自宅で練習に使っている部屋は、そもそも楽器の演奏用の造りではなく、一般住宅の普通の一室です
部屋の形として真四角に平面が向き合っているため、直線的に音が反射しますし、複数の向きからの反射音が交差することで特定の音域だけ強く耳に届いたりする欠点がありました
部屋の音響を調整しようと思っていましたが、部屋の四隅に建具があったりして、部屋のコーナー部分からのアプローチが行えない造り
まずは壁面から手を付けることにしました
畳1枚分ほどの面に、音の反射をかき混ぜてくれる様な構造物を取り付ける計画
ウネウネの形ゆえ薪になり損ねた枝が庭に積み上がっていましたので、それらの樹皮を剥いで使うことにしました
檜や松、椿、サザンカなどの枝なので、材料として不足無し
藤の枝も2本ほど混じっていましたが、これは鳴門の渦潮の様に激しくねじれていて期待大
いそいそとナタで樹皮を剥いでは、猛暑の炎天下に枝を干すのでした
試しに少し取り付けてみると、この様な感じに