
(ここでポーズ)
「それ、なんのおうた?」
「しあわせのおうたなの」 (2歳7カ月)
☆ 「♪♪ はいっ、はいっ、つーよいぞ~! ん~?」
(ここでポーズ)
(2歳9カ月)
☆ 「♪♪ おいでよあそぼ、いっしょにあそぼ、にこ~!」
(ここで両手をほっぺにあてて、にこーっとする)
(2歳9カ月)
何かの真似をしたとは思えないんだけど、あれは何だったのかなあ?
メロディといえるほどのものはなかったんですが、いかにも歌らしくリズムや振付がついていて、すごく楽しそうでした。
いっぽうの冬坊は、お察しの通り(?)そういう台詞は一切なし。
でも、私が怒っている時やイライラしている時に、思わず腰がくだけるようなかわいい言動をしてくれたことは、多々あります。
たとえば・・・。
☆ やっと寝室に行ったと思ったら、べそをかきながら下りてくる。
「プーちゃんシール、はるの~」 の一点張り。
プーちゃんシールって何? そんなものうちにはないんだけど。
ある、ない、とイライラしながら押し問答のあげく、
「どこにはるの?」 とたずねると、
「おててにはるの~」
プーさんの絵がついたばんそうこうのことでした・・・。
(3歳11カ月)
☆ 机の下にスーパーボールが入り込んで、手が届かない。
「とれなーい!とれなーい!」
あーうるさい。
「だからいつも、気をつけてって言ってるでしょ!」
「冬坊、おててがみじかいから、とれなーい!」
そっか・・・たしかに短いねえ。 (4歳3カ月)
☆ 食事の途中でもめごとがおき、泣いてしまったあとで。
ようやく食べるのを再開しようとした時、前掛けがなかったので
きいてみる。
「なんで、まえかけ、とっちゃったの?」
「冬坊、なみだがまえけ(まえかけのこと)におちるから、
とっちゃったの」
そっか・・・いっぱい泣いちゃったのね。 (4歳6カ月)
「ママがいないと泣いちゃう~」
「だっこしてないと、冬坊はすぐ泣いちゃう~」
この手の発言も、母ごころにヒットしますよね。
最後に、母の記憶に残る名言を。まずは冬坊から。
☆ 「冬坊は、大きくなったら何になりたいの?」
「はっぱになりたいの」
「はっぱ?? どうして?」
「はっぱは、おはながさくんだよ」 (4歳5カ月)
幼稚園の七夕さまの願いごと。短冊にもそう書いていたと、あとで先生から聞きました。
続いて、夏坊です。
☆ だっこしていたら、にこにこしながら、ママの目のあたりを
さわる。
「このおめめ・・・このおめめ・・・」
「?」
「このおめめ、かわいいね」 (2歳2カ月)
おお、名言!(笑)
おまんじゅうみたいな、満面の笑顔だったなあ。
それなのに、今回、育児記録を読み返すまで忘れてました。
口数が多いと、かえって忘れちゃうんですよね。あぶないあぶない。
というわけで、4回も書いてしまいましたが、おしゃべりはまだまだ現在進行形。
そのうち、またまとめられればいいなあ、と思っています。
おわり。どうもありがとうございました。
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