我が家に現存する、なつかしの「りぼん」の付録を並べてみました。
右上、太刀掛秀子さん下敷き。裏面もかわいい女の子です。
左上、田淵由美子さんレターセット。ファイルの窓部分から、中の便せんと封筒が見える仕組みなんですが・・・。
封筒がみあたらない。ぜんぶ使っちゃったのかしら。
下段右、陸奥A子さんファイル。いまでもこれに、自分がかつて描いたイラスト類をはさんであります。
ひとつ飛んで、萩岩睦美さん便せん。これも封筒がないけど、かわいくて使うのがもったいない~。
細長い黄色いのがペンケースで、内田善美さん。
左の封筒も。これは便せんのほうがなくて・・・どんなものだったかも覚えてないんですけどね。
付録を発掘したときに、田淵さんのマンガの切り取りもみつけて、久々に読み返しました。
「あなたに・・・」という作品で、すごく好きだった。
表紙が劣化しすぎてのせられないんですが、中身はこういうの。
二色刷り! いまの雑誌では、もしかしてやってないかな。単行本にすると読みづらいから。
お話はすごくシンプルです。
高校時代に好きだった男の子と、大学に入ってから再会した詩史ちゃん(しふみ。名前もかわいい)。
でも彼女にはすでに、つきあってるイケメンエリート大学生がいた。
高校のときは無自覚だった恋心。いま、ようやくはっきりわかったのに。わたしのこの気持ちを、いったいどうすればいいの?
・・・すみません。超陳腐な書き方で。
言いたいのは、物語の魅力ってストーリー以外の部分なんだなあということです。
ふるえるようにデリケートな感性、詩情にあふれた描写。切なさとやさしさ、プラス必ずハッピーエンドになるという安心感。
同じストーリーを別の人が描いたら、ぜったいに魅力的にはならない。
当時の「りぼん」には、こういう世界があたりまえのようにあったんだなあって思います。
さて、マンガ関係でやってきたこのカテゴリーは、ひとまず休憩です。
どうもありがとうございました!
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