パプリカ

先日の大阪・東京公演では、移動の時間が長かったので、ページ数が多めの本を持参。今回は、筒井康隆著の「パプリカ」。昨年鑑賞したDVDに、筒井康隆原作・今敏監督の「パプリカ」があり、興味がわいたので原作を購入していたのでした。ただ、ページ数が多めだったので、暇な時に読もうと後回しにする事しばらく。今回、ちょうど長旅なのでこの機会に出来るだけ読み進めておこうと手に取りました。しかし、あの手の本は読みやすく、すぐに読み終わってしまうという結果に。おかげで、再読までしながら帰ってまいりました。
原作と映画で、ストーリーや各種設定が色々異なりましたが、原作は文章ならではの細やかな描写の肉付けが生きていますし、映画もとても高い完成度で描かれていると感じています。原作・映画どちらもが、それぞれ非常に良く完成した世界に描かれ、互いに劣る事無く存在しています。
原作・映画ともに、「再読・再鑑賞しても良いな」というリストに投入。