いつも俺の嫁の、俺の愚妻のあまねがお世話になっております。
あまねの愚夫でございます。
初めて、俺の自画像を載せてみました。
この写真を撮ったのは俺の愚妻のあまねですわ。
実は、あまねは既に結婚していて(俺と)、で、その夫の俺は実は。
過激はテロリストという仕事をしております。
あ、そこの「過激は」という部分は、「カゲキワ」と読みます。
そこんとこ、間違えないでくださいましな。
何故なら、そこを間違えると、俺ははは、掴まってしまいますから。
あまねはハンドルネームで、本名はKozue。
俺の嫁の夫が犯罪を犯したときに村中に貼られた散らしです。
俺の嫁の夫の嫁が、それを写真に撮ったんですよ。
「それはどこまで行くの?」
と俺が聴くと、彼女は言った。
「過去の終わりまで。」
俺は足を洗おうと想った。
この世界から。
過激はテロリストなんて仕事、本当はしてたくなかった。
でも嫁を養う為、血の汗を額に垂らし、血尿で食物を育てて来たんだ。
黄な粉餅毎日喰うて生きたってええやないか。
俺の血みどろの野菜が倦み疲れていたら、泥沼の底に沈めて欲しい。
そこで木靴を履いて、緑の血を吐く。
財産を目当てに、金を売る。
食用鯰の胃の中で眠る。永遠に。永久に。
君の舌は樵だったよね。知ってるよ。
ザーメン糊で時空が歪み、塩辛茹でて拷問に合わされたよね。
ズタズタロウソンで一服した後、最後の星を一緒に眺めたよね。
俺は憶えてるけどお前は忘れてる。
お前のなかに俺は存在しない。
でも俺のなかにはお前がいつでもいて俺を愛している。
何故こんな世界があるんやろね。知らないね。たれが知るやろね。
俺はお前に愛されることは永遠にないやろう。
何故なら、お前は。
俺のお前は。
俺だけのお前は。
永遠に。
永久に。