きゃーきれい! 太刀掛秀子さん、花ぶらんこトランプ。
さすがにこの描き方なので、全部じゃなくてAJQKとジョーカーだけが絵札です。
太刀掛さんの絵はていねいでかわいくて、色使いもきれい。
背景もフリーハンドで、「心がこもっている」をまさに絵に描いたようでした。
いまの少女マンガで、こういう絵柄ってあるかなあ?
「花ぶらんこゆれて・・・」
いま調べたら1978~1980年とありました。代表作ですよね。
るりちゃんの金髪にうっとりでした。
でも考えてみると唯ちゃんがめちゃめちゃ気の毒な話だったな~。まだ小学生だったってのにあの展開(涙)。
るりちゃんにつらくあたるお母さんも、いま思えばたぶん30代だよねえ・・・。
作者本人も、あとからいろいろ考えたらしく(笑)、文庫か何かのあとがきで「遺伝の法則を無視して、この子は金髪、と思いこんだ」みたいなことを書いていらっしゃいました。
なるほど、ハーフじゃあんな髪にはならないってか。
でもそういう法則をすっとばしても、美しさが優先されるっていうのが、当時の少女マンガのいいところだったんですよね。
つづきます
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