ここ2,3年のクリスマス、またはお誕生日プレゼントはボードゲームが多かった我が家。
そこで今回は、小学生が家族で遊べるボードゲームのご紹介です。
お子さんによっては5歳くらいからでも大丈夫。楽しいですよ。
★ まずは写真左上、「人生ゲーム アドベンチャー」(タカラトミー)
ご存知「人生ゲーム」の舞台を少年マンガに移したような感じです。
ご存知、なんて書きましたが、実は私、1度もやったことがなくて。
で、買うときにどっちにしようか迷ったんですが、本家人生ゲームの内容が大変リアルなため(失業とか)もっと夢を見たくて(私が。笑)ついマンガチックなほうを選んでしまいました。
ルーレットをまわして進む、すごろくです。お金のやりとりしたり、アイテムカードやお宝カードを使ったり。
勝ち負けのための頭は、すごろくなので、まったく使いません。気楽に遊べて、楽しいです。
子どもたち、とくに冬坊は、このゲームが大のお気に入り。
大きな箱を、いそいそとかかえてやってくる。頭を使わなくていいからかな~?
ただし、お金を計算するための頭は使うのが、このゲームのいいところ。
両替したり、おつりをもらったりしないと進まなくなるシーンがあるんですよね。
最後も合計金額を出さなきゃいけないし。
金銭感覚が身につき、おかげで現実世界でも、兄弟そろっておこづかいデビューのきっかけとなりました。
難点は、コマに書いてある字がこまかいこと。老眼にはもはや読めません(大笑)。
もちろん我が家で読むのは、冬坊の役目です。
お次は左下、写真の取り方が下手だった・・・これもご存知「将棋盤」ただしマグネット。
★ポータブル将棋 ビッグサイズ(ハナヤマ)
我が家の夏坊は、幼稚園の年中か年長のときに将棋を覚えました。
冬坊のために買ってきた子ども用の将棋入門書を、かってに読んで覚えたんだと思います。
将棋が指せるダンナさんも教えたとは思うけど、基本は独学だったような。
詰め将棋の本とか読みまくってたなあ・・・。
で、将来はプロ棋士になる、などと幼稚園では言っていたのに、あら? 小学2年生の今は、まちがってもそんなこと申しません。
現実が見えるお年頃なのね・・・つまんないわ~。
マグネットは、駒をなくす心配が少ないから使いやすいですね。
我が家には、ダンナさんが実家から持ってきた足つきの本格的な将棋盤もおいてあります。
いつ棋士をめざしてもいいように・・・(笑)。
★ 次に真ん中から右下、グリーンの正方形が並んでいるのが
「カルカソンヌ」(メビウスゲームズ)
これ、ネットでみつけたんですが、名前も聞いたことありませんでした。知ってる人は知ってるのかな。
でも思い切って注文してみてよかった。良心的な、いいゲームです。
ルールはかんたん。
正方形のタイル(紙製です)に道やお城(写真の茶色い部分)が描いてあるので、絵がつながるところにタイルをおく。
自分のコマ(写真の青や赤のもの。木製)も置く。置いたところが自分の領地。
かわりばんこに置いていって、領地を多くとった人が勝ち。
勝ちだけど、正直言って戦術とかはまったくわかりません。すごろくじゃないから何かあるとは思うんですが、まだそこまで考えられないというか。
つなげられるところに、ひたすらタイルを並べていくだけ。
でもそれが楽しいんですよね。好きな方向に道をつなげたりお城を作ったりするのが。
グリーンの部分って草原なんですよ。
広い広い草原に、中世のお城や教会が建っている。なんといっても、そのイメージが美しくて、とても癒される。
イメージがきれいなゲームって珍しいので、そういう意味でも優れていると思うわけです。
★ 最後は、写真右上。「ラミィキューブ」(増田屋コーポレーション)
私的には真打ち登場。大人でも満足できて面白いです!
写真ではわかりにくいんですが、数字のタイルは黒いプラスチック台の上にのってます。
この台を自分の前にたてて、ゲーム開始。タイルは相手からは見えません。
同じ数字または続いた数字が3枚以上そろったら、台と台の間に出していきます。
形式としては、麻雀によく似てますね。
でも手元でそろえるのではなく、テーブル上に出していって、手元のタイルが先になくなった人が勝ち。
点数を覚えなくていいので、その分麻雀よりかんたんです。
けっこう運が左右するから、ときにはいちばん小さい子が勝つことだって可能。
何度もやれば強い人がたくさん勝ちますが、小さい子にも勝つチャンスがあるってところがいいですね。
これは、今年8月の夏坊のバースデープレゼントでした。
で、直後に車で家族旅行だったため、持って行ったんですよ。
そして大雨の軽井沢のホテルにて(笑)、めでたく初ゲームとなったんですが。
開始5分後。
ダンナさんの目の色が変わりました。
「これは・・・本気を出さなければ負ける・・・!」(心の声、推測)
本気を出した彼は、もちろん勝ちましたとも。
「いま、オレの頭は最高に冴えている」とまで言いましたが、あんな姿、はじめて見たわ・・・。
しかし、数日後に悲劇が。
なんと、1位夏坊(小2)2位妻(数字オンチの典型)、という結果に。
「こ、このオレがおんな子どもに負けるなんて・・・!」(同じく推測)
雪辱を誓った彼は、後日みごとに勝利をつかんだのでした。よかったね。