春の夜の猫

今夜は、一気に春が来たように暖かいですね。
我が家の若手猫グループも、なにをするでもなくベランダにたたずんで、春の夜を楽しんでおります。
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にゃんおもし

 うちの猫たちは5にゃんが全員布団の上で寝る派なので、寒い季節には集まってきた猫たちに布団を固定されてしまい、寝返りはできない、足は伸ばせない、布団が引っ張られて体がはみ出して寒いで、寝ているあいだは、腰も痛いしもっとのびのび寝たいなどと夢うつつに思っているのですが、朝になって起き上がって、布団に埋もれるようにしてまだ気持ちよさそうに眠っている猫たちみんなを順番になでると、もうそんな不満はすっかり忘れて、幸せな気持ちになります。
 だんだん春が近づいてきて、朝晩の冷え込みも弱くなるにつれ、布団で寝る猫の数も減ってきました。気持ちよく寝られるのはうれしいですが、ちょっとだけさみしい気もする今日この頃です。
 
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似顔絵

個展会期中に描かせていただいた似顔絵です。
上は、仲良し5ニャンファミリー。


こちらは、表情がなんともキュートなアビシニアンちゃん。



そして、こちらは珍しいオーダーで、三姉妹さんをそれぞれの大好きな動物にさせていただきました。
猫、犬、くまさんです。



どうもありがとうございました(=^・^=)
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黒猫さんちゃん

 家のそばの公園には、草や木の生い茂ったところがあって、そこには、数種類のひっつきむしが生えています。茂みの中に、ボールが入ってしまったときなどは大変で、拾いに行くと、くっつきむしだらけになってしまいます。とくに、平べったい三角形をした種が4つから5つほど連なった「アレチヌスビトハギ」は一度くっつくとはがしにくく、厄介です。丈も高く伸びて密生しているので、数歩入っただけでも、靴のひもからズボン、上着まで、びっしりとついてしまいます。
 3年前にまるが脱走したことがあって、公園の茂みの中も探しました。緊急事態なので、くっつきむしなどに躊躇せず踏み込みましたが、あとで服のあちこちについた種を取り除くのに、20分くらいかかりました。
 子どものころは、くっつきむしの種は、遊び道具でした。一番面白いのは、イガイガの形をしたオナモミで、相手に投げてくっつけあって遊びましたが、オナモミは、あまり家の周辺では見かけませんでした。
 かわりに、アレチヌスビトハギはよく生えていて、一度、学校の帰りに、来ていた服にたくさんくっつけて、字や絵の形を作りました。そのまま家に帰ると、母に怒られました。そのときは、一緒に面白がってくれるものと思っていたところを叱られて、がっかりしましたが、今では、怒るのも無理はないと思います。自分の子どもがくっつきむしだらけにして帰ってきたら、私も怒ります。
 家によく遊びに来る猫のうち、黒猫のさんちゃんという女の子がいるのですが(このあたりに黒猫は5匹いるらしく、3番目に認識した子なので、さんちゃんです)、このあいだ、全身くっつきむしだらけにしてやってきました。きっと公園の茂みに入ったのでしょう。背中やおなかはもちろん、おでこやほっぺにまでつけているのが可愛らしく、思わず笑ってしまいました。
 さんちゃんとは、触らしてくれるほど仲良くないので、くっつきむしを取ってあげることができず、歯がゆい感じがしましたが、次に会った時には、自分でなめて取ったのか、自然に落ちたのか、もとのきれいな黒いからだになっていました。
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晩夏

 ここ数日涼しいので、夏のあいだは暑くて人気のなかった猫タワーに、猫たちがちらほら戻ってきました。ふくちゃんは、急にまたひざの上に乗るようになったりして、温度の差にとても敏感です。もっとも、まるなどは、暑がりなのか、まだ床の上に伸びています。
 私は寒い冬はいやですが、暖房を入れると暖かい空気が上に行くため、猫たちが暖を求めて猫タワーに鈴にゃりになるのを見るのは好きです。
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かわいいまる

