ねこ絵描き岡田千夏のねこまんが、ねこイラスト、時々エッセイ
猫と千夏とエトセトラ
カレンダー
2007年12月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | ||||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ||
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | ||
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | ||
30 | 31 | |||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
本が出ました
![]() |
イラスト(427) |
猫マンガ(118) |
猫じゃないマンガ(2) |
猫(512) |
虫(49) |
魚(11) |
works(75) |
鳥(20) |
その他の動物(18) |
Weblog(389) |
猫が訪ねる京都(5) |
猫マンガ「中華街のミケ」(105) |
GIFアニメーション(4) |
最新の投稿
最新のコメント
千夏/春のお茶会 |
an/春のお茶会 |
千夏/節分 |
タマちゃん/節分 |
Chinatsu/銀閣寺~椿の回廊2024 |
WhatsApp Plus/銀閣寺~椿の回廊2024 |
千夏/残暑 |
タマちゃん/残暑 |
千夏/「豊穣」 |
タマちゃん/「豊穣」 |
最新のトラックバック
ブックマーク
アトリエおひるねこ
岡田千夏のWEBサイト |
それでも愛シテ |
手作り雑貨みみずく |
くろうめこうめ |
忘れられぬテリトリー |
猫飯屋の女将 |
雲の中の猫町 |
イカスモン |
タマちゃんのスケッチブック |
あなたをみつめて。。 |
眠っていることに、起きている。 |
ノースグリーンの森 |
プロフィール
goo ID | |
amoryoryo![]() |
|
性別 | |
都道府県 | |
自己紹介 | |
ねこのまんが、絵を描いています。
ねこ家族はみゆちゃん、ふくちゃん、まる、ぼん、ロナ。お仕事のご依頼はohiruneko4@gmail.comへお願いいたします。 |
検索
gooおすすめリンク
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |

ゆく猫、くる猫
2007年12月31日 / 猫

子猫のときは、手のつけようのないようなやんちゃ猫で、家族はみな手や足に引っ掻き傷を作られた。大人になってからも、しょっちゅう盗み食いはするし、決して言うことは聞かないし、暴君ネロの名がぴったりな猫だったのだけれど、同時にその名の通り王者の品格も備えていて、他のどの猫もネロに一目置いていたし、人間から見ても、その顔には威厳が感じられた。
そんな気の強い性格とは裏腹に、体は弱くて、よく病気をした。また甘えん坊な一面もあって、一番懐いていた母に抱っこされるのが大好きだった。
死んですぐには、とてもネロがいなくなったことが信じられなくて、実家に帰っても、どこか、押入れの中とか、いつも寝ていた場所から何食わぬ顔をしてひょいと姿を現すのではないかという錯覚にとらわれたけれど、そうではないのだということに気づくたび、喪失感に襲われた。
半年近くがたって、ネロがいないという事実もあまり動揺せずに受け入れられるようになったけれど、やっぱり、もしもいまこの瞬間に、どこかの寝場所からあくびでもしながら出てきたとしても、ちっとも不思議な気はしないだろうと思う。
今年はネロが死んで、タマが来た。ゆく猫とくる猫がいる。もっとも、ネロの場合は、はじめての完全室内飼いの猫で、最後も両親に看取られて、お墓も実家の庭にあるから、ある日ふいとどこかへ姿を消してしまった外猫たちに比べると、いってしまったというよりも、存在の形を変えて、やっぱりいまも実家にいるというイメージがある。
これから先も、ゆく猫がいて、くる猫がいるだろうと思うけれど、来る猫は拒まず、去る猫は追いかけて行くのである。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
よい猫年を
2007年12月28日 / 猫

家に猫がいるかいないかで、居心地のよさは全然違う。猫が別に何かをするわけでもないけれど、ただそこに寝ているだけで、部屋の空気はがらりと変わる。
猫好きの勝手な意見だと思われるかもしれないが、そう思ったその人自身、自分が「猫好き」であることに気づいていない可能性がある。そういう「猫好き予備軍」は、世の中に結構いると思う。私自身も自分が猫を飼うまでは、なかなか猫の魅力を知るきっかけに恵まれず、猫なんか可愛くない動物だと思っていた。それが今では、もう猫がいないと生きていけないくらい(と言ったら大げさかもしれないけれど)猫が好きだし、それに猫を愛している状態というのは、とても幸せである。
今は自分を「猫好き」だと思っていない人も、居間に一匹猫を置いてみたら、本当の「猫好き」な自分に気がつくかもしれない。新しい年は、潜在的な「猫好き」がもっともっと表面化して、多くの猫と人が、幸せになって欲しいと願う。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ |