komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

「育てにくい子」から「育てにくかった子」へ

2014年02月01日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 冬坊、10歳の仲間入り。今週の月曜日がバースデーでした。

 月曜だとダンナさんの帰りが遅いので、お祝いは日曜日の夜にみんなで。
 苺のケーキ食べて、プレゼントはもちろん、アーノルド・ローベルの絵本4点セットです。

 リクエストどおりの本をもらって、にこにこの冬坊。
 私に抱きつき(ふだんもしょっちゅう抱きつくんですが)、はにかみながら顔をあげて、
 「・・・買ってくれて、ありがとう」

 ・・・・・10歳になったんだね、冬坊。
 こういう台詞、言う子は早くからあたりまえのように言うんでしょうけれど。
 でも冬坊の口から、自発的なことばとして聞いたのは、これがはじめてのような気がします。

 成長してるんだ。 
 生まれて10年、たったんだ。
 「育てにくい子」だったのに。
 いつのまにか「育てやすい子」になってたなんて。


 今の彼がどんなふうかと言いますと、テンション低めだけど、いつも気分は一定、機嫌がいい感じ。
 今日は荒れてるなー、とか思うことはまずありません。
 相手の感情を読んだり共感したりする分野は、やっぱり今も苦手かも。
 でもそのぶん、「お友だちにああ言われた」だの「仲間はずれにされた」だの、神経質にならないから、こちらも気楽です。

 
 ことばが遅かった件も、学校生活で問題になったことはなし。
 ただ、自分の感情をうまくことばで表現するのがむずかしいようで・・・。
 親としては、そこがいちばん心配かな。

 いやなことを嫌と言えてないんじゃないか、弁解とかいいわけとかが全然できないから、損してるんじゃないか。
 がまんしてることが多いんじゃないか、とかね。
 本人に聞いても「わかんない」のひとことですまされちゃうので。
 感情が顔に出ないタイプなので、親からみても、「ふしぎちゃん」な男の子。
 でもどんな子だって、きっと大人から見れば、ふしぎちゃんなんですよね。

 
 あとは・・・とにかく、よく、くっつく。
 昔から、べたべたギューギューくっつく子だったんだけど、6歳くらいまでだと思ってたんですよ。それがまさかの、10歳まで!
 う、うれしい・・・(あ、思わず本音が)。
 でも最近のブームがなぜか、人の顔をやたらとさわること。冷たい手でこれをやられると、正直すごーくふゆかいで。
 毎日「やめて~!」「さわるな~!」のバトルです(笑)。
 このべたべたギューギューは、ことばにできない彼なりのコミュニケーションなのかも。
 社会を受け入れるためのステップなのかな、と思わないでもありません。
 ちょっとおおげさかもしれませんけど・・・。


 でも、こうやって書いてみますと。
 まだ思春期でも反抗期でもなくて、両親が大好き。でも自分の世話は自分でできる。
 もしかして、今がいちばん良い時期?
 中学生なったら、あらたな局面がいろいろ出てきますよね、きっと。



 ところで。
 この記事はほんとはバースデーの日付で書き込みたかったんですが、できませんでした。
 なぜなら。その日の夕方、夏坊が腹痛になっちゃったんです。
 来ました、胃腸炎!
 さいわい、ひどいことにはなりませんでしたが、学校はきのうまでお休み。
 私のほうもパソコンに向かう気分にはなれず・・・。
 その間に、4年生の間ではインフルエンザが流行りだして、もうもう、冬なんてキライです~。

 とにかく、前の日にお祝いをすませておいて、本当によかった。
 あらためて、おめでとう、冬坊。

 



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