茂木日誌

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ファンタスティック・プラネット

2022-02-25 23:53:00 | 日誌
昨年末にレコーダーを購入してから、ちょこちょこと録画して色々なものを楽しんでいます。

クラシック音楽の番組や映画など、隙間の時間に少しずつ観られて便利です。

映画はCMを避けてもっぱらBSプレミアムの放送から楽しんでいます。

懐かしい作品や有名な作品のみならず、たまにマニアックなものまで放送され、底の深い沼の様に感じます。

今回、懐かしの作品が放送される予定なのを見つけてしまいました。

作品名「ファンタスティック・プラネット」
原題「LA PLANÈTE SAUVAGE
1973年、フランス/チェコスロバキア

監督・脚本を務めたルネ・ラルーと脚本・作画のローラン・トポールのタッグが、奇想天外な世界を描いたアニメ作品です。

ルネ・ラルーは、マルグリッド・ユルスナールの「東方綺譚」から引用した短編作品「ワン・フォはいかにして救われたか」では原作の流麗ながら時に残酷無情な風景心象描写をアニメに描き出してみせた、秀でた感性の持ち主。

一方のローラン・トポールは、かなりアクの強い作家で、彼が書いた小説は、良い子は見てはいけない。。。大人でも、疲れた時に読むと、気を病む。でも奇想天外な発想ではピカイチ。といった具合の作家さん。

そんな二人の作家が交わり化学反応を起こして残した作品のひとつが「ファンタスティック・プラネット」というとても幻想的な作品。

放送が2月27日(日)に日付が変わってすぐの0時30分からという事で、夜ふかしでない方には録画しての鑑賞をお勧めしたい、怪作です。

この機会に一度、ルネ・ラルー&ローラン・トポールの世界はいかがですか?

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