 まるは抱っこが好きです。といってもまあ猫なので、自分が好むときだけですが、抱っこしてほしいとなると、自己主張の強いまるのこと、にゃあっと言いながら、あと足で立って、両手をまっすぐに私のほうへ伸ばしてきます。これがまずかわいい。少し前に有名になった動画の、一直線なバンザイのポーズで抱っこをおねだりする黒白猫さんに近いものがあります。
 抱っこしてあげると、あの竹久夢二の代表作「黒船屋」で女の人に抱っこされる黒猫のように、両手を私の肩に乗せ、お腹をぴったりつけて甘えるので、もう可愛くて仕方ありません。
 なぜこのように、抱っこのまるを可愛い可愛いと嬉しそうに紹介しているかと言いますと、みゆちゃんもふくちゃんも抱っこが嫌いなのです。抱き上げると、5秒も我慢できずに、あと足で憎たらしく私を蹴り飛ばし、飛び降りてしまいます。まるが家に来るまでは、みゆちゃんにもふくちゃんにも抱っこさせてもらえず、私は猫抱っこに飢えていたのでした。
 しかも、みゆちゃんふくちゃんは、頬ずりやキスでもしようものなら、露骨に迷惑そうな顔をして、失礼にも全力で私の顔を避けるのですが、まるといったら、自分のほうから、おでこを押しつけたり、ほっぺたをすりつけたりしてくれるのです。
 なかでも、冬はとくに可愛くて、寒い中、二階のベランダへ出て外の世界を観察したあと、部屋の中に戻ってくると、決まって、「寒かったよー」と抱きついてきます。親ばか丸出しで、「まるちゃん、寒かったの、よしよし」と抱きしめます。
 ところが、最近気づいたことがあります。まるを抱っこしてあげると、しばらくはゴロゴロのどを鳴らして甘えているのですが、そのうち、もういいや、と腕をすり抜けて飛び降ります。そして、降りるといつも冷蔵庫の前に行って座るのです。これは、冷蔵庫の中にある乾しカマが欲しいポーズです。
 つまり、まるは私が抱っこしたいのを知っていて、これだけサービスしたんだから、乾しカマちょうだいよ、ということなのかもしれません。
 完全にまるの思うつぼのようですが、また抱っこをねだってほしいので、乾しカマをあげ、乾しカマが目的と知りながらも、黒船屋の黒のように甘えてくれるまるにデレデレする毎日であります。
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警備隊長ロナ

 今日の午前中に買い物から帰ってくると、ロナとまるが玄関で靴を散らかして遊んでいました。
 ロナが子どものサッカーシューズに手を突っ込んで、何かをかき出そうとしているのを、まるが横から見ています。
 ロナは玄関のたたきでビー玉やスーパーボールを転がして遊ぶのが好きで、ときどき靴の中にロナのおもちゃが入っていることがあるので、またビー玉でも入れたのだろうと思って、私は気にも留めずそのまま家に上がりました。
 ところが、午後になって、玄関の上がり框に、体長7センチメートルくらいのムカデが死んでいるのが見つかりました。
 朝、ロナが子どもの靴の中から引っ張り出そうとしていたのは、おそらくこのムカデだったのでしょう。あとから考えると、ただのビー玉遊びをまるも一緒になって見ていることなどあまりないので、辻褄があいます。
 ムカデには気の毒ですが、ロナのおかげで、子どもは知らずにムカデの入った靴を履いてしまうという事態を免れたわけで、お手柄です。ロナも刺されなくてよかったですが、たぶん本人は、「すげー面白いおもちゃ!」みたいに思って遊んでいたのでしょう。
 これからも、うちの警備隊長ロナの働きに期待したいと思います。 


