みね がわ
つくばねの 峰よりおつる みなの川
こひぞつもりて 淵となりぬる
ふち
詠んだ人・・・陽成院(ようぜいいん 第57代天皇)
詠んだ人のきもち・・・筑波山の峰から流れ落ちる、みなの川が
細い流れから深い淵になるように
私の恋ごころも、つもりつもって深くなっていったよ
つくばね・・・筑波山(茨城県)のいただき。
男体山(なんたいさん)と女体山(にょたいさん)に分かれている。
みなの川・・・筑波山から流れ出る男女川(みなのがわ)
淵・・・水の流れがたまってよどみ、深くなったところ