山形弦楽四重奏団 第88回定期演奏会のチケットを販売中です。
山形市十日町の辻楽器店、同市七日町の富岡本店のご両店にてお取り扱いいただいております。
山形Qメンバーもチケットを携行しておりますので、どうぞお気軽に御声がけください。
山形Q 第88回定期演奏会の会場は、文翔館がメンテナンス期間に入ります関係で山銀県民ホール スタジオ1になりますのでどうか御間違えのないようお気をつけください。
昨日、印刷屋さんに発注していたチラシが届きました。
山形Q第88回定期演奏会のチケットを印刷し、山形交響楽団のリハーサルへ向かう途中に山形市の辻楽器店さんと富岡本店さんへチケットを預け、意気揚々と職場へ到着。
あとは山形Qメンバーにチケットを渡せば発券任務完了!!
と、チケットに書いてある会場が「文翔館」になっていることに気がつきました。
慌てて楽器店さんに電話をかけて、販売をストップしていただきました。
さすがに修正テープ&手書きでなんとかなる感じではないので、リハーサル後、自宅へ戻ってからチケットを印刷し直すことに。
明日、楽器店さんにうかがいチケットを交換して参ります。
◎当演奏会においては、開催時点での行政の指針に従い感染症対策を実施致します。お客様から特段のご協力が必要となりました場合にはご案内申し上げます。
◎全自由席となっておりますが、最初に席をお決め頂いた後のお座席のご移動はご遠慮ください。
◎ご来場の際およびご鑑賞の間のマスク着用につきましては、お客様により適宜ご判断ください。
◎手指消毒や手洗い、ご歓談の際の距離の確保やマスク着用のご判断につきましては、引き続きご留意ください。
◎当日ご体調がすぐれない場合には、ご来場を見合わせてください。
◎ご不明な点がございましたらチラシに記載の連絡先までお問い合わせください。
◎止むを得ない事情により演目等の内容を変更する場合がございます。
練習10回目にして最終は、これまでで一番短い期間での仕上げだったかもしれません。
最終回のリハーサルでしたので、本番の演奏でお互いに自由な時間・空間を確保するべく、要所要所についてしっかり申し合わせを築いてまいりました。
あとは、各楽曲の演奏所要時間を計測。
著作権関係の申告で必要になるのですが、ヴァンハルとフィアラに関しては未知の作品なので実測の必要がありました。
こういう一手間に時間を割くのも、未知の作品に取り組むときの楽しみのひとつです。
本番まであと少し!!
当日、雪降りませんように!!
プライベートな演奏会のご依頼をいただき、鶴岡アートフォーラムにて演奏してまいりました。
演奏会を主宰され今回のご招待をくださいましたO様には、以前にも二度ほどお世話になっており、久しぶりにお会いすることが叶いました。
演奏の準備に際し、スタッフの皆様と共にとても細やかなお心配りを賜り、万全な態勢で演奏に臨めましたこと心より感謝申し上げます。
演奏会の前半には合唱団の皆様が歌われ、後半に私たち山形弦楽四重奏団の演奏をお届けして、短い時間にぎゅっと濃密な内容の演奏会。
弦楽四重奏の演奏は、ハイドンから作品33−3「鳥」、作品76−2「五度」、髙田三郎さんの《山形民謡によるバラード》から「幻想曲」、幸松肇さんの「さんさ時雨」「ソーラン節」「最上川舟唄」などを聞いていただきました。
今回ゲストで第1ヴァイオリンを受け持っていただいた山形交響楽団の新鋭・豊田泰子さんが、本番中も常に演奏をもっと高めようという積極的なアプローチで、四重奏団メンバーにも非常に愉しいアンサンブルのひとときとなりました。
このコロナ禍にあって、疲れた心身を潤し癒すには、歌と音楽に勝るものはございません。
主催のO様と合唱団の皆様、お集まりいただいたお客様、会場に集った全員で心に栄養を補充した素晴らしいひとときでありました。
ありがとうございました!!
なお今回会場として使用された鶴岡アートフォーラムは、山形交響楽団で日頃お邪魔しております荘銀タクト(鶴岡市文化会館)の向かいに位置する施設で、お恥ずかしながら入館したのは今回が初めて。
清潔感ある白を基調としたモダンなデザインで、冬の時期も寒さを感じさせないであろう豊富な採光で、とても居心地の良い空間が造られてました。
演奏会に用いたスペースも程よい響に包まれる感じで、気持ちよく演奏することが出来ました。
またひとつ、庄内に素敵な施設があることを知りました。
13日に予定されているコンサートへ向けて、本日、最終調整が行われました。
ゲスト・ヴァイオリンの豊田さんもしっかり作品に順応してくださり、ハイドンと高田三郎、東北民謡といった個性的なそれぞれの作品への対応も万全といった次第。
今年度は、折あるごとに、最近山形交響楽団へ入団された三名の若いヴァイオリニストにゲストを頼んでおりますが、どなたとご一緒しても実に頼もしく、しかも三者三様で四重奏の音色が大きく変化します。
おぢさん3人での活動が長くなっておりましたので、若人から色々な刺激が入力されることは実に心地よく、さりげない表現の提案・要望が心に響きます。
ひとりのおぢさんとしては、「私たちが長い時間をかけて築いたアンサンブルに合流しなさい」ではなく、「若人がイメージする表現の足を引っ張りたくない」という気分。
加齢による衰えはあっても、年の功で先回りできることがまだまだたくさんあるでしょう。
本番までの一週間、さらなる仕込みに励みます。
庭の山茶花が咲き始めました。
癒されます。
弦楽四重奏のリハーサルでした。
第一ヴァイオリンに山形交響楽団の若き同僚の豊田泰子さんをお迎えしての弦楽四重奏。
今回、久しぶりに演奏するハイドンの四重奏曲を、初心に返ったつもりの新鮮な気持ちで楽しんでおります。
弦楽四重奏曲第76番 Op.76-2「五度」は、弾けば弾くほどなるほど納得、第一楽章の主題がロンドンのビッグベンの鐘の音です。
これも二度にわたるハイドンのイギリス訪問が醸した名フレーズですね。
そして弦楽四重奏曲第39番 Op.33-3「鳥」!!
第一楽章に鳥のさえずりのようなフレーズが、、、と解説されることが多いようですが。
私個人的には、第四楽章を弾くと、夕方の我が家の庭に集う鳥を思い出さずには居れません。
夕暮れ時、我が家の庭に、寝ぐらに帰る途中のシジュウカラやヤマガラが十羽二十羽と大集合するのです。
あの美しい鳴き声の洪水、家路を急ぐせわしなさ、どさくさで紛れ込む恋のさえずり、帰路を急ぎながらも浮かれているようなシジュウカラやヤマガラの様子が、ハイドンの「鳥」の第四楽章のメロディーにとてもよく重なります。
山際に居を構えてはじめて気がついた音風景でした。
ハイドン先生の作品、まだまだ学ぶことが多いです!!
人生経験ももっと積まねば!!