↓窓からもしっかり監視(鳥を…)
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みゆちゃん二度寝

 ねこは、寝子と言われるほどよく寝ることは周知の事実で、二度寝も三度寝もないのですが、近頃みゆちゃんは、朝起きてご飯を食べたあと、ベッド(人間の)に戻って、掛け布団の中にもぐって寝るのが習慣になっています。(夜のあいだは、私の足元の掛け布団の上で寝ています。)
 布団にもぐるときには、寝室から「ニャー」と私を呼びます。自分でももぐれるはずなのですが、そうやってひと鳴きして私を呼びつけて、布団を掛けてもらうほうがラクなのでしょう。掛け布団の前に座って、待っています。
 仕方がないので、さっき起きたばっかりじゃないかと思いながらも、お布団の中に入れてあげると、くるっと丸くなって、お昼過ぎまで気持ちよく寝ています。
 5月も半ばになって、連日夏日なので、他の猫たちはお風呂場の窓辺や床の上に伸びているのに、ひとりお布団をかぶって暑くないのだろうかと思いますが、まあ本人が気に入っているようなのでいいでしょう。
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ロナの楽しい季節

 春になって虫たちが出てくると、ロナは毎日ベランダに出て、捕まえようと跳んだりはねたり楽しそうです。
 歩いているカメムシに、連続猫パンチをくらわしたり、見ているこちらはひやひやですが、幸い、今のところ、臭くなって逃げ帰ってきたことはありません(昔、実家のやんちゃ猫のネロだったか、鼻の頭にカメムシの臭いをつけて家の中にかけこんできて、しばらくおかしな顔をしていました)。
 取るに足らないような小さな羽虫にさえ、全力で飛び掛っているので、もっと暑くなったら、嬉々として巨大なゴキブリなど捕まえてきそうで、今からどうしようかしらと思います。


↓何かを狙っているのか、ドアの格子を登るロナ
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新春新顔登場(外猫編)

 新春というにはもうだいぶ日が過ぎてしまいましたが、お正月1月2日の朝、庭先で今までみたことのない猫に会いました。
 家の庭でよく見かける外猫は、まるにちょっと似た柄のキジ白の「もどき」(まるに似ているから「まるもどき」、略して「もどき」)、黒猫の「にちゃん」「さんちゃん」(うちの近所には黒猫が5匹いるそうで、1号の「いっちゃん」は以前時々来ていましたが、最近は来ません。4号5号はいまだ見たことがありません)、左右目の色が違う白猫の「オッドさん」(オッドさんは庭には滅多に入って来ませんが、家の周囲で時々見かけます)、キジ猫のキジ(これも新しい猫で、去年の年の暮れあたりから見かけるようになりました。なのでまだ仮の名前です)です。一年ほど前には、茶トラに少し白の入った「トラオ」もいましたが、もう長いこと姿を現しておらず、だいぶ年寄りらしい雰囲気だったので、もしかしたらもう亡くなったのかもしれません。
 それで2日の朝ですが、外に出ると、キジ白の猫がガレージを横切って庭のほうへ行きました。「もどき」と呼んで行ってみると、裏庭へ向かううしろ姿が見えましたが、おかしなことに、長いはずの尻尾が半分くらいしかないのです。もしや、事故か何かで怪我をして、尻尾が半分千切れてしまったのでは、と思ったとき、その猫が振り返りました。もどきじゃありませんでした。もどきは鼻の周りに、お行儀悪くご飯を食べてソースがついてしまような、よごれたようなこげ茶色のぶちがあるのですが、その猫は、きれいにまっしろでした。
 もどきに似ているから「もどきもどき」という名前にしようかとも思いましたがややこしいので思い直して、去っていくうしろ姿のお尻の肉付きがよくてころころしていたところから、とりあえずコロちゃんと名づけましたが、どことなくエキゾチックな顔つきをしているようにも思われるので、それに見合うような別の名前を思いついたらまた改名します。(エラが張って、顔のパーツが真ん中によって見えるだけかもしれませんが。うちに来る連中はさんちゃん以外男の子らしく、みんなふてぶてしくエラが張った顔をしています。)
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