komaの こまごまひとりごと

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子どもといっしょに百人一首 38

2016年03月23日 | 百人一首 桃札


 

                みね            がわ
        つくばねの 峰よりおつる みなの川

              こひぞつもりて 淵となりぬる
                              ふち

 


 詠んだ人・・・陽成院(ようぜいいん 第57代天皇)

 詠んだ人のきもち・・・筑波山の峰から流れ落ちる、みなの川が
            細い流れから深い淵になるように
            私の恋ごころも、つもりつもって深くなっていったよ


 

      つくばね・・・筑波山(茨城県)のいただき。
             男体山
(なんたいさん)と女体山(にょたいさん)に分かれている。             

      みなの川・・・筑波山から流れ出る男女川(みなのがわ)

      淵・・・水の流れがたまってよどみ、深くなったところ