ねこ絵描き岡田千夏のねこまんが、ねこイラスト、時々エッセイ
猫と千夏とエトセトラ
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ねこ家族はみゆちゃん、ふくちゃん、まる、ぼん、ロナ。お仕事のご依頼はohiruneko4@gmail.comへお願いいたします。 |
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「仙台たにゃばたまつり」パルコに登場~!
またたび堂さんは、私のポストカードやひげのお守りなどの作品を取り扱ってくださっているお店なので、期間中、仙台パルコに新作「仙台たにゃばたまつり」(上のイラスト)や仙台で大人気「伊達政ニャン像」などのポストカード、ひげのお守りが並びます!「仙台たにゃばたまつり」は原画も展示される予定です。
この期間には、仙台七夕祭りもありますので、仙台の方、仙台に来られる方、ぜひ仙台パルコのまたたび堂をのぞいてみて下さい。
↓ちなみに、こういう劣悪(至福)な環境で制作いたしました。
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セミ争奪戦スタート
2015年07月26日 / 猫
去年、まるの口を無理やりこじ開けてセミをとって逃がしたところ、腹いせにバジルの植木鉢をひっくり返されたので、私は慎重に、まるちゃん、そのセミこっちにちょうだい、と話しかけましたが、勿論無駄でした。
そこで、冷蔵庫からまるが大好きな乾しカマを取り出すと、まるはセミを放り出して、素直に取り引きに応じました。
一週間くらい前に、ヤモリを捕まえてきたときにはこうはいきませんでした。
洗面所の入り口で、ぼんが誰かに威嚇される低いうなり声が聞こえてきたので、何事かと思って駆けつけると、まるがヤモリをくわえていました。
当然「話せばわかる」はずもないので、まず乾しカマを出してみましたが、ヤモリはセミよりもレアなのでしょう、知らん顔です。
そこで、乾しカマよりももっと大好きな「ちゅ~る」(筒型のパックに入った、液状のおやつです)を出しました。まるは明らかに気を引かれた様子で、「ちゅ~る」の匂いをかぎに来ましたが、いやいや、やっぱりヤモリだと無理に顔をそらし、でも「ちゅ~る」も捨てがたいと再び鼻を向け、「ちゅ~る」を取るかヤモリを取るか、かなり葛藤しているようでした。
それで、結局まるは「ちゅ~る」の誘惑に勝てなかったので、無事ヤモリを救出することができました。
ところで、セミを放して乾しカマを食べたまるは、そのあともまた窓のそばの同じ場所に戻ってしばらくセミを監視していましたが、そのうち眠くなってしまったようで、いつのまにか窓辺で丸くなって寝ていました。
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猫マンガ「中華街のミケSeason2~肉球戦隊ロウレンジャー 第一話ロウレンジャー参上!」
みなさん、見てくださいね♪
「肉球戦隊ロウレンジャー 第一話ロウレンジャー参上!」
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かめさんのたまご
2015年07月23日 / 虫
夕方洗濯物を取り込もうとすると、シャツの右肩の下あたりに、直径1ミリメートルほどの球状のものが12粒、かたまってくっついていました。12粒が不規則についているわけではなくて、縦に4粒、5粒、3粒並んだ列が3つ集まって12粒です。
この粒々がなにか知らなかったなら、「なんだこれ」と思うだけで、取り除いて捨てて、他の洗濯物と一緒に畳んで片付けていたかもしれませんが、私はこれがなんだか知っていました。カメムシの卵です。去年も、ベランダへ出る窓の網戸に生んでいったのです。
去年の場合は、初め、網戸にとまってじっとしているカメムシを見つけました。ただじっとしていただけなのですが、その佇まいになんとなくただならぬものを感じ、「このカメさん、何かしようとしている」と思ったので、ちょくちょく様子を見ていました。
何度目かに見に来てみると、もう10個ほどの卵が生みつけられたあとで、カメムシ母さんは、卵から1センチほど離れたところで、大仕事をやり終えてほっとした様子で休んでいました。
虫の図鑑に、子どもをお腹の下にかくまって守るカメムシの写真が載っているので、このまま卵を見守り続けるのかしら、母親の鏡やなあと思って眺めていると、カメムシ母さんはしばらく休んだあと、「じゃああとは任せた!」とばかり、ブゥゥーンと身軽に飛び去っていってしまいました。
私は心の中で「ま、待てぇー!」とカメムシ母さんのうしろ姿に叫びましたが、致し方ありません。網戸にくっついた10粒ほどの卵と一緒に、ベランダに取り残されてしまいました。
特別カメムシが好きなわけでもありませんし、家の中に入って来られると結構迷惑ですから、10粒の卵から10匹の子カメムシが出てくるというのはあまりいい気持ちがしませんでしたが、カメムシ母さんの生みの苦しみを見てしまった私は、一応自分も出産経験者であることから、カメムシ母さんにシンパシーを抱いてしまい、とても網戸についた卵を取って捨てたりはできませんでした。
そして6日後、黄金色に黒い縞の入った小さなカメムシの赤ちゃんたちが生まれて、みんなそれぞれに、新しい世界へ旅立って生きました。
そんなわけで、今回シャツにくっついている12個のカメムシの卵も、そっとしておいてしまっているのです。シャツの卵を見つけたのが、台風が来る前の7月16日でした。去年の記録を見ると、1日違いの7月15日にカメムシ母さんが卵を産んで、6日後の21日に卵が孵っているので、シャツの卵ももうそろそろかと、どきどきしている次第です。
↓卵から孵った赤ちゃんカメムシを寄り目で観察するまる。
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みゆちゃんのゴロゴロ
2015年07月22日 / 猫
みゆちゃんは神経質な猫なので、しばらくのあいだは無邪気な子猫のふくちゃんを受け入れることができず、シャーシャー怒ったり、ふくちゃんが来ない部屋に閉じこもったりしていましたが、冬に向かう季節だったことも手伝って、数日ののちにはだんだん打ち解けてひとつのかごで一緒に寝るようになり、その後、すっかり仲良しになりました。
互いにもたれあって眠ったり、時には追いかけっこをして遊んだりと、ふたりの仲は微笑ましいほどでしたが、ふくちゃんが来てから、みゆちゃんはあまりゴロゴロ言わなくなりました。
とくにふくちゃんの前では言わないようなのです。
それとほぼ時を同じくして、トイレ(人用)の個室がみゆちゃんの好きな場所になりました。私が廊下を歩いていると、横に来て顔を見上げ、トイレに行こうと誘います。トイレのドアを開けると、便座のふたの上に飛び乗って、ゴロゴロすりすり、私に甘えるのです。トイレの個室でだけはゴロゴロ音が出ます。しばらく子猫に戻ったように甘えるのですが、少し開いたドアの隙間からふくちゃんがのぞいていることに気がつくと、急に我に返ったように、すました顔をして、ふくちゃんを横目にさっさと出て行ってしまうのでした。
そういうみゆちゃんを、私は、ふくちゃんの前ではお姉さんとして甘える姿を見せないよう頑張っているんだろうと考えました。だから、みゆちゃんがトイレへ行こうと誘ったときにはできるだけ希望にこたえて、ふくちゃんの見ていないトイレの中で、一人っ子に戻って甘えるのに気が済むまで付き合ってあげるようにしました。
それが、おととしの秋にまるとぼんを迎えてからあと、みゆちゃんの心境にどういう変化があったのか、はっきりいつからとは覚えていませんが、また、トイレ以外でもゴロゴロ言うようになりました。ベッドのお布団の上や、私の机、椅子など、お気に入りの場所で寝ているときにあごの下をなでてやると、目を閉じてにっこり笑ったような顔をして、首を私の手に預けるようにして、小さな可愛い音でゴロゴロ言うのです。
いままでみゆちゃんが気を使ったり我慢したりしていたのかどうかはわかりませんが、やはり素直にゴロゴロ音を出してくれるのは嬉しいものです。もっとも、それでも相変わらずトイレは好きなようなので、一緒に行こうと誘われたら、できるだけ応じるようにしていますが。
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猫マンガ「中華街のミケVol.149おかえり」
猫マンガ「中華街のミケ」が更新されました。
ぜひご覧ください。
「中華街のミケVol.149おかえり」
ROUROUサイトがこのたびリニューアルされました。
楽しいので、ぜひご覧下さい♪
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