茂木日誌

茂木の日誌

アナログな記録の価値

2016-09-07 22:22:18 | 日誌
シャッターを押しても
どういう風合いに写ったかその場ではわからない
フィルムを使い切るのに何日もかかって
山形だとフィルムを現像に出しても一週間は帰ってこない

シャッターを押してからプリントされて手元に帰ってくるまでの時間は
記憶を熟成する時間で
いつ何を撮ったか夫婦で思い返しながら待ち
プリントされた写真が手元に届く頃には
撮影した情景が
記憶の中にしっかりと根を下ろして定住します

将来、子供と写真を眺めるとき
時系列に並ぶネガを眺めて記憶を手繰れば
いつどの様な時に撮影したのかを説明できるはず